人々の幸せを繋ぐ寺 神水山 清林寺 1/2
「三心-さんしん-」 私には人生おいて忘れたくない三つの心があります。道元禅師(どうげんぜんじ)様が書いた典座教訓(てんぞきょうくん)という食事を作る心構えを記した書物の中にそれはあります。これは人が人と関わり合って生きる上で大切なものであると私は信じています。一つは「喜心(きしん)」。喜心とは、今ここにある事、出来る事を喜ぶ心の事。一つは「老心(ろうしん)」。老心とは、親が子を思うように相手を思い遺り慈しむ心の事。一つは「大心(だいしん)」。大心とは、どんな人、どんな物事に