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経済プロへの道

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ニュースをみれば、その後の予想まで勝手に出てくる。企業分析や業界についても語れるそんな達人に私がなるために日々発信するマガジンです。
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#日経新聞

8/2日本経済の歴史的株安について

8/2日本経済の歴史的株安について

大きな要因は米国経済の景気後退が懸念されていることだ。今までの株式市場は景気が良いという前提があり、ある種楽観的な考えで動いていた。
それを変えたのが、米国の失業者数が増えたというデータである。

FRBはインフレを抑えるために政策金利をあえて高金利で留めていた。それは失業率が低いから景気も良いという考えがあったからだ。

その根底が覆ったタイミングで日銀が利上げを発表した。日銀が利上げを発表した

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ふるさと納税のあり方

ふるさと納税のあり方

ふるさと納税1兆円、膨らむ経費 消える税収5000億円:日本経済新聞

ふるさと納税での返礼品競争が激化。
返礼品や配送費等の経費が約5割も占めている。
返礼品で農家等は潤っているが、その他の経費でも税収が減っていることは意識したい。
大都市から地方への税収の動きは予定通りだが、その規模が問題点になる。
赤字分を埋めるのは税金なので、居住地の行政サービスを犠牲にして返礼品を貰っているようなものだ。

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地方空港の国際線について

地方空港の国際線について

地方国際線、利用6割強:日本経済新聞

2023年度の国際線利用者数がコロナ前の6割強まで戻ってきている。
熊本空港では、TSMC効果でビジネス利用の目的が増えているようだ。
新しく出来た台湾の台北便も好調。

一方、地方空港の利用者が戻りきらない要因には中国観光客の減少や、人手不足により空港での『グラハン』が足りていないといった問題がある。

木材から住宅需要を考える

木材から住宅需要を考える

【月曜経済観測】木材から見る景気:日本経済新聞

【注目】
住宅需要は各国厳しい状況。
日本ではローン金利が上がる前に買う層が増えると見ていたが、コロナ期に先取りされていたようだ。
米国は金利高の影響や人手不足で厳しい。中国への輸出は円安で増えているだけで消費は追いついていない。

【原因】
海外のインフレや輸送費が販売価格に反映されて、需要が減っている。円安等の為替の影響も少なくない。

【今後

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CO2の排出量を時間ごとに把握しよう

JERA、電力を再エネ由来か判別:日本経済新聞

【内容】
発電大手のJERAが使ったエネルギーが再生可能エネルギー由来かを判別するサービスを始めました。

【目的】
CO2の排出量を時間ごとで把握することで、再エネ事業の偏りをなくそうとしています。
現在、割合の大きい太陽光発電では、夜間の発電には対応出来ていません。
その時間帯は主に火力発電で補っています。
そうした現状を把握することで、蓄電池

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