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ブルーセーバーズ2話 ブルーセーバーズ
慶太たちは命からがらゴンから逃げてきた。
「無様なもんだな、お前たち。」トーゴーが厳しい言葉を浴びせる。
「何だと?現場に出ていないくせに偉そうな。」慶太がトーゴーを睨む。
「落ち着け、慶太。」武人が慶太をなだめる。
「落ち着けだと?魔法使いが偉そうに言うな!」慶太と武人がにらみ合う。
「まあまあ、一旦作戦を考えよう。」ナギが2人の間に入った。
「作戦なんか関係ない。俺たち人間は、あ
ブルーセーバーズ 第1話 集結
2人のドラゴニア星人がどこかで会話をしている。
「次のターゲットは地球だ。リュウを偵察に行かせていたが、連絡が取れなくなった。」
「あのリュウがですか?」
「ああ。田舎の星だと思って油断していたのだろう。次はお前が地球に行き、征服して来い。」
「了解しました。アルファ様。」
私の名前は双葉武人。今回は統一政府に呼ばれて本部に向かっている。統一政府とは地球上の全国を管轄している組織であ
ブルーセーバーズ 双葉編2話 計画
私の名前は双葉武人。昼は弁護士、夜はローウィザードというヒーローとして仕事をしている。今回はローウィザードとしての私から話が始まる。
私はいつも通り法律で裁けないようなグレーゾーンの犯罪者を懲らしめていた。こうすることで少しでも犯罪の抑止になればいいなと思っていた。だがあつ犯罪者を捕まえた時、こんなことを言われた。
「お前みたいな魔法使いに捕まるなんて一生の恥だ!まだセーバーに捕まった方が
ブルーセーバーズ 九条編2話 対決
俺は九条慶太。九条コーポレーションの社長をしている。俺は最近研究室にこもっている。
「社長、そろそろお休みになられてはどうですか?」そう言って秘書の美鈴が話しかけてきた。
「いや、もう少し研究するわ。」俺はそう言って研究を続けた。
俺は前回の1件で超人的な脳を手に入れたわけだが、そうなると次は超人的な肉体が欲しくなる。そこで自身の肉体を機械と融合させることによって超人になるわけだが、その機
ブルーセーバーズ ナギ編1話 情報
ここは惑星プルート。地球ではいまだ発見されていない未知の惑星である。ここには人間の10倍の身体能力を有する戦闘民族、プルート族が暮らしている。ある日、5歳のナギが郊外で親の農作業を手伝っていると、空に一筋の光が見えた。あれはなんだろう。そう思ったのも束の間、都市部が突然爆発した。
「ナギはここで待っていなさい!」ナギは親の言うことを信じて隠れて待っていた。だがいくら待っても親は帰ってこなかった
ブルーセーバーズ 双葉編1話 協力
私の名前は双葉武人ふたばたけひと。双葉法律事務所を経営している弁護士である。先日も大企業の社長の弁護をして、それなりに順調な弁護士人生をおくっている。もっとも私の専門は魔法事件である。この世界では魔法を使える人間が少数存在する。昔は誰もが魔法を使えたようだが、科学技術の発展とともに魔法は使われなくなり、だんだん魔法を使える人自体が少なくなった。だが、もちろん魔法を使える人もいるので、魔法を使った犯
もっとみる転生してもいいことなんてないじゃないか 最終話
私とヴァイオレットが家に帰るとそこには誰もいなかった。もう時刻は夜の9時である。私は不審に思ったが、今日の大会の疲れがどっと噴き出てきたので、すぐに寝てしまった。
何やら外が騒がしい。私はその煩わしさで目が覚めた。時計を見ると、深夜の1時だった。こんな深夜に外で何をやっているんだ。私はそう疑問に思い、部屋を出た。するとヴァイオレットがすごい勢いで外から返って来た。どこに行ってたんだ?私がそう尋