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[創作]今回もいい失敗をしたね。
「ええ、でもそれは多いよ...。」
「いいっていいって、その借金と一年分の生活費と、あとカフェでも行ってくつろぎなよ。」
「それにしてもさ、1000万なんて、返せるかどうか分からないよ?」
「だからあげるって言ってるじゃん、返さなくていい。いや逆に返すな。それは昔私を助けてくれたことへのお礼だよ。」
「.............。ありがとう、恩に着る。」
「そうそう、それに別に、働かない
[創作]そんな暇はない
私に憧れてくれた人間には、どこが、どのように、どの程度で、憧れてくれているのかを聞く。
そして彼の悩みを聞く。
そしてその人の資質を見定め、彼の望ましい物語を援助する。
それは同化志向ではできない。
1人もこぼさない。
おい、喧嘩しかしたくないてめえが、俺の邪魔をしないでくれるか?
[創作]うつ病になれた
そなたは地獄を感得したことはあるか。
血みどろの憎しみと怨嗟を感じたことはあるか。
圧倒的な機能不全を頭に乗っけたことはあるか。
身が八つ裂きにされようとも、それをもう一度縫い合わせて、それをビリビリと破られる経験はあるか。
燃やせないゴミを燃やしたような日々を生きたことはあるか。
そなたたちは自分に苦悶をしたことがあるか。
小学生から変わらないような精神に醍醐味はあるか。
そなたた
[創作]知足-性格の悪さ
私の性格が悪いと思うのは、とんでもなく知足しようという意地があるところだ。
私の尊敬する人たちがみんな謙虚だし、
あと私を自殺苦まで追いやったこの世界への反抗もあって。
現に今も生活ができるかどうか、が私の生きる理由だし、
知足、をする。それもとんでもなくする。
それが嫉妬深いと思いますね。
[創作]世間に評価された無名
「幸運なことに世間からの評価を貰い、今では一つの仕事をさせてもらっている。
ずっと無名ではいたが、今では思春期の男女(とりわけ女の子が多い気がする)が私のことを認知してくれている。
こんな無名の私が人からの憧れとなろうとはね。
そしてそれによって一つの思春を、青春を私は送らせてもらっている。
認知され、人は私に憧れている。
だからこそ真剣にやらなければと思う。
だからこそ真摯に仕事に向
[創作]悪魔の恋愛 煩悩の喜び
そこまで悩む必要はない。
恋愛をしなくても、恋愛はできるのだからね。
人と人とが関われば、
そこに関係性が生まれる。
そこに関係性が生まれる以上、
青春は生まれる。
青春は生まれないよ、と言うのは、
それは君が天使であり、君が悪魔じゃないからだ。
君が悪魔じゃないから。
でも悪魔は高潔である。
悪魔は尊いものである。
悪魔は恋愛をせずに恋愛を楽しみ、
人との関係性の中に自己
[創作]作品はニーズを現している
一度見ていたものがある。
それが信じれなくなる。
それを信じない者たちの声が私の邪魔をする。
私は死にそうになる。
でも私は乗り越える。
乗り越えた先に見えたのは、批判を受けた作品のニーズ。
その作品はニーズそのものを現している。
そのニーズがある特定の、もっと言えば不満の人間の気に、入らなかっただけだ。
不満の人間だけアンチコメントをする。
作品は一つのニーズを現している。
[創作]自然はそのまま
自然はいいな。草木はいいな。
自然から感受するものは、なぜか過去の夢を想わせる。
たったそばにあったではないか、
生きる意味。
草木が強い風に揺れている。雑然とした動き。
と思ったら止まった。
静かに揺れている。
雲の彫刻が日の光を反射している。
風は吹いている。
自然がありふれている。
自然が、自然が!
人間の頭にしかない物量的な数値を、
なぜそこまで追う。
たった今ま
[創作]心の戦争を起こしてしまって
先達、高まる欲望と憎しみを克服して、平和を勝ち取った先達の方々。
私たちはもう戦争はしない国となりました。
戦争はしない国となりましたが、私たちは心に戦争を作ってしまいました。
すみません。
ごめんなさい。
かつてあれ程の生きてるかも死んでるかも分からない毎日を生き抜かれたあなたたちが作った国を、私たちはもう一度不幸にしてしまいました。
あなたたちの苦労を、考えなかったのです。
戦争