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[創作]やっと彼らと同じ
私の情報発信が認められて、ある程度の金銭を稼げるようになってよかったのは、ずっと同じになれないと思っていた友人と同じになれたことでした。
ああ、やっと私も彼らと同じく肩を並べられる社会人になれたのかな。
ずっと無理だと思ってた社会人に自分はなれているんだ、そこに安堵を感じたのです。
社会人になることもできたので、バイトを始めようと思います。
とにかくその場で見たいんです。社会が、一つの共同
[創作]諸問題の根源
「なあ相棒、一つ約束してくれるか。この先も意見交換をしよう。今やる仕事を最高のものに仕立て上げよう。その人間の底力を信じよう。またその鮮やかな希望と繊細な世界の彩りに、夢を見よう。ただそれだけを約束してくれるか。」
「ああ、いいとも。もとよりこの世界の暗闇を俺は知っているし、その中を覚悟で生き抜いてきた自負もある。その情、受け取る。これから苦難が訪れた時には共に橋をかけ、素晴らしい師と出会っ時に
[創作]気が狂うのを防ぐゲーム
深く自己否定感を育ててしまった人間は、社会の中に溶け込むことが容易ではないだろう。
故に1人でいる時間がとりわけ長いだろう。
そんな中で気が狂わないようにするゲームである。
「やばい、ここ1ヶ月誰とも話していない。しかし行きつけのカフェと週に一回の友人と会える授業だけは行くことができる。
あのおじさんの動画を見よう。あのおじさんの動画は心を落ち着けられる。あのおじさんはそこまで生を深く考え
[創作]ささいな言い合い
「そこんところの努力が足りないんじゃないか?」
「申し訳ないですが、努力はしましたよ。おそらく努力は日本で相対量的にトップだと思います。私は自分の他に心象風景が言葉になって3千文字を超えることもあるメモを700日書いて、それを誰にも知られてない人間を他に知りませんよ。」
「う、うむ・・・。」
「巨大なエンジンなんですよ。巨大なエンジンが搭載された飛行機がここにある。だけどそれを走らせる滑走路
[創作]誰もあなたを責めないわよ
「いいえ、もう、あなたのことを誰も責めないわ。あなたが誰よりも人のことを考え、あなたが誰よりもあなたを克己したから。」
「そうかい。。?」
「ええ、それにもう私たちには残されたことはないわ。もう、私たちの教え子の彼ら彼女らが、世界を創っているのよ。彼らは強いエネルギーを持ちながら、それでいて克己を知ってるわ。あなたの成果よ。」
「そうか、ではもうわしらはいつ死んでもいいな。」
「ええ、そう
[創作]才能のある子たちを戒める現代社会たちよ
「やっぱり、僕にはダメだったみたいです。僕は機能不全の出身だから、愛というものを知らない。愛というものを知らないで、みんなから愛される作品を作ろうだなんて、もとから叶わぬ夢だったのかもしれません。」
「いや、君はよくその機能不全でここまでやったよ。いいかい、愛がないということは、それだけ最も愛に近いということだ。愛が自分にはないと自覚することは、それが最も愛を持つ者の思考だ。君はできる。今は体調
[創作]生まれ直し、春
春の新芽が萌えている。
日の光を浴びて桜が咲いている。
脚を覆う雑草、半年ぶりのコンクリート。
長い長い冬だった。永い永い闇だった。
生まれ直しの春が来た。生きる喜び、春が来た。
白鳥は一つの矢印になって、飛行していく。
過去を生き抜いた春が来たのだ。
新しく町の中にできたカフェの看板が、反射している。
愉快な人々の往来に祝われて。
[創作]ゲラゲラ相対化
笑おう!ゲラゲラゲラゲラと!
若者ほど笑えないんだよ。若者ほど笑う時間が少ないんだ。
足りてないからだよ。
まあもっとも、年をとってさえ笑えない人も多いけどね。
ゲラゲラゲラゲラと、僕たちは笑っている。
これ、相対化!
私たちはゲラゲラゲラゲラと笑おう!
これが本気でやった人とやってない人の差よ!!