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剥き出しの魂、銀杏BOYZ
どうしようもなく心がボロボロになっているときに、心のモヤモヤを叫び狂いながらぶっ壊してくれるのが銀杏BOYZというバンドである。ちょっと女の子にはオススメできないくらいには下品で最低なことを歌っている曲も多いが、その分だけ(?)このバンドがさらけ出している剝き出しの衝動が、僕の心の一番深いところをこれでもかというくらい揺さぶってくれる。
まず聴いて驚くのはその音量だ。耳が壊れる。ハイが、ミド
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
最近映画館で映画を見てないなと思い、あまり乗り気でない友人を無理やり引き連れてツイッターで流れてきてからずっと気になっていた『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を見に行った。久しぶりに映画館で映画を見た高揚もあったかもしれないが、結論を言うと非常に見応えのある、お値段以上の映画だった。
「鬼太郎誕生」と銘打っているのだから、五体満足だった昔の目玉おやじが、妖怪たちをバッタバッタと倒していくようなアクシ
ジャンル融合の音楽化学反応
Cats & Dogs / KID FRESINO(feat.カネコアヤノ)
ついこの間、ゆるふわギャング&踊ってばかりの国という音楽ジャンルを跨いだはぐれ者同士による共作single『no.9』が発表された。聴くや否やHIPHOPとフォークの融合はかくも美しいものだったのか、と目から鱗だった(この曲についても後に触れる)。そこでふと思い出したのがこの曲、“Cats & Dogs”である。
more than words/羊文学
羊文学、タイアップでもめちゃくちゃ良い曲作ってきますね。
今放送中のアニメ呪術廻戦2期のエンディングなんですけど、ギターボーカルで作詞作曲の塩塚さんは、書き下ろしのために漫画全巻読んだみたいです。さすが。僕はアニメ勢なので作品のストーリーと歌詞の照らし合わせによる解釈はできませんが、「羊文学的文学」が前に出た詩的で美しい歌詞だと思いました。上手く自分たちのフィールドに落とし込んで昇華させてる
のほほん、工藤祐次郎
アコースティックサウンドのアーティストではトップクラスに好き、工藤祐次郎。定期的に必ず聴きたくなる曲風。見た目は髭オヤジですが奏でる音楽は懐かしくて繊細で楽しいです。
宮崎県出身のバックグラウンドから感じられるどこかのんびりとした田舎っぽさ、叙情さを音楽にするのがこの上なく上手い。歌い方や声なんかは捉え方によってはだいぶ下手くそですが、彼の作詞と演奏にはあの声しかありえないし、あの声以上のも
andymori『andymori』
andymori『andymori』
ベスト盤と言われれば信じてしまうレベルの完成度。初めて聴いた時から今に至るまで僕の心を掴んで離さない。若さゆえのじれったさとその美しさの衝動を音に変換させた最高峰の作品。バンドサウンドを前面に出したロック音とどこか懐かしさを感じるリリックが相まって彼らにしか奏でることの出来ない音楽が出来上がった。
学生時代にバックパッカーとして世界を放浪した経験があり