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【おっトラ旅日記・インド12】ガンジス川で平泳ぎ

1年前のインド旅行である。
ついにガンジス川で沐浴である。

現地ガイドのナビで船に乗り、比較的水質が綺麗な対岸へ向かう。

対岸はひたすら陸地が続く。

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朝焼けからスッカリ、日が昇ってしまった。こんな気持ちの良い太陽を浴びたのは、いつ以来だろう。

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ついつい現地のガイドに「元気玉」の写真を撮影させてしまう。

まさに「リアル元気玉!」

当然、撮影のため、多少のチップは弾んだ。

そしてついにガンジス川に身を浸かる時がやってきた。

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水深はそれほど深くなかった。ヘソと胸の間ぐらいまで水位があった。水質は濁ってるだけで我慢できるレベル。独特だったのは、足のヌメリ。何千年前から流れついた人々の営みなのか、着地した足がヌメるヌメるヌメる。まるで誰かに足を引っ張られている感じ。最初は違和感があったが、時間が経てば慣れてきた。

さぁて、まずザブンと顔を水面につけてみる。

ガンジス川の沐浴で腹壊すという神話を何度も聞いていたが、この際、勢いの何ものでもない。

頭まで浸かってプチ沐浴。

そしてついに、念願のガンジススイミングである。

ある著作で「ガンジス川でバタフライ」という名前のものがあったが、私は残念ながらバタフライはできない。

よって「ガンジス川で平泳ぎ」ということになる。

撮影用の怪しいサングラスをかけ、ついにガンジスの水面に自分を預ける。あとはヒラヒラと腕と足を動かすだけだ。

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現地ガイドも必死になって撮影してくれてる。そりゃそうだ、結構なチップ掴ませてるからな。

そんなこんなで何度も平泳ぎで身を清める。今までかきまくってきた生き恥と罪をそそぐかのごとく、泳ぎまくった。

現地ガイドも呆れていた。

午前10時には、ガンジス平泳ぎを終え、宿舎で休む。幸い、腹は痛くないし、翌日も大丈夫。

1つ、人間の壁を超えたような気がした。



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