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創世記32:22~25★2021/04/26掲載分



デボーションガイド*ハーベストタイムより


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【御言葉】創世記32:22~25


22 しかし、彼はその夜のうちに起きて、ふたりの妻と、ふたりの女奴隷と、十一人の子どもたちを連れて、ヤボクの渡しを渡った。

23 彼らを連れて流れを渡らせ、自分の持ち物も渡らせた。

24 ヤコブはひとりだけ、あとに残った。すると、ある人が夜明けまで彼と格闘かくとうした。

25 ところが、その人は、ヤコブに勝てないのを見てとって、ヤコブのもものつがいを打ったので、その人と格闘しているうちに、ヤコブのもものつがいがはずれた。



《参考》


https://my.bible.com/ja/



ヤボクの渡しにて

*ヤボク川の北岸


ヤコブは夜のうちに起き、家族を連れてヤボク川を渡り、家畜も渡らせた。ヤボク川は、ギルアデとアモンの境界線を東西に流れ、ヨルダン川に注そそぎ込む。川を渡るとカナンの地は目前にヤコブだけが元の場所に戻った。川の南岸に家族と家畜が、北岸にヤコブがいる状態。ヤコブがひとりになったことで、神との格闘の舞台ができた。
「すると、ある人が夜明けまで彼と格闘した。」


(1)「ある人」は、「【主】の使い」(第2 位格の神・受肉前の子なる神)で、その人が夜明けまでヤコブと格闘した。


(2)「格闘した」は「ヤアベク」といい、泥まみれになるという意味で、ここにしか出てこない珍しい動詞。ここに言葉遊びがある。

ヤコブの体験を、永遠の記憶とし後世に残すための文学手法。「ヤコブは、ヤボク川で、神とヤアベクした」というのが言葉遊びの内容。



*格闘


格闘は、夜明けまで続いた。


(1)決着のつかない激しい戦いで、ヤコブにとっては意味不明の戦いだが、命がけで戦った。その人は、ヤコブに勝てないのを見て取った。


(2)「【主】の使い」がなぜヤコブに勝てなかったのか。

第2 位格の神にとっては、ヤコブを倒すことは容易なこと。ヤコブが最後まで持ちこたえたのは、第2 位格の神がご自身の力を制限されたから。


(3)1 コリント10:13 「あなたがたの会った試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方ですから、あなたがたを、耐えられないほどの試練に会わせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えてくださいます」とあることが起こった。


(4)その人は、ヤコブのもものつがい(股関節)を打った。これは自然的な神の御業で、イザヤ6:7 に同じような例がある。

「見よ。これがあなたのくちびるに触ふれたので、あなたの不義は取り去られ、あなたの罪も贖われた。」


(5)ヤコブは、もものつがい(股関節)がはずれても、諦めないで頑張った。相手が超自然的なお方と認識したから。



ヤコブの祈りの姿勢から教訓を学ぼう。

ヤコブの格闘は、祈りの格闘。信仰による熱心な祈りは、神をも動かす力となる。自分自身の日頃の祈りの姿勢を振り返ってみよう。


God bless you  民数記6:24-26


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