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股関節はどこにある?!?!

<福岡県を中心に九州一円>でパーソナルトレーナーとして活動しています

百崎将太朗です!



今回は【股関節】について書いていきます。


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股関節は、寛骨臼と大腿骨頭よりなる球関節であり、荷重関節である。

大腿骨頭は半球を上回る球形で、寛骨臼は深く大腿骨頭を収納するように形成され、大腿骨頭が容易に脱臼できない仕組みになっている。(Wikipediaより)



以前書いた【肩甲骨の重要性】上腕肩甲関節も、球関節で股関節と同じ構造ですが、肩甲骨関節窩が浅い為、付近の筋や腱が関節の安定性を出します。


それに比べると股関節は、寛骨臼は深く大腿骨頭を収納する構造の為、より安定性が高い関節となります。


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↑しっかりとはまっていますね💡



無論、股関節を可動させる為には付近の筋や腱が重要となる点は同じです。



股関節の基本的な動き


・屈曲

・伸展

・外転

・内転

・外旋

・内旋


の動作ですが、身体動作の際は、単一方向で動くことはほとんどなく、2つ以上の運動が複合されて動いています。



 例えば、歩行時は屈曲、外旋、伸展、内旋が複雑に組み合わされた複合運動となります。


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歩行など、すべての人が〔無意識に行う行動〕でも股関節は黙々と複雑な動きに対応してくれています。


そんな股関節も、日頃の何気ない姿勢などで正常な位置から逸脱し、様々な不具合を生じさせてしまいます。



股関節からくる主な不具合



腰痛

股関節の不安定性を腰椎がカバーすることで過剰のストレスに晒されて疼痛が出る。


X脚

股関節の過内旋(外旋筋力低下、筋拘縮等)による変位。


O脚

股関節の過外旋(過脱力や身体アンバランス)による変位。


膝OA(膝変形性膝関節症)

X脚O脚による【下腿変位(XO脚など)】や、股関節の過屈曲や過伸展よる【膝過伸展】による疼痛の発生。


梨状筋症候群

梨状筋の伸長性低下による坐骨神経の圧迫や仙腸関節の異常なストレスによる神経痛や疼痛等が発生。


トレンデレンバーグ徴候

歩行中に支持中の下肢の臀部(大臀上部、中臀、小臀)の筋力低下による体幹の過傾斜による歩行障害。これも腰椎の過剰なストレスとなります。

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様々な不具合の原因となることが分かります。


その他にも前屈が出来なかったり、歩行時に足が大きく踏み出せないのも股関節の不具合が原因となります。



そこでまず重要となる事は、股関節の位置を知る事です。


赤○の箇所です(笑)

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この位置の確認方法は、


まず、①腰骨(前方腸骨稜)を指で確認します。


②指で確認した腰骨から指3本分、真下を触ります。


③【その位置】と【股間部の一番盛り上がっている箇所(恥骨結合)】のちょうど真ん中あたり。



●股関節位置説明の図👇

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が、股関節の位置です!


意外と知らない方も多いのでここは理解していてくださいね!




そして、この位置から【身体を折り曲げる練習】をしていきます!



「●股関節位置説明の図]の赤○の所に、指を押し当て、そこを支点に身体を折り曲げていきます。



ステップ2

※手の位置が違いますのでご注意下さい。



その時に、上の図の様にお尻をしっかりと突き出す事もポイントです。



しっかりと指を当てているところから曲げるように意識しておこないましょう!



そうすることで正しい前屈が出来て、固くなっている後ろ側の筋肉のストレッチも正しく行う事が出来ます!



筋肉が固いままだと、足が張って太く見えがちになります...



➡しなやかなスラっとした足を手に入れる為


➡トレーニング効果をより高める為


➡理想の身体を作り出す為



しっかりと股関節の位置や動きを覚えていきましょう!

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