肩甲骨の重要性
<福岡県を中心に九州一円>でパーソナルトレーナーとして活動しています
百崎将太朗です!
2020年12月7日
今日は月曜日、窓を開けると冷たい風がすーっと吹き込んできます。
今年もあと23日、あっとゆうまですね、
さて今回は「肩甲骨の重要性」について書いていきたいと思います。
肩甲骨(けんこうこつ、英名: shoulder blade、羅名: scapula、pl. scapulae、肩胛骨とも)は、四肢動物の肩帯を構成する骨の一つである。 ヒトの肩甲骨は肩に一対あり、後方から肋骨を覆っている三角形状をした大型の骨である。(Wikipediaより)
背中の上側についている2枚の骨になります。
この肩甲骨は、18種類もの筋肉が付着しており、これらの筋肉が協働して肩甲骨を動かすことが出来ます。
肩甲骨の動作
肩甲骨は、各方向に動きます。
挙上
下制
外転
内転
上方回旋(腕を上に上げる時)
下方回旋(上げた腕を下げる時)
前傾
後傾
の8方向あります。
この中で後傾と前傾の事はあまり触れられていません。
そして肩甲骨は、
肩甲上腕関節
肩甲胸郭関節
肩鎖関節
胸鎖関節
第二肩関節
と5つもの関節に関わっています。
この5つの関節を総称して肩複合体と呼ばれます。
肩甲骨は少しでも位置が変わってしまうと、途端に
上記の動きや関節に悪影響を及ぼしてしまいます。
日本人の不良姿勢で代表的なのが「猫背」
猫背は、胸椎が過後弯(過度に後ろに曲がっている)してしまい、肩甲骨が構造上「外転」してしまう状態です。
そうなると、
肩甲骨の内側の筋肉は常に伸びた状態
肩甲骨の外側の筋肉は常に縮んだ状態
となり筋肉の機能が著しく低下(固くなったり、筋力低下)します。
それが「肩凝り」や「四十肩(疼痛)」などなどの不具合に関わります。
その他の筋肉も影響しますが、やはり肩甲骨の位置が変わる事が様々な不具合に繋がる事が分かると思います。
では肩甲骨はどう動かせばよいのか??
意外と簡単です。
立った状態で、
・肩を「すくめる動き」と「おろす動き」
・胸の前で指を組んで腕を「思いっ切り前に伸ばす動き」
・胸の前で指を組んで腕を「思いっ切り上に伸ばす動き」
・お尻の後ろで指を組んで腕を「思いっ切り後ろに伸ばす動き」
1つの動きを30秒くらい、
1日3回ほど行いましょう。
2分ほどで終わります。
そうする事で各方向に肩甲骨を動かす事が出来て動きが段々と良くなっていきます(^^)
肩周辺に違和感を持つ人は多いと思いますので、しっかりと肩甲骨を動かしていきましょう!
肩甲骨はとても重要な部位です。
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