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学歴不問・無資格・未経験|転職で有名企業だけを選ぶ理由と採用される方法

就職時のアピール文や職務経歴書もライティングする、ムジン(https://twitter.com/MKP3share)です。

採用側はさんざんやってきているので、採用側の観点と実際の一流企業や有名企業での体験を踏まえ、転職を考える後世に書き残しておきます。

主なテーマは、転職で有名企業だけを選ぶ理由と採用される方法です。

ITのあの字も知らない人が、有名企業に就職するまでの物語です。

フリーランスと資金難

フリーランスの依頼案件でも、クライアントの資金難はよくあります。
一人で独立したばかりで、会社員を続けている二足のわらじケースは多いのです。

クライアント側が先に稼げるようにアドバイスして、案件を安定していただくのが私のスタイル。

そこで一番簡単なのが、クライアント側の転職です。
同じ仕事でも給料が違うのが世の常。
転職してみたらどうすか?というのが私のアドバイス。

良い給料で働けていれば、のちの開発にもはずみがつきます。

一流企業や有名企業で学んだノウハウも事業で有効です。

本気で収入を上げたいですか?

同じ仕事しても、給与が高いのが一流企業や有名企業。
収入が欲しいなら、一流企業や有名企業に入ったほうがいいです。
それもITで。

「面接で落とされる!」
「学歴がない」「資格がない」「経験がない」
「ITって何?」

こんなことを言う人って、本気で収入を上げたいのでしょうか?

んなもん関係ないです。
そういやITってなんだろう?

超高学歴でも書類で落ちますから、経歴に自信がないなら落ちる前提で。
高学歴でなんで落ちるかって。
高学歴すぎて、採用側が扱いづらいもん。
経歴完璧・高学歴でも、転職成功率は50%です。

学歴

高卒でも入れるところはたくさんあります。
中卒でもなくはないんですよ。

中卒だと、どうして中卒なのかという理由と、その後の経験が大事なのは言うまでもなく。

むしろ個性が際立って、他の没個性的人材より目立つ。

資格

資格だけあって実務経験がない人は書類で落とす。
そういうケースがあります。

経験があり資格を取った人と、資格だけあって実務経験がない
あなたが採用側なら、どっちがいいですか?

実務経験がないと資格を取った理由を感じないでしょう?
実務経験がないから、業務に活かしたいからという理由も書けないんですよ。

私はセキュリティ実務を都合4年程度やって、去年末セキュリティマネジメント試験を受けてきました。
なんとかギリギリの点数で受かりましたが、実務→資格の流れとしています。
(余裕で満点合格する人が羨ましい)

この資格取得には、セキュリティの実務をやってきて、己の知識がどの程度か知りたかったという理由と、レベル3の資格を取りたいという向上心があります。
レベル3取ってどうするの?と言われれば、実務で知識をわかりやすく表現できるからと答えられます。

企業のセキュリティ人材は常に不足しています。
フリーランス活動でも、外資含め急なアサインがあるのです。
このアサインに対し、資格があったほうがよりクライアントが安心だからと、具体的に資格の有効性を表現できることにもつながります。

次のレベルの資格に向けて勉強を継続することを加えると、常に変化するセキュリティ業界のトレンドに目を向けている人材というアピールなわけです。

ITパスポート等の簡単な資格(私には充分難しかったが世間的には簡単)でも、実務に活かせるかをアピールできていますか?

資格がアピールに繋がるかを考えないと、取得しただけの資格が書類選考の足かせになります。

経験のアピール

どんな経験でもいいのです。
書き方やアピールのやり方があります。
履歴書や職務経歴書で「フんガ?」という内容はたくさんあります。

「コーヒーショップでアルバイトしてました。コーヒー以外にもフードメニューは全部作れます。」

と書いたとして、就職先企業へのアピールにはならないですよね。
就職先企業にプラスになる人材だとアピールすること。
会社の将来性に関係ある人材だとアピールする必要があります。

「コーヒーショップでアルバイトを3年しておりました。
コーヒーの提供以外にも、各種フードの調理を担当しました。
フード提供は、お客様の待ち時間を考える必要があります。
お客様の満足度の大きな要因が、コーヒーとフードの提供時間にかかっているからです。
常に迅速に料理を提供する必要があり、調理手順の効率化と、他のスタッフとの連携の大切さを学びました。
任せていただいた仕事で、コミュニケーションや連携を重視し、作業を迅速に行うことに自信があります。」

本番はもっと短くまとめたほうがいいですけど、アルバイト経験でも伝えたいことは溢れます。
ここで大事なのは、就職先に対して、私を採用するとどんなメリットがあるかを伝えることです。

そのため、これはないなと思うことに、学生が、
「学生時代は生徒会長で部活では部長」
的なアピールがあると、そこから先!となります。
そこからの何?です。
過去の栄光はこの際どうでもよくて、今現在から未来にかけてを評価したいんですよ。

不利な項目はある

年齢は関係あります。
不利に働きます。
私は現在43才ですが、狙う企業によっては、ほぼほぼ書類で落とされます。

性別も関係あります。
採用側が男女のバランスを考えることがあるので、女性人材が欲しいことはあります。

不利というだけで、絶対ではありません。

もっと不利に働くことがあります。

それが、キャリアアドバイザー選びです。

転職エージェント選びの重要性

転職エージェントサービスというものがあります。

リクルートさん、マイナビさん、パーソルさんとかなんとか、、、

私は丸紅さん系の職業斡旋や、リクルートさんを推していますが、理由は明快です。

こっちの意思を妨げない」「大手企業に通りやすい」です。

案件数もそうなんですが、背中を推してくれます。

こんな転職エージェントはやめとけ

もっと(狙う企業の)ランクを落としましょう」と言われたことがありますか?

うちのかみさんは、最近某有名社のキャリアアドバイザーに言われました。
※これ、会社名を書きたいくらいだ

そりゃそうなんですけどね。
※無資格・学歴(学位)なしといっていい
年齢も30代真ん中。若くない。

これでは転職エージェントのキャリアアドバイザーも困る。
儲かりません。
一流企業への就職が困難だからです。
就職が決まらないと手数料が入りませんからね。

ただ、ランクを下げることで、キャリアアドバイザー側が得するだけのケースは多いです。

ランクを下げる代わりに代案がないキャリアアドバイザーなら、すぐに関係を断ち切りましょう。
時間の無駄です。

一流企業や有名企業に就職するなら、数年をかけてキャリアを積むのも大事なのですが、派遣から一流企業や有名企業という流れは、実際によくあることなのです。
想像しない、想像できない人が多いだけ。

キャリアアドバイザーが楽したいだけ。

就職先のランクを落とせない理由

こちらは就職先を選べないのです。
ランクは落とせない。
実は、こっちができることが少ないから。

できることが少ないと思って、一流企業や有名企業へのチャレンジをしない人はおかしな判断をしています。

就職先のランクを落とすと何が起こるかというと、職務分掌ができていない会社に就職する可能性が高まってしまうのです。

職務分掌ができていない会社は、一人の受け持つ仕事が多岐に渡ります。
それは対応力がないとできません。
経験豊富でないといけません。

今回はそこまで対応力がないケースを紹介しているので、むしろ大きい会社に庇護してもらうことが重要なのです。

しかもこのままでも実際に就職できるから。

大事な職務分掌

有名企業ほど職務分掌ができています。
ですから、最初はやること少ないです。
やることは少ないが、ひとつの仕事が難しいです。

いきなりマルチタスクを任されることもありますが、周りが優秀なので困りません。
「助けてください」と言われて断る人はいません。
※そのかわり私がやっていることやおすすめの方法があるので後述1

経験が少なく、できることも少ないなら、一流企業や有名企業にお世話になるのがいいのです。

それにはコミュニケーションが大事です。
これを言われて、アフター5に同僚と飲みに行くことだと勘違いする人がいますが、そんなもんいりません。

業務の中で必要なコミュニケーションを適切に取ることです。
それができることを、採用側に職務経歴書から感じてもらいたい。
大事なのはコミュニケーションです。

見下されることもある

ごくごくたまに「見下してくる人」がいます。
私なんかなんもない中なので、見下すほうが正しい気もしますが、まともな一流企業や有名企業なら、そういう人は半年くらいでいなくなります。
そんな感覚では勤まらない職場です。

見下すのとは別に「毎日、一人だけ遊びにきやがって…」と偉い人に言われたことがありますが、一流企業や有名企業は周りが優秀かつ見栄えもいい(イケメンイケジョな感じ)で、まぁ楽しいのです。

楽しく職務経歴書を作るなら、一流企業や有名企業で働いておきましょう。

IT業界で活躍するようになったうちのかみさんの例

うちのかみさんを例にします。

IT業界に転職しキャリアップできるようにサポートしてきました。

居酒屋やお弁当屋さんの仕事で低賃金。
ぶつくさ仕事の文句を言っているのを見て、「そんなに文句があってお金が稼ぎたいならITをやれ」と私に言われて今があります。

IT系派遣で都合4年程度の経験を得て、有名企業に転職します。

ITのあの字も知らない状態から、ここまでやってくる時に、常に伝えてきたことがあります。

一年目だけ耐えろ。(とにかく休むな)
自分から仕事をもらいに行け。
です。

当時はとにかくすぐ仕事を辞める癖があり、そこを履歴書上改善するには、数年単位でひとつの仕事を勤める必要があります。

そこで「IT派遣社員をやってきなさい」と薦めました。
これも一流企業かその傘下に限って。

継続性のさらなるアピール

ひとつの仕事をある程度やったら、それに関連する仕事を次に行うことを薦めました。
前職に関連性のない仕事につかないことです。

例えば、最初に証券外務員の資格を取って業務する仕事につきましたと。
そうしたら「金融系の仕事に興味を持った」という理由で、年単位で次のステップアップを予め考えておきます。

ITならIT分野で常に次のステップを考えておくことです。

これが職務経歴書の作り方の基本かと思います。
前職から脈略ある職につくなら、アルバイトだろうが派遣社員だろうがなんでもいい。

履歴書や職務経歴書で、キャリアに関する本人の考え方の一貫性が表せることが大事です。

勤め上げることの大切さ

会社は、勤務継続できる人材がよろしいでしょう。
採用側は、面接の工数調整だけでもすごい時間かかります。
そんな調整ツールも作ったことありますし。。。

先のリクルートさんみたいな離職率が高い有名企業もありますが、そこに至るまでの職歴は、年単位で勤めているのが望ましいでしょう。

なぜなら、職歴に関して、各社数年単位の経験なら意思を持って学びを得たと書く際に、説得力が生まれるからです。

IT世界での女性人材、まぁ男性もそうかもしれませんが、一年目は何もないことがあります。
相手にされないことがある」のです。
それが嫌でみんな辞めるのを見てきました。

チームで動くことが多いIT系ですが、後からチームに入る新人は、チームでの役割がないのです。
※誰が既存の人材が、前任の離職者の役割を引き継いでカバーしているため

即戦力として雇用されても、自分からチームに入っていかないと、仕事が何もないのです。

手持ち無沙汰な時間が苦痛になるというと、わかりやすいのかもしれません。

それでポンとやめてしまうと、何もなくなります。
あなたの歴史が空白になってしまうのです。

一年辛いのに耐えたら、見える世界があります。

無資格のデメリット

私はかみさんに、前職在籍時にとにかく資格はとってほしかったのですが、無資格で就職を決めてしまいました。

これから地獄ですが、まぁ自分で選んだ道だから、勉強しまくればいいだけです。
先に勉強の習慣をつけておくと、一流企業や有名企業に入っても、そんなに困りません。

日本人の平均勉強時間というのは、年々短くなってきているらしいですが、勉強する習慣はつけておかないといけません。

資格がなくても、勉強する習慣があれば、ポンと資格が取れます。
一流企業や有名企業では、入社後に必須の資格があったりしますからね。

軽くまとめ

あなたはアピールポイントを上手く表現できているでしょうか?

経歴に、キャリアに対する一貫した考え方があるか?

就職先選びが間違っていないか?

辞めるならすぐ辞めてもいい、業界一年以上の経歴を早く作ろう。

私が一流企業や有名企業でアルバイトする理由を簡単に書いておきます。
職務経歴書上有利。
誰でも既知の会社なので、転職時にあれこれ会社の概要を説明しなくて済む。
特殊(専門性が高い)な仕事に就ける可能性が高い。

特殊(専門性が高い)な仕事に就ける可能性

一流企業や有名企業は、特殊な仕事に就ける可能性があります。

私はセキュリティチェックシートの回答を3年で700件ほど担当しました。
※多分これは書いていい内容だと思う。
特殊でしょう?
だからセキュリティチェックシートの相談があるんですよ。
回答もヒアリングもどっちもわかっていますから。

最大手のゲーム会社でね、用務員やったことあるんですよ。
用務員。
この内容がかなり特殊で、紹介すると「そんな取り組みやってるの、あの会社」となるんです。

尖った業務経験は、転職時に有利です。
フリーランスとしても面白い経歴を持った人となります。

一流企業や有名企業でやっておくこと※後述1

私が常に薦めている活動があります。

業務PC内に日報Excelを作るんです。

日時:名前:業務内容:感謝していること:備考
という項目があります。

私みたいに無能だと、周りに頼ることがたくさんあります。
これは欲しがりやさんのテイカーです。

テイカーは往々にして稼げません。
実際はどんどん与えるギバーが勝ちます。

▼素敵な記事があったのでご紹介

テイカーでありながらギバーになる

日報Excel日時:名前:業務内容:感謝していること:備考を書きます。

誰かに何かを聞いて、ためになった点を忘れない内に書き留めます。
より簡潔に書くようにします。

これをまとめておいて、MTG時に、あるタスクの中で誰かに助けてもらったことを、日報Excelから話に挟むのです。

タスクの振り返りがあった際に、特に有効です。
お偉いさんとの1to1でも話のネタに困りません。

テイカーとして知識を与えてもらった代わりに、この瞬間にギバーとして具体的な高評価をお世話になった相手に返します。

こうすると、テイカーとしての私は、瞬間的に相手に評価を与えるギバーになっています。

私に教えると、評価になって返ってくる。
この時、私はマッチャーとしての振る舞いもしています。

最後に

仕事は誰かが与えてくれるものではありません。
高収入への憧れだけではどうにもなりません。

自分の居場所は自分で作りましょう。

あなたがいるべき場所に行くために、正しい道のりを。

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いつもお読みいただき、ありがとうございます。 書くだけでなく読みたいので、コメント欄で記事名入れてもらうと見に行きます。