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鉄は熱いうちに打て

私は元々超がつくほどのめんどくさがり屋だった。

宿題、勉強、仕事、片付け、メッセージの返信直感的に少しでも「めんどくさいなあ〜」と思ったことは全て後回しにして、ぎりぎりになって慌てだすのが恒例であった。

そして慌てながらにいつも

「もっと早くやっておけば良かった・・・」

と後悔という文字通りに後になってから悔やんでいた。

「めんどくさいなあ〜」と確認を後回しにしていたことで社会人3年目の頃には一軒家が2、3軒買えてしまう程の請求漏れを起こして、会社は勿論請求先のお客様含め迷惑を掛けてしまったこともあった。

そんな私だったが目に付くビジネス書をひたすらに読んでいた時期があった。

エリヤフ・ゴールドラット、堀江貴文、伊藤羊一、岸見一郎 / 古賀史健、落合陽一、吉野源三郎 / 羽賀翔一などなどそこそこ有名なビジネス書を読んで当時思ったことがある。

結局今すぐやれってことに尽きるんじゃね?

勿論それ以外にも大切なことは沢山書いてあったが、大抵のビジネス書に共通して書かれていたことはとにかくやれ!今すぐやれ!であった。

今の時代は少し調べればやり方やこうした方が良いという情報はタダでも手に入るが、果たして本当に実行に移している人はどのくらいいるのだろうか。

例えば私達の大好きなお金の話では貯金したい、資産形成したいという人に限って「外貨積立って得するんでしょ?」とよく言うが、外貨積立自体は良い金融商品であるかもしれないが、どんな根拠から言っているのだろうかと思う。

呆然と「貯金したい、資産形成したい」と言う人はなぜ自分はお金を貯めたいのかその理由すらを分かっておらず、いつの間にか損をしている人が多いのではないだろうか。

お金を貯める方法は目的によって変わる為、それが決まってないと目的地が決まっていない中で貯金という航海に出航することになるのだが、目的地が決まっていない状態でも出航する手段が無いわけでもなく「貯金をしたいのであればまずは証券口座を開設しよう!」と言うのだが大抵の人はそれすらやらない。

ダイエットもビジネスも同じだ。

こうすれば出来る!という方法が分かっているのにも関わらず、やらずして終わってしまう。

そんな人が多いからこそビジネス書は口を揃えていうのだ、今すぐやれ!と。

何でもそうだが、最初の1歩を踏み出せば意外と2歩目3歩目は自然と出るものだ。

そして進んでいく内に色々なことを学び、ふとした瞬間に振り返ると自分の後ろに道が出来ているのである。

私がビジネス書を読み始めて最初に衝撃を受けたのが堀江貴文さんの

暇な人は返信が遅く、忙しい人は返信が早い

という言葉である。

思い返せば周りにいる仕事が出来る人や面白そうな人は沢山の仕事や用事を抱えているにも関わらず、いつでもすぐ反応があった。

そういった人達は自分へ投げられた球をいつまでも持っていないで次から次へと球を捌いていくからこそ、色々なチャンスに巡り会うことが出来ているのではないかと思う。

堀江貴文さんの言葉に気付かせてもらった瞬間から私は基本的に即返信することを心掛けている。

誰かが投げてくれた球はその瞬間が1番熱く、その熱い瞬間を逃さずに打つことを繰り返すことでチャンスを掴むことが出来るのだ。

いつ巡ってくるか分からないチャンスを逃さないように、あなたがもし今本当はやるべきだとわかっているのに「めんどくさいから、後でいいや〜」と私のように後回しにしていることがあるのであれば、小さいことからでも今すぐやってみよう。


それでは

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