OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(求職編)

前回は、派遣3社目を辞めたところまで、
書きましたので、
今日はその続きを書きたいと思います。

さすがに、
契約期間を満了せずに、
辞めてしまったことが、響いたのでしょうか。
10月頃~翌年2月まで、
次の派遣先が決まりませんでした。
応募しても、
派遣会社の社内選考に落ちる日々。
やっと、社内選考を通過して、
職場見学(という名の面接)に行けても、
そこで、競合他社に持っていかれる。
その繰り返しでした。

わずかな貯金も、
目減りしていきます。
幸い、この時は実家暮らしでしたので、
食いっぱぐれる心配はなかったので、
助かりました。

歩ける範囲は、電車に乗らず歩き、
水筒にお茶をいれて持っていき、
外食費も惜しいので、
家でおにぎりを握っていき、
持ち歩いてました。
この時だけ唯一、
母に一万円だけ借りました。

お金がないことのつらさ、
仕事に就けないことのつらさを、
この時、存分に味わいました。
自分は、世の中からはみ出ているんじゃないか、
誰にも認めてもらえないのではないかと、
どうしようもない疎外感・劣等感がありました。

ようやく決まった仕事は、
一か月の期間限定でした。
事故にあわれた方が、
けがから復帰するまで、
ということでした。

それでも、
藁にもすがる思いでした。
こんなにも、仕事ができることが、
ありがたいと思ったことは、
今までありませんでした。

それまでの私は、
やはり調子に乗っていたというか、
傲慢なところがあったと思います。
一か月の期間限定でも、
仕事をできる喜び、
働かせてもらえるありがたさを、
かみしめて仕事していました。

それが幸運なことに、
引き続き働けることになり、
その後、2年間もその会社で
お世話になることができました。

仕事内容や、
その職場での詳しい話は、
また次回!

仕事が決まらないことは、
不幸なんかではなく、
大事なことに気づくための、
学びのときだったのだと、
今は思います。

人生の中で、
そういったことはよくありますよね。
なんだかつっかえて、
前に進めないと感じるとき、
何かそこに、課題が潜んでいるのです。
その課題をクリアできたとき、
スルッと前に進むことができる。

「ああ、これに気づくためだったのかあ」
そう思うと、
一見不幸に思えることの中にも、
ギフトがちゃんとあるんだなと
思う今日この頃です。

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