水野なす

詩人です。著書「純粋な人は、生きにくい」「あの日のままの私で歩こう」

水野なす

詩人です。著書「純粋な人は、生きにくい」「あの日のままの私で歩こう」

最近の記事

元気で明るくないとあなたらしくない なんて誰も言ってないし

少しテンション低いくらいで いいんだよな 今まで テンション高めだったんだよな もっと省エネに生きていいよな 元気で明るくないと あなたらしくない なんて 誰も言ってないし ああこれが 本来のわたしなんだわ そりゃ 元気なときは 元気でいいけど 本来は 人見知りだし 臆病だし 自分のペースでいいんだよな つまらない人間に なりたくなかったのかもしれない 面白い 変わった 興味深い人間で いたかったのかもしれない けど そんなもんは 無理してなるもんじゃなく

    • 実家じまいは、てんてこまい!⑥両親の新生活

      引越翌日、荷ほどきを始めてみたら、いらないものまで詰め込んでいるし、キチキチに詰めるのではなく、ふわっと入っているしで、そりゃ引越の段ボール足りんくなるわい!という具合である。 結局、引っ越してから捨てたものも相当あった。 物干し竿が、長さが足りなくて、新しいものを買った。 前の物干し竿はゴミとなるが、どうやって捨てるのか? ネットで調べたら、粗大ごみで持ち込むとお金がかかるらしい。 100均でパイプカッターというものを買ってきて、物干し竿をカットして、不燃ごみとしてだし

      • 実家じまい、てんてこまい!⑤両親のお引越し

        いよいよ、引越である。 引越に際して、母の軽自動車も持ってこなければならず、運転して運ぶしかないが、母は73歳と高齢である。 1時間以上の運転に耐えられるのか?ナビのない車で? 父は、兄か私の夫に運転をお願いしたいと言ったが、母は「私、運転できるよ!」とやる気だった。 なんとか私が道を覚えてナビをして、母に頑張って運転してもらうこととした。 私は、夫と一緒に車で実家に行くたびに、道を必死に覚えた。 もちろん今時、携帯で地図は見られるが、高速道路は、なかなかややこしい。単純に、

        • 実家じまいは、てんてこまい!④両親の賃貸物件探し

          実家を売るということは、他に住むところを探さねばならないということだ。 父は、これまで住んできた実家の近くで、賃貸を探そうとしていた。 住み慣れているし、近所の友達との付き合いも続けられるし。 そんな中、兄がたまたま、私の家と同じ市内に、単身赴任することになった。2023年6月に、賃貸に一人暮らし。 兄は、結婚するまでは、ずっと実家暮らしだったので、初めての一人暮らしだ。 兄の奥さんは、兄が引っ越してきたこの市をとても気に入って、 「お義父さんとお義母さんも、この市に引っ越

        元気で明るくないとあなたらしくない なんて誰も言ってないし

          都合のいい人間に自らなっていた

          いつもうらやんでいた 自己主張が強くて いつも彼氏がいて そういう友人達を そして よりかかっていたのだと思う 都合のよい人間に 自ら なっていってたのだと思う きれいごとで 「友情」を大切にしようとしてた 友達は多い方がいい とか 大事にした方がいい とか そう思い込んでいた 「親友」って言葉に憧れてた そう思いたかった 弱かったし 隠れていたかった 自分の責任で生きるのが 怖かった 人のせいにしていたかった 自我と依存のはざまで 揺れていた よりかかり

          都合のいい人間に自らなっていた

          そんな当たり前のことを忘れてたかもしれない

          人は変化していく 止まってはいない 今ここ のあなたをちゃんと見て 今のあなたと関わっていくこと 今まで ではなくて 情報をアップデートしていかないと 体も心も 変わっていくから できることが できなくなったり できなかったことが できるようになったり 嫌だったことが 受け入れられるようになったり 受け入れてたことが 受け入れられなくなったり していくんだと思う それでもいつだってあなたは 優しくて誠実で いつもありがたい あなたにだって怒ることがあるし 自我があ

          そんな当たり前のことを忘れてたかもしれない

          実家じまいは、てんてこまい!③家計の見直し編

          実家の片づけと並行して、家計の見直しや整理を行っていた。 それまでの両親のお金の使い方では、これからの賃貸の生活はできない。 何にいくら使っているのか、使ってよいのかを、今後はきちんと管理していかなければならない。 これも本当に大変な作業だった。 父の通帳が3つ、母の通帳が4つ。なんでこんなに通帳があるのか? 年金が入ってくる銀行と、借金が引き落とされる銀行が、なぜ違うのだ? クレジットカードが、一体何枚あるのだ? どのクレジットカードで、何を払っているのかも、よくわかっ

          実家じまいは、てんてこまい!③家計の見直し編

          後悔しているよ(ポエム)

          たくさんの後悔で 人生はできている 自分が未熟だったせいで 人を傷つけた けど 今思えば お互い様だったところも ある気がする あなたが管弦楽部を辞めたとき 私は疑問だった 本当にそれでいいの?って 違和感をおぼえてた きっと自信がなくて 何かに寄りかかっていたかった たぶんそれは あの頃のわたしも 同じだった ねぇ 今どうしてる? わたしたちあの頃より 強くなれたんだろうか? 30年経って ひどいことを言った 嫉妬してたんだ ほんとは 後悔しているよ 今でも

          後悔しているよ(ポエム)

          実家じまいは、てんてこまい!②実家の片づけ編

          2023年、ゴールデンウイークに、実家の片づけを開始した。 ここから10月末まで約半年、ひたすらにごみ屋敷を片づけ続けた。 正直、なめていた。 ここまで大変だとは思っていなかった。 思い出したくないから、あんまり詳しく書きたくない。 懐かしいものも、たくさん出てきた。 小さい頃、兄が使っていたウルトラマンの掛布団とか。 私の小学生時代のランドセルとか。 BS朝日の「ウチ 断捨離しました!」を毎週録画して、勉強した。 番組をみて、時には感動して涙を流し、やましたひでこさん

          実家じまいは、てんてこまい!②実家の片づけ編

          実家じまいは、てんてこまい!①家族会議編

          2022年、年末。 世の中はまだ、コロナ渦 真っ只中。 夫と私は、順番に発熱した。(なぜかコロナは陰性だったが) 元旦には、私の両親と兄の家族と、みんなで焼き肉を食べに行く予定だったが、うちの夫婦は、参加を断念せざるを得なかった。 そんな2023年の幕開け。 まさか、こんな一年になるなんてことは、まだ知る由もない。 呑気に過ごしていた1月のある日、母から一本の電話がかかってきた。 「お父さんが、家を売るって言ってる!」 そこから、怒涛の1年は始まったのである。 ※このお

          実家じまいは、てんてこまい!①家族会議編

          人間の顔をしたがっているだけで(ポエム)

          こんな自分が嫌で 自分なんかやめてしまいたくて だからって なりたいもんも やりたいこともなくて とにかく空っぽで そうだ 空っぽなんだ もともと 私なんか 居なくて 存在してなくて 宇宙なんだ ただの空っぽの空間なんだ だから ちゃんとしなきゃ とか そんなん どーだっていいんだ 人間の顔をしたがってるだけで 夢を見せられてるだけで ほんとは何にもないんだ

          人間の顔をしたがっているだけで(ポエム)

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(専業主婦編)~大事にしたいことを大事にできているか?~

          前回は、長い派遣社員生活を終え、 専業主婦になったところまで 書きましたので、 今回は、専業主婦のことを 書きたいと思います。 半年間は、結婚しても、 フルタイムで働き続けていました。 家事との両立、 やれないことはないんですよ。 だけど、 ゆっくり座る時間がなかった。 日記も全然書けてなかった。 朝も、会社に行くまで、 家事と自分の身支度でずーっと動いてて、 帰って来たら、 すぐに洗濯物を入れて、ご飯を炊いて、 夕飯を作って…と。 休日は、買い物と掃除と。 一人暮らしの

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(専業主婦編)~大事にしたいことを大事にできているか?~

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(派遣編⑤)

          前回は、 派遣4社目を辞めたところまでを、 書きましたので、 5社目のことを書きたいと思います。 派遣5社目は、電機を取り扱う会社でした。 仕事は、営業事務で、 産休育休代替(3回目)です。 産休育休代替の営業事務を選んだのは、 期間が決まっていることと、 営業事務は、やることが多岐に渡るので、 一つのことをやり続けるのが苦手な私には、 合っていると思ったからです。 産休に入る正社員さんは、面白い方で、 引継ぎ期間も、楽しく過ごすことができました。 もちろん、 新しい就

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(派遣編⑤)

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(派遣編④)

          前回は、派遣3社目を辞めてから、 なかなか次が決まらず、 やっと4社目が決まったところまでを 書きましたので、 4社目のことを書きたいと思います。 派遣4社目の就業先は、通信の会社でした。 配属は、経理部資材グループで、 事務のお仕事でした。 基本的には、 注文書・注文請書の発行、発送、 注文書控えのファイリング。 発注するケーブル等の計算が、 あっているかの確認などもやっていました。 ほかにもいろいろやってたと思いますが、 もうあんまり覚えていない…。 資材グループは、

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(派遣編④)

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(求職編)

          前回は、派遣3社目を辞めたところまで、 書きましたので、 今日はその続きを書きたいと思います。 さすがに、 契約期間を満了せずに、 辞めてしまったことが、響いたのでしょうか。 10月頃~翌年2月まで、 次の派遣先が決まりませんでした。 応募しても、 派遣会社の社内選考に落ちる日々。 やっと、社内選考を通過して、 職場見学(という名の面接)に行けても、 そこで、競合他社に持っていかれる。 その繰り返しでした。 わずかな貯金も、 目減りしていきます。 幸い、この時は実家暮らし

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(求職編)

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(派遣編③)~向いてないから辞めたい、というのはわがまま?

          前回は、派遣2社目のことを書きました。 今回は3社目のことを書きたいと思います。 派遣3社目は、水環境事業の会社で、 営業事務のお仕事で、産休育休代替でした。 契約期間は、1年3ヶ月くらいだったと思います。 引継ぎの初日、 早速、私は自信を失いました。 金額の入力を間違えて、 修正するためには、 書類を出さなければならなくなり、 結構面倒なことになっていました。 産休に入る正社員の方には、 「私は間違えたことない」と言われ、 とても落ち込みました。 仕事の大半は、 工事

          OLは、誰にでもできる仕事なんかじゃないぞ!(派遣編③)~向いてないから辞めたい、というのはわがまま?