【ネタバレあり】REPORT OF 『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』in ヤンマースタジアム長居
ということで、2022年6月19日(日)Mr.Childrenに人生史上最接近した『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』ツアーファイナル in 大阪・ヤンマースタジアム長居での公演の模様をフラッシュレポートいたします!!
しかしそんなことよりこのツイート。マジで嘘偽りなく、この場所だったんですよ。ステージから8列目ですよ??8列目??信じられない近さでしたわホンマに。正直、チケット発見されて8列目って聞いたとき足の震えが止まりませんでした(気絶)
先日ドーム公演 in 京セラドーム大阪に参戦した際は、スタンド中腹のまあまあ離れた場所からの鑑賞だったので、「正直今回も当たらないんじゃないかなぁ・・・」とあまり期待せずにいたのですが、蓋を開けてみれば超神席!!!あの広大なヤンマースタジアムの本当に狭いステージ最前Aブロックを引き当てた私。
本当にスゴイと思うのよ~~~~!!!
チケットの神様本当にありがとうううう!!!!
というわけで早速参りましょう!
半世紀へのエントランス、全曲レポートです!!
『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』ツアーファイナル in 大阪・ヤンマースタジアム長居
15:00開場/17:00開演
OPENING
みんなせっかちすぎて開演前最後の影アナの時点で拍手してました。気が速すぎるぜ大阪ぁ!(笑)
START-BGM「優しい歌(strings ver.)」が会場全体に流れて、ゆるやかに開演。ステージ上に高くそびえたタワーに、男の子と女の子が映し出される。森の中を走る二人はやがて回転ドアの中を回りながら、緩やかに抱きしめあい溶けあっていく。
はい号泣。もう号泣。
京セラドームで見て配信ライブで見てもうさーんかーいめ!!さーんかーいめ!!なのにボロ泣きでした。ミスチル30年の歴史がフラッシュバックしてきて、会場は一曲目も始まってないのに観客の感動は一気に最高潮へ・・・!!そして、メンバーが登場しっ・・・いよいよ大注目の一曲目・・・!!
1,終わりなき旅
ああああああ!!!!!!!
11年前伝説となった長居での豪雨ライブ『SENSE in the field』の大ラスを飾り、東日本大震災を経験した暗い日本に消えない希望と終わらない夢を届けたあの終わりなき旅が、今回はなんとオープニングに!!(超早口)
これは泣けました……
アウトロ前にshort MC。桜井さん『どんなものでも、終わりはあるものだと今は思ってます。でも、それでもこれからもずっと続いていくように、残っていくように、今日2022年6月19日ヤンマースタジアム長居で、最高の音を奏でます。僕らが、Mr.Childrenです!』
2,名もなき詩
序盤で演奏するのはThanksgiving25以来?やっぱり地味に盛り上がりますよね~ライブでははずせない、まして周年ライブなら避けて通れない名曲ですよね。
3.海にて、心は裸になりたがる
打って変わって最近のライブ定番曲。声を出せないシャウトできない、というもどかしさがありながら、会場はどんどん盛り上がっていきます。ナカケーのフルボリュームシャウトももはやお・や・く・そ・く♡になってますね。
あと桜井さんのすっとこどっこいダンスを目と鼻の先で観れたのでもう悔いはありません。
4,シーソーゲーム~勇敢な恋の歌
爆破あり。このへんからもう飛んだり跳ねたりで訳わかんないことになっていく。thanksgiving熊本以来に聞いたけど、やっぱコールアンドレスポンスしたぁい!!!っていうもどかしい気持ちに。
5,innocent world
イントロ前Short MC。桜井さん『僕らの代表曲をやります!何回も何回も何回も何回もやってきたけど、みなさんの表情が良くて、それを見たくて、だから演奏します!』。キー下げ&テンポダウン?&サビ歌唱からのスタート。
MC
桜井さん『僕らはもう、雨が降るもんだと思って雨のつもりで来ました。そしたら、こんなに日差しもちょうど良くて、風もあって、涼しくて……(客の反応を似て)涼しくないの?(笑)』
6,彩り
キー下げ。ミスチル的にはap bank fes 21以来の披露?であってるかな?自分のいまの境遇と重なるところがあって、やっぱり前に聞いたときとは違う響きかたをしてますね。いい曲だな~ってなった。
7,口笛
これもいい曲だな~ってなりましたねぇ~。『TOUR 2015 REFLECTION』以来の披露。みんなで手を振りながら、会場が一体となって和やかなムードを醸し出してました。こういう穏やかモードのミスチルもいいねぇ。
MC
桜井さん『きょうは父の日です!お父さんどれぐらいいる?(お父さん陣挙手)旦那さんを置いてきた奥さんは?(奥さん陣挙手)旦那さんに言っといてください、Mr.Childrenがお父さんを応援してましたよって(笑)』
センターステージ移動。
桜井さん『30年以上も歴史のある、ちょっとロマンチックな曲をお届けします。……僕は座ります(笑)車の助手席に座っているような雰囲気になるから』
8,車の中でかくれてキスをしよう
田原さま・桜井さん・SUNNYさんのみの変則編成。エレキじゃないという新鮮さ!『終末のコンフィデンスソングス』で聞いたときとは全く違うテイストになっていて胸熱でした!
曲後、リズム部隊(JENナカケー)登場。JEN、猿人になりきって猿っぽい動きでピックを咥えた後、なぜか女の子走りで花道を爆走。(笑)
9,Sign
『Against All GRAVITY』以来の披露。これもヒット曲ながら、ミスチルにとっては大切なメッセージソングになってますよね。こういう節目節目の感謝を伝えるにピッタリな曲って本当大好きです。
10,タガタメ
演出映像あり(星空~街の景色~燃え盛る戦火と少年)。ここはやっぱりスタジアムでも入ってきた、というか今歌わずしていつ歌うのよ?ってなメッセージソングでした。
11,Documentary film
演出映像あり(歯車と巨大な木をイメージした映像)。号泣でした。やっぱりこの曲はイカンな、コロナ~就職活動の辛い時期の記憶がまるごと全部思い出されてすごく泣けてしまう。
12,DANCING SHOES
演出映像あり(骸骨やら鎖を繋がれた女の子やら)。瑞野的にはなかなか見られないダークなミスチルと、ダンスフロアで踵踏み鳴らして歌いたくなるような跳ねるリズムが癖になる、地味に好きな曲でした。
13,LOVEはじめました
中田→『長谷部のインタビュー』に変更。SUNNYのピアノパートがかっこよかったぁ。目の前でバカバカ上がる火柱に『もっと熱いのよこさんかい!!』と変なスイッチが入ってしまう瑞野。ビギナーサウナーとしてもっと熱を求めちゃうからかな?
14、フェイク
この変からもう記憶が曖昧。なぜなら飛んだり跳ねたりラジバンダリしてたから体がどんどん痛くなってきちゃって。『ハイジャンプしよう』を唄わず『テイクオオォーーーーーーーーーーーーーーーーっっ』とスーパーシャウト。この歳でこんだけシャウトできる桜井和寿はやっぱりバケモノだ。
15,ニシエヒガシエ
爆破あり。やっぱブチ上がるなこの曲。原曲よりもライブバージョンが好きな曲ランキング2位タイです。さらにここでなんと、桜井さんが瑞野の目の前で立ち止まり堂々とした仁王立ちをお見舞いしてくるというハプニング!!もう狂喜乱舞!!
16、Worlds end
『重力と呼吸』以来再びツアーの定番曲となったWorlds end。言わずもがなの疾走感で会場はフルスピードの熱狂ぶり。曇り空を割らんとばかりに拳を突き上げ、大盛り上がりの瑞野。かなりこの辺で体力は消耗しきっている。
Short MC。次曲への振り。
17,永遠
最新曲。演出映像あり(桜の木)。
あのね、本当に不思議なんだけど、この曲って絶対にアウトロで号泣するのよ。本編もいいんだけど、それ以上にアウトロの切なさがしんどくて。多分逝ってしまう君への未練や想いみたいなのが昇華されてるのかなーって勝手に解釈してます。
18、others
レーザーと照明による恒例『光の洪水』。京セラドーム大阪で聴いた母いわく『ウッチャン(内村光良)の顔しか浮かばない曲』とのこと。本当はゴリゴリにドロドロな恋愛の曲なんだけどなぁ。
19,Tomorrow never knows
Thanksgiving25以来恒例となった『大絶景演出映像』は今回も健在。イントロの一糸乱れぬ手拍子にビビる観客がチラホラ。やっぱ周年ツアーだから一見さんが多いのかな?と思いつつ、拍手を先導するかのように大音量でパンパパンする瑞野。
20,光の射す方へ
花火あり。蒸し暑くて気だるい6月の夕方にはぴったりの気だるい疾走ナンバー。正直これはスタジアム公演のセットリストの中でも一番良かった選曲かも。『夏休みのある小学校時代に帰りつぁぁぁぁぁぁぁぁぁいい』は、安定の声の伸びでした。
21,fanfare
キー下げ&『まるで袋の鼠~錨を揚げ』までの歌詞をカット。桜井さん『まだやれますかぁ!!やるよぉ!!』の煽りから会場はヒートアップ。私もジャンプジャンプジャンプで残りの体力を全部消化。ところが……
22、エソラ
来ましたミスチルの真骨頂。テンションぶち揚げなのに体がもう限界で、バキバキな足に鞭打ってジャンプし続けてました。白色銀テープ(矛盾)発射でもう会場はもみくちゃ。これぞエソラ、これぞミスチル!って感じのワチャワチャ感でした。
MC。桜井さん『最後の曲です。ずーっとこのライブをやるために、いやいつかやれるっしょ!!って信じてここまでやってきました。握り締めていたものを受け取ってくれますか?』
23,GIFT
もうやっぱりこの曲は絶対東京オリンピック2021のテーマソングにするべきだったと思うの。こんなに端的にオリンピックの存在を斬りながらも選手たちにリスペクトを込めてる歌って無いと思うわ。会場がゆっくりと左右に手を振る人で埋め尽くされました。(言い方があまり良くないな)
ENCORE
MC。桜井さん『あの曲をやろうかどの曲をやろうか、本当に迷いました。みなさんからのすべての希望を叶えることはできませんが、この曲がみなさんの聞きたい曲であってほしいと願っています。』
EN1,HANABI
キー下げ。こちらもすっかり定番曲に。キー下げでの披露だったので、なんだか『Tour 2011 SENSE』を彷彿とさせる音でした。懐かしかったなー。というかHANABIはキー下げただけでなんでこんなに切なさとか憂いの雰囲気マシマシになるのかが前からずっと不思議だったので誰か科学的に解説して。
MC
メンバー紹介。いつもの順で一言。
SUNNYさん『30周年、そしてツアー完走おめでとうございます』
JENさん『やっっっっっっっっっっと会えたね!!』
ナカケーさん『ライブで感じるみなさんからの熱気やエネルギーがすごくバイタリティーになっています』
田原さま『同じことを言います。だって同じことをきょうも感じたから。……たまには紹介させてください。ボーカル、ギター、アンドその全て。桜井和寿!』
桜井さん『次会えるときはマスクを外して、大声で叫べるように!…カッコいい!とか(笑)その日はまだ決まってないけど、その日まで優しく明るく強く朗らかに過ごしてください。その思いをそのまま、タイトルにしました』
EN2,生きろ
最新曲。やはりこれで締めないと、半世紀へのエントランスを潜り抜けたことにはならないでしょ。とにかく、熱量がすごかった。これからの時代の『終わりなき旅』になってくれるのではないかなというぐらいの力強さでした。
最後の最後、『生きろ』まで全力シャウトし、全てを出し尽くしてくれる桜井さんが、本当にかっこよく見えました。いつもいつもかっこよく見えてるけど。
ENDING
優しい歌(Strings ver.)と『永遠』がBGM。JENがやりだした『うーっ、やー!』の動きも、配信ライブ効果か結構浸透してきたようでやってるお客さんたくさんいました。私も負けじと跳び跳ねました。桜井さん『気をつけて帰ってください!』言ってくれました。
はい。いかがでしたでしょうか。私の個人的感想を大胆に交えつつお送りいたしました。
京セラドーム大阪で参戦した後に投稿したネタバレなし感想文の中で、今回のツアーは「ミスチルがミスチルとしてこれまで積み上げてきた財産をファンとメンバーで再確認するツアー」。つまり「生前贈与」的なツアーだなと形容し振り返りました。
スタジアム公演でもその意思は変わらず、しかし夏間近の野外公演という背景を鑑みて、ベストパフォーマンスを後世に残せるよう計算されたセットリストに進化しており、感動が止まらなかったです。
Thanksgiving25以来、全てのツアーでファイナル公演に参戦し(『重力と呼吸』は国内ファイナルの大阪城ホール)、映像収録に立ち合い続けている、自称『ファイナル男』の私でも、今回のファイナルは最高の仕上がりになっていると確信しております。これは本当に、円盤化が楽しみです。
本当にMr.Children30年の
底力で体当たりされたような衝撃でした。
全てのミスチルファンよ!!!
また4人に会うまで頑張って
生きろぉぉぉーーーーーっ!!!!!
おしまい。
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