見出し画像

REPORT OF『Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス』

曲目のネタバレはありません!!
安心してお読みくだされ!!

というわけで、行ってまいりました。
『Mr.Children 30th Anniversary Tour
半世紀へのエントランス』in 京セラドーム大阪
with 母!!!

(母親を連れてくことになった経緯はこちら⇩)

まだまだツアー中で、しかも日によってセットリストが変わるという状況なので、今回は内容を掲載せずに私の感想だけに留めておこうと思うのですが・・・ヤバすぎる。今回もまた、私は語彙力を失くしました。ただただ泣きつくしました。

まず、セットリストに対する感想。

2017年に開催された25周年記念ツアー「Thanksgiving25」の時と「半世紀へのエントランス」とを比較すると、かなり印象が変わってます。前者はかなりお祭り感があって、もう情熱溢れるミスチルの音のパワーでゴリゴリ押してくような夏のバカ騒ぎ感のあるツアーだったイメージ。

それと比べて今回は、往年の名曲もありつつ『俺らまだこういうのもやれまっせ?』みたいなアグレッシブさを感じました。特に、中盤以降の曲の畳みかけ。世間のミスチルに対するブランドイメージとは異なる猛烈にロックで尖った一面や、人の悲しみに寄り添える強いミスチルを全面に押し出していて、とてもいい。こういうミスチルがそろそろ欲しかった!!という感じのセレクトでした。

ただ、正直もう声を出したくて出したくて
ひたすらにもどかしすぎた。だってさぁ~。
あの曲もこの曲も全部一緒に歌ってたし。叫んでたし。

声出しして一体感を出す、という行為がぜーんぶ出来なくなってしまって、正直とても窮屈でした。もっと沢山、声が枯れるぐらいに、ミスチルメンバーに声を届けたかったなぁ・・・って。でも、その窮屈さをミスチルメンバーもきちんと分かってくれていて、拍子やワイパーだけで盛り上がることのできる曲も沢山入れてくれて。それがありがたかったです。さすが伊達に30年バンドやってません。


個人的に今回のツアーは

「ミスチルがミスチルとして
これまで積み上げてきた財産」

を再確認するツアーだったように思います。

会場に高くそびえる超巨大なステージ。ある時は、今回のベストアルバムメインビジュアルである「エントランスタワー」に。ある時は、緑や桜が生い茂る巨大な大木に。ある時は、巨大な摩天楼に。そしてある時は内なる情熱を躍動させる人間に。無限に姿を変えていく。その表情の多さに、私はとても驚き、また感動しました。

どんなに時代が変わろうと、居場所が変わろうとも、ミスチルが積み上げてきた歴史は消えることはない。そして、その財産はどんなスケールで測っても測りきれないほど大きくて重たくて、例えばミスチルミュージアムにしたら一体どれだけの規模になるかわからない。

半世紀へ向かっていくということはつまり
ミスチルが”終演”する日も自然と近づくということ。

この事実から逃れられない以上、私たちはその財産を未来へと相続していく義務がある。お祝いとしての意味がありながらも、いつかやって来る「さようなら 会えなくなるけど 寂しくなんかないよ」と言う日のための、約束というか、誓いというか。それを、ファンとメンバーで固く結んだライブだったのかな、と。思ってます。


そして本日から、5月10日(デビュー30周年記念日)の東京ドームでの公演の模様が、主要ストリーミングサイトにて視聴できます!!Mr.Children・30年の歴史の中で初の配信ライブですぞ!!!

アニバーサリーイヤーのアニバーサリーデーというもう二度と見ることのできないスペシャルでナイスでベリーグッドでアメージングなライブです。この記事を読まれて興味が出た方。ぜひご視聴を!!!!!


配信の詳細はこちらから⇩

こちらの記事もおすすめ。⇩



おしまい。



この記事が参加している募集

note感想文

スキしてみて