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ミスチル30周年ベスト盤から漏れたが絶ッ対に聴くべき名曲10選

どうも。僕の血液にはMr.Childrenの音が流れている瑞野蒼人です。我が敬愛のMr.Children。今年は大いに暴れまわってくださってます。

今週ついにその全貌が明らかとなった、Mr.Childrenの30周年記念・Wベストアルバム「Mr.Children 2011-2015」「Mr.Children 2015-2021 & NOW」。2011年から2020年までの名曲たち、そして現在最も新しいMr.Childrenの音が収録された説明不要!ファン垂涎!!のメモリアルアルバムとなっております。改めて思うが、すげースケールだ…。

さて、今回はこのベストアルバムに惜しくも収録されなかった楽曲たちの中から、特にミスチルを知らない人に聞いてほしい!!そしてあわよくば好きになってほしい!!という名曲たちを大選抜し、一挙ベスト10形式でご紹介してまいります。


第10位~第4位

第10位 過去と未来と交信する男

2012年『[an imitation] blood orange』に収録。リリース当時の全国ツアーでオープニングを飾る1曲目に披露され、ファンの度肝を抜いたダークなナンバー。なんでも、桜井さん自身が自分の存在や生業を「占い師」に見立てて書いた詩・・・だとか、そうじゃないとか。

第9位   秋がくれた切符

2018年『重力と呼吸』に収録。ピアノを基調とした実に、実にミスチルらしい暖かな恋愛バラードナンバー。当時、秋から冬にかけての全国アリーナツアー「Tour 2018 重力と呼吸」で披露され、時期的にドンピシャな曲としてにわかに人気となった。

8位   The song of praise

2020年『SOUNDTRACKS』に収録。2020年から日本テレビ系情報番組「ZIP!」のテーマソングに起用。今も平日の朝を飾っている。「誰もひとりじゃない きっとどっかで繋がって この世界を動かす小さな歯車」というフレーズは、先の見えないコロナ禍の日本に確かなエールを与えてくれた。

第7位   運命

2015年『REFLECTION{Naked}』に収録。カルピスウォーターのCMソングに起用。カルピスのイメージに似つかわしくないぐらい攻めた歌詞も見受けられる。ちなみに、その時のCMに出演された黒島結菜さんは、この春のNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」のヒロインを務めておられます。時は流れたぜチキショー。

第6位   I wanna be there

2015年『REFLECTION{Naked}』に収録。歌詞の中に(笑)という表記が出る、非常に珍しい曲。当時開催された「stadium tour 2015 未完」でもこの曲が披露され、観客全員がスマホライトで会場を照らしながら演奏するという演出が話題を呼んだ。

第5位   斜陽

2015年『REFLECTION{Naked}』に収録。ロシア民謡を意識したどこか郷愁を感じる楽曲。アルバム発売前「FNS歌謡祭」にこの曲を引っ提げて出演しファンの度肝を抜いた。余談だが、曲が始まると同時に地震速報が流れ「ミスチルが出ると日本が揺れる」という伝説を作った。

第4位   turn over?

2020年『SOUNDTRACKS』に収録。TBS系ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」主題歌。ミスチルのシングル曲(配信リリース含む)としては歴代最短。カラオケで退室時間迫ってるけどなんか歌いたいときに歌うとちょうどいい尺で終わる曲ランキング一位(瑞野調べ)。

いやいやいや、10~4位だけでもこの濃度。しかも、タイアップが付いてるのにも関わらずベスト盤から漏れてる楽曲も大量にあるんです。凄すぎるぜ、ミスチル…。それではいよいよ、ベスト3です!!


第3位

海にて、心は裸になりたがる

「バンド自身がどんどん年老いていくこと=重力に全力で逆らう」という思いの元、制作された『重力と呼吸』。その中でも最も逆らっているゴリッゴリのハイテンポナンバー。ライブでは終盤に披露され、会場のボルテージは一気に最高潮へ!!これからのミスチルライブの定番曲となりそうな、ポテンシャルの高いナンバーです。試しに一度こちらのライブ映像をご覧ください。最高ですよ?


第2位 

 こころ

なんとシングル・アルバム共に未収録・未音源化。現状この曲を聴けるのは映像作品『Mr.Children、ヒカリノアトリエで虹の絵を描く』のみという伝説の一曲。アルバムリリースが発表されるたびに収録が期待されているが、未だに実現しておらず、その噂が噂を呼んでカルト的な支持を集めている屈指の名曲。

夏目漱石の名著「こころ」を意識したかのような、まるで短編小説を思わせる内容の深い歌詞が特徴的。これまでにも『蜘蛛の糸』『斜陽』という楽曲があり、それらと合わせて「名著シリーズ」としてくくられることも多い。


第1位  

 街の風景

2015年『REFLECTION{Naked}』に収録。

当時、小田和正さんの名物番組「クリスマスの約束」に桜井さんが出演し、その中で披露された共作「パノラマの町」という楽曲が桜井さんの手によって再構成された、という経緯がある一曲である。浅田真央さん出演の住友生命CMソングにも起用された。テイストや展開は『水上バス』(2009年「SUPERMARKET FANTASY」に収録)に似通ったものがある。実に6分にも渡る大作だが、その中でもCメロからの大展開が非常に注目だ。

これはあくまでも瑞野の感想だが、「水上バス」で別れてしまったカップルが「別れなかった先の未来」を歌っている曲、つまりアンサーソングとなる曲なのではないかな~と思い、聴いている。別れるか関係を続けるか迷いながらも、日々の穏やかな暮らしに溶けあっていく一組のカップルを、穏やかに、弾むようなメロディで描いていく。

様々なことを歌の中で語り、まるで小説か戯曲のような生生しさを感じさせつつも、サビの大切な部分を「ララ ラララララって笑って ララ ラララララって歌って」と、「ラララ」に任せてしまえる大胆さも好きだ。


というわけで、「ミスチル30周年ベスト盤から漏れたが絶ッ対に聴くべき名曲10選‼」と題してお送りしました。いかがでしたでしょうか?もちろんベスト盤に収録されている曲も一切ハズレなし。普段ミスチルを聴かない方にもきっとご満足いただける究極の2枚となっております。

Wベスト盤は、2022年5月11日リリースです。

「今日まで僕等が共に夢を追った軌跡」
その証を、ぜひ、あなたの手に。



おしまい。



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