みず / 自己受容メンタルガイド

(株)ジコリカイ専属自己理解コーチ/認知行動コーチ・マインドフルネスカウンセラー認定資…

みず / 自己受容メンタルガイド

(株)ジコリカイ専属自己理解コーチ/認知行動コーチ・マインドフルネスカウンセラー認定資格 / The Coach Academyプロコース修了 ●心理学・脳科学・認知行動療法などをベースにした総合的自己理解●価値観、強み、思考の癖の発見、悩みの根本原因の洗い出し等を行っています☘️

最近の記事

心理の仕組みを高校の合唱コンで例えてみた。

今回はパーツ心理学に基づく心理の解説です! 私達はたった一つの人格で日々暮らしているわけではなく、心理学用語で「パーツ」或いは「サブパーソナリティ」「副人格」などと呼ばれるたくさんの“私達”を抱えながら生きています。 極端な例は多重人格(解離性同一性障害)という精神障害で知られていますが、健康的な人でも誰でも心の中には沢山のパーツ達が存在し、日々葛藤を生み出したりもしています。あなたの中にもこんな自分達はいないでしょうか? ●目標を達成するために頑張ろう!と決意する自分

    • 自分に向く目がどこから来るのか、知っていますか? 〜心理学の“投影”をまとめてみた〜

      心理学でよく出てくる『投影』という考え方があります。 私たちが目にしている世界は全て投影である、と言われるぐらい、私たちの心理において肝となる概念です。 「人は自分の思考パターンや心の状態を世界や他者に映し出して見ている」という話で、イメージ的には自分の内部にフィルムがあって、それを映写機を通して世界に映し出したものを私たちは世界だと思って見ています。 黄色いサングラスを通して見ると全てが黄色く見える、と言うと更に分かりやすいでしょうか。 私たちは、ありのまま世界を見ている

      • イスラエルとパレスチナに行って、ホームステイした話

        コロナ直前の年、個人的にイスラエルとパレスチナに旅行に行き、短期間ですがパレスチナのお宅に泊めて頂きました。 今は無理かもしれませんが、平常時だったのでFive star clubという旅行会社で簡単にホームステイ込みの旅行プランを手配してもらえたのです。 訪問先はガザ地区ではなくてヨルダン川西岸地区、ベツレヘム。キリスト生誕の地とされている事もあるためか、お世話になったお宅もイスラム教ではなくキリスト教徒でした。 渡航先にイスラエルパレスチナを選ぶ特別の理由があったわけ

        • 何度も同じ場所に戻る無限ループを、私たちは一生繰り返しております。

          以前仕事でアフリカから日本に帰国する際、ドバイの空港で飛行機の乗り継ぎをしました。 ドバイ空港で時間を潰すためにスタバに寄ったのですが、レジで「出来上がったら呼ぶから名前教えて」と言われ、「ゆり」と答えました。(下の名前であります) そんでしばらくして出来上がってきたのがこれ。 UDI。 ウッディーじゃないんよ。 まあでも外国人の名前なんか聞き取れませんからね。 世界中から人が集まるハブ空港で、よくこんな事するな〜(逆に大変じゃないかな)と感心したものでした。 世

        心理の仕組みを高校の合唱コンで例えてみた。

          私達は、演じるのに忙しい

          最近、フランスについて書かれたとある本を読んでいました。 その中で「フランス語には姉・妹・兄・弟という言葉が存在しない」とありました。英語のSister / Brotherと同じように、友達から「私のSisterよ」と紹介された時点では相手が姉なのか妹なのか分からない。だからフランス語や英語の映画や本を翻訳する時に、日本語の翻訳者はなんて書いたら良いのか分からず苦労するのだそうです。 なぜ日本語ではハッキリと区別をするのか。それは役割を演じる必要があるからだ、と本の中ではコ

          私達は、演じるのに忙しい

          セッションを受けて頂いた方のご感想

          自己受容メンタルガイドをしている、みずです! これまでセッションを受けて頂いたクライアントの方々から頂いたご感想をまとめました!ご検討中の方の参考になれば幸いです。 ちなみにセッション内容と感想をまとめて下さったクライアントさんの記事も貼っておきます!セッション内でどんな事をしているのか、イメージしやすいかと思います⬇️ クライアントの方々のご感想 体験セッションを受けて頂いた方の声 サブパーソナリティセッションを受けて頂いた方の声 セッション途中でのご感想 上記

          セッションを受けて頂いた方のご感想

          赤いコートを着てパリに行ったことを後悔した日

          2023年3月。 1週間ほどフランスのパリに旅行に行ってきました。 フランスを選んだ理由は一つ。 「フランスに暮らす人達と話がしてみたかったから」 フランス人は、どうやら未来を楽しみに生きているらしい そんな話を耳にしました。 日本にいると今後社会がどうなっていくのか?とか老後二千万円問題とか少子高齢化とか健康不安とか…何かと暗いイメージの付きまとう「未来」に対してフランス人はどう捉えているのか。いったいぜんたいどんなメンタリティでフランスの人々が暮らしているのか聞いてみ

          赤いコートを着てパリに行ったことを後悔した日

          自己紹介&セッション内容を紹介します!

          自己受容メンタルガイドをしている、みずと申します! コーチングを通して、自分自身を知り、温かく受け入れ、自分らしいワクワクした人生を生きるスタート地点に立つための“はじまりのセッション”を提供しています。 人間の意識の97%を占めると言われる「無意識」。 有効な問いを投げかけられて初めて、自分ではなかなか見ることの出来ない自分の中の深部に光を当てることが出来る。そしてその無意識領域へのアプローチを通して初めて、今まで気づくことの出来なかった自分自身の中の構造が見えてきます。

          自己紹介&セッション内容を紹介します!

          ガンジス川で見つけた、私とあなたの心の「設計図」

          【こんな方々へ向けた記事です】 ・自分の事をもっと知りたい ・自分の性格や人間関係のことで悩みやモヤモヤがある ・心理学、脳科学、認知行動療法などの話に興味がある ・コーチングについて興味がある 茶色く濁ったガンジス川には、小さな小さな遺体が浮いていた。 ボートから離れていたのでよくは見えなかったものの、体の大きさから恐らく赤ちゃんのものと思われました。 数年前インドに旅行した際、小さなボートに乗ってバラナシの街からガンジス川を下った時の出来事です。ヒンドゥー教徒の多いイ

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          ボルネオ島の少数民族が、私のチャームポイントを教えてくれた話

          ものの見方を変えただけで、世界は一瞬で変わる。 今回はそんなお話です! ボルネオ島の少数民族(元首狩族) 何年か前に、マレーシアのボルネオ島に行きました。 ボルネオは自然豊かな島で、ジャングルだったり数百万羽のコウモリが住み着く巨大な洞窟だったりがあり、世界自然遺産にもなっているところです。 島の中に昔から居住している少数民族がいまして、そこにホームステイをしに行きました。(数日間だけど) 少数民族の人々は、ジャングルで狩ったイノシシを食べたり焼き畑農業をしたりして暮ら

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          ロシア人男性に言われた「日本人て…」の言葉に、衝撃を受けた話

          ロシア人男性に言われたこと あれは、数年前に思い立って1人でハワイ島に行った時のこと。 ワイキキビーチがあるオアフ島よりも野生味があって自然の中でのアクティビティが豊富な島なのですが、現地のワンデーツアーに申し込んで、火山の火口見学に行きました。 ヨーロッパやアメリカからの観光客が他に15人くらいいたのですが、その中にロシア人男性が1人いました。 1人参加が私と彼だけだった事もあり、割とよく2人でおしゃべりしていたのですが、その彼にこんなことを言われました。 「日本人観

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          「北アフリカ人と西アフリカ人の顔って見分けられる?」って聞かれちゃった話

          あれは何年か前、アフリカで飛行機に乗っている時でした。 仕事でアンゴラ共和国の国内線に搭乗した時だったかと思います。 隣の席に大柄な黒人男性が座っていて、何がキッカケだったかは忘れましたがおしゃべりが始まりました。 飛行機に乗っていると、たまたま隣に乗り合わせた人と話し込むことが割と多くて、以前「タイとラオスの難民キャンプで生まれ育ち、家族と離れてアメリカに移住した」という生い立ちを話してくれた男性だったり。 「婚約者とつい1週間前に破局して、いま盛大に揉めている」というぶ

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          アマゾンの夜、ワニを探しに行って見つけた大切なもの

          「怒り」と聞いて、何をイメージするでしょうか? イライラ、ムカムカ、もやもや… 溜めこんだすえに爆発するもの。 出来れば感じたくないもの。 表情や態度に出すのは大人げなくて、人として未熟な感じがする。 私もこれまで、アンガーマネジメントを学んで怒りをコントロールしようとしたり、なんとかイライラを感じなくなるように散々努力して来ました。 嫌な気分になる事は避けたいし、人との円滑なコミュニケーションをはかる際の妨げにもなる… 怒りってそんな存在なのではないでしょうか? けれ

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          マサイ族の青年とカバを見つめながら、「自分」について考えてみた

          私達は、日々悩んだり葛藤したりしながら生きています。 今度こそダイエット成功させるぞ、と思っているのについ誘惑に負けてしまったり。毎日読書する習慣を身につけて知的な人間になるんだ、と決心したのに三日坊主で終わったり。大人げないと分かっているのに人前で不機嫌な態度を取ってしまい、後から自己嫌悪に陥ったり。 なぜ私達は自分の思うように行動出来ないのでしょうか? それは、「私」の中には実はたくさんの「私達」がいるからなのです。 今回はそんな心理学のお話! マサイ族の青年の話

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          世界40カ国を旅した商社員が、人の心を扱うプロになった理由

          ごあいさつはじめまして! 対話やワークを通して自己理解を促進するコーチングを提供しています。 一人一人が自分らしさを理解し、自分の状態を認識し、漠然とした見えない何かに追い立てられるように生きるのではなく、素直に自分が嬉しい!と感じ納得感のある幸せな生き方を見つけ出して行動を起こしていく。そのサポートをしています。 そうした仕事を始める事になったキッカケとして、これまで40の国(計65回程)を旅して出会ってきた人々が大きく影響していると思うので、自己紹介がわりにその経緯を書

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