緊張する目上の相手とは、距離を置いちゃった方がいいかも
今回も、"自由に生きるためのヒント"というテーマで、一緒にいて緊張する相手とは距離を置いちゃった方がいいかもというお話です。
一緒にいて緊張する相手とは距離を置いちゃった方がいい
上の立場の人なんかといると、"やる気がある人って思われなくちゃ!" "真面目なやつって思われなくちゃ!"みたいにいつもより気を張る瞬間ってありますよね。
学校の先生に褒められようと必死に頑張っている子なんかがその典型かもしれません。
そういったときはは、その相手に認められようと頑張るよりも、いっそのこと距離を置いちゃった方がいいと思うんです。
すなわち、一緒にいて緊張する相手とは距離を置いた方がいいと。
で、自分も小学生のころから、"その場の権力者に認められようと頑張るタイプ"だったんですね。
おそらく、自己肯定感の低さや内向型の性格の影響だと思うのですが、期待外れとがっかりされることを異常に恐れ、大人の顔色を伺う生活をしていたんです。特にすぐに機嫌を損ねて怒鳴り散らすタイプの大人が大の苦手で。
仮面を被ると自分も他人も損をする
その結果、苦手なのに好かれようと頑張るから、むしろ接する機会が多くなるという悪循環にハマっていたという。
で、その場のトップのご機嫌を伺って過ごしていると、"皆を引っ張る能力のあるやつだ!" "向上心のあるやつだ!"みたいに思われて、小学生の頃はクラス委員みたいなことをやらされたし、少年野球のキャプテンをやらされたり、中学の部活でもキャプテンに任命されたり。
これって、"素の自分だと嫌われる!"という思いから、相手が好む自分を演じているわけじゃないですか。
なので、その状態でキャプテンみたいに人に上に立つポジションになるとめちゃくちゃ辛いんですよ。だってただでさえ責任が重くなるのに、今まで上司や顧問の先生にだけ嘘の仮面をかぶっていたのが今度は同僚やチームメイトにも嘘をつかなきゃいけないという。笑
本当はサボりたい欲求があるのに、"お前ら、サボるんじゃねぇ!"みたいなことを言わなきゃいけないので、心苦しくなる。
で、これって実は自分が損するだけじゃなくて、チーム全体が損をしているんですよ。
だって本当はチームを引っ張る能力も向上心もないやつがキャプテンをやっているんですから。すぐにボロが出て、"本当はキャプテンに向いてねぇじゃねか!"って。自分がまとめ役をやる前提で他の人にもそれぞれ役割が振り分けられてチームが動いていたのに、全部が振り出しに戻っちゃうんですよ。
恋愛に例えても分かりやすいんですけど、"あの人に好かれたい!"と思って偽物の自分を演じてお付き合いしても、すぐにボロが出てて"そんな人だと思ってなかった!騙された!"と非難されるのが関の山です。笑
自分もつらいし、周囲にも迷惑をかけちゃうんですよね。"だったら最初から言ってくれよ"と何度言われたことか。
そもそもは、誰といるかによって人の性格が変わる
そういう人って自分と同じで、"がっかりされたくないから相手の期待に応え続けなきゃ!" という劣等感や自己肯定感の低さがあると思うんですね。
なので、"人を評価する立場の人間に認められなきゃ!"と焦りにも似た意識が働くと。
でもよくよく考えてみると、そもそも人って誰といるかによって性格がコロコロ変わるんですね。
だって誰しも家族・友人・恋人の前ではそれぞれキャラが変わるじゃないですか。
それに、"母親といる自分”と"父親といる自分"、もしくは"兄弟といる自分"ですら全部性格が変わるという。
人の性格ってそれほどにあいまいなものなんですね。"本当の自分が分からない"と悩んだことのある人は少なからずいると思うんですが、実際のところそのどれもが本当の自分なんですよ。
なので"自分はこんなはずじゃない!できるはずだ!"と思う必要はなくて。
"こういうタイプの人の前だと能力が発揮できないなぁ。じゃあ距離を置こっと。”くらいの軽い気持ちでいいかもしれません。
自分の性格を変えるより、付き合う人間を変えちゃった方が早いですから。
"年下としか付き合いを持たない!"と決めて過ごしてみたら、良いことづくめだった
で、1年くらい前に自分は、"年上や同い年の人といるよりも、年下の人といた時の方がどうやら能力を発揮できるみたいだぞ。尚且つなぜか性格まで良くなるみたい"と気づいたので、この1年くらいは仕事でもプライベートでも"年下としか付き合いを持たない!"って決めてみたんです。一部の気が合う友人を除いて。
そしたらストレスフリーだし、仕事のアイディアや行動も止まらなくなったし、良いこと尽くめだったんですね。デメリットを何も感じないくらいに。笑
"全員がこうやって過ごしたら、社会の生産性は上がるんじゃないか?"
もちろん、自分が会社勤めをしていないからなせる技ではありますが。
会社勤めの歯車要員だと、"あの人苦手なんで無理っす"とか、"この人が会議にいると思考が止まるんで不参加で"なんて言えないですから。
でも、"その人の前で能力が下がるのは当然"っていうことが分かっていると、"自分ならできるはずだ!大丈夫なはずだ・・・"と見栄を張って無謀な戦いに挑むことをせずに、事前に対策を練ることに時間を割けるので有意義ですね。
まとめ
なので、一緒にいると緊張して生産性が落ちたり疲れがたまるというなら、その人とは距離を置いて自分がのびのびできる環境にいるのもいいかもしれません。
自分にとっても組織全体にとってもメリットがありますし、意外とそっちの方が周囲からの評価が上がるかもしれませんね。
ということで今回は、一緒にいて緊張する相手とは距離を置いちゃった方がいいというお話をしてみました。
ではまた次回!
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