#85|note毎日投稿85日の思考整理術。書くことがまとまらない…と困っているあなたへ。
毎日note85日目。
文章を書くのは好きだけれど、でも毎日2000字を書き続けるのは、まあタフなことだなあと思う。
「毎日投稿」は、誰かに誓いを立てたわけでも、強制力があるものでもない。自分で決めて、自分で挑戦を続けているだけだ。
だから続いているのかな。
やらされ感がないから。
「毎日投稿」がタフな理由は、2000字をタイプする身体的労力もあるけれど、一番はネタ探しか。
これ、noteに書けそうだと頭をよぎった気づきを、形にしようと思ったときの難しさよ!
考えているうちに「そもそも、何に気づいて何を書こうとしていたんだっけ」と迷子になるのがいつものこと…。
それでも85日書き続ける中で、私がnoteに2000字アウトプットをつくる手順が見えてきた。
現時点での備忘として、また書きたいことを整理できなくて困っているあなたの役に立てば嬉しいと思って書きとめる。
漠然とした気づきを記事に仕上げるまでの手順
「気づき」は、生まれた時点では漠然としている。
とっても観念的で概念的。言葉で明確に説明された状態で生まれることは稀で、一瞬のインスピレーション、まさにそんな感じ。
そして気づきが生まれた時、そのイメージも何もかも「自分にしかわからない状態」で存在している。
さあ、ここからnoteに書ける、つまり「他人に伝わる」状態にまで持っていこう!
ⅰ.まずメモしまくる
頭には雑多にいろいろ浮かんでいるはず。それを言葉にし(まだ自分だけがわかるニュアンスでOK)、とにかく全部メモしておこう。
このメモは次のネタになることがあるので大切に!
ここは一気に全部書き出す勢いが大事!
「ふーっ」と一息つけるまでノンストップで。
◆メモに便利なツール
GoogleKeep
LINEで自分宛送信
Twitterの下書き
noteの下書き
・・・使いやすければ何でも。
ⅱ.直感でひとつ、つまみ出す
バーっと並んだメモを眺め、「ピン!」とくるものをひとつ見つけよう。
ここは直感が大事!
「これ、書きたいな」「深めたいな」という自分の感性を優先して決めよう。
1500~2000字、あるいは3000字といった、まとまった文字数を書き上げるには「書きたい!」と湧き上がるエネルギーの存在が不可欠だから。
ⅲ.全体を「舐める」
「舐める」という表現で伝わるかわからないけれど。俯瞰する、というのかな。
まだ自分にしかわからない言葉でメモされた「気づき」の、全体像に思考を広げてみるんだ。
✔ どんな点が気になったのか
✔ どんなシチュエーションで気づいたのか
✔ 気付いたときの自分の気持ち
そんなとっかかりから、まず全体を眺めてみる。全体を眺めると、今日書くことの一番外側の輪郭が見えてくる。
テスト前にテスト範囲と問題集を照らし合わせ、自分がやるべき全体量を把握し、「ここまでやればOK」と納得する。あの感覚に近い。
ⅳ.全体を要素に分解する
全体を把握したら、要素に分けよう。気づきを構成している要素は案外と多い。
✔ 時間軸|過去との比較で気づいた?未来を考えて気づいた?
✔ 人の軸|自分固有の問題かな?他人にも共通するかな?
✔ 質の軸|思いなのか、マインドなのか、ノウハウなのか?
いくつかの軸に沿って考える。すると「要素」が出てくる。要素にまでなった時点で、かなり書きやすさはアップしている、もう少し!頑張って!
ⅴ.発展させる「つまり?」
いよいよ「他人に伝える」方向に深めていこう。
ⅳの時点までは、せっかくの気づきがまだ自分に向かっている状態。このまま発信しても、受けとった側は「そうなんだー」で終わってしまう。
せっかく発信するなら、読んでくれた人が「なるほどね」と納得してくれたり、「そうだね」と共感してくれると嬉しいもの。
そのためにもこの「発展」のプロセスが大事。
ここで登場、魔法の言葉!
✔「で、何を言いたいの?」
✔「つまり、どういうこと?」
慣れないいちは、答えが出ないかもしれない。この2つの言葉自体が持つ、ちょっととげとげしい表現に心えぐられるかもしれない。
でも、ここが肝心。
あなたの発信が自己満足の日記で終わるか、受け取った人に何か伝わるものを残すか。このプロセスが、その差を決めている。
逆に言えば、この段階でしっかり自分の気づきと対話ができれば、原稿は80%完成したと同様だ。頑張ろう!
ⅵ.ストーリーを組み立てる
お疲れさまでした。
ⅴのプロセスで今日の記事のコアメッセージは決まった!
もうほとんど最後、より素敵なnoteに仕上げるために「ストーリー」を組み立てよう。
ストーリーといっても、小説を書くわけではないので大丈夫。あなたが伝えたいことが伝わるように、記事の方向を整えてあげるんだ。
たとえばこんなこと。
✔ どんな順番で伝える?
✔ 全体はどんな雰囲気にする?
✔ 文体は「です・ます」、「だ・である」どちらかな?
✔ 論文調かな、エッセイ風かな
書き始めて迷ったら、都度修正すればいい。ただ初めにここを決めておくと、書きながらブレることが少なくなる。結果的に修正の手間が少なくなるお得。
ⅶ.さあ、書こう!
さあ、書こう。ⅵまでに取り組んだ後は、びっくりするほどサクサク書けるはずだ。
はい、素敵な記事の出来上がり!
noteを書き続けるための心得2つ
① 完璧を目指さなくていい。
本来なら、細かいレトリックや文体にもこだわりたいところ。でも「毎日投稿」しようとすると、自分のスキルとの兼ね合いで限界が見える。
だから、自分が「まあ納得」できる記事が書けたら、とあえず公開しよう。
不思議と公開されたあとの画面の方が、執筆中の画面よりも客観性が高くなる。本当に不思議だけれど。
② 翌日、修正する
公開して客観度高く読めるようになったところに、さらに一晩おく。すると自分の脳内も一層整理されているから、昨日書いている時には気づかなかったことに気づけるよになっている。
特に「タイトル」と「簡潔表現」。この2つは、翌日に読み返したときに改善点に気づきやすい。
大丈夫、なんど修正したっていいんだ。納品しているわけじゃない。
手直しは、一層「伝わる」記事に仕上げるために欠かせないプロセスだ。どんどん直そう。
毎日投稿は必ず力をつけてくれる
以上が、私が「気づきを記事にするまで」によく使うプロセス。たまにすっとばすこともあるけれど。
とにかく「毎日投稿」は、それなりに労力はかかる。ただ日々改善しながら取り組み続ければ、必ず力になっていく。
実際私も、毎日投稿が実力を伸ばしてくれたのかなあと感じる出来事があった。それはまた後日。
noteを書いていると、きっといいことあるから。
さあ、今日も頑張ってみよう!
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