家族みんなが家事を楽しめる家
お気に入りのカップを集めたカフェコーナー。
コーヒーを淹れる時間も、ちょっとワクワクするように、オープン棚の収納の一部にコーヒーを淹れる道具を集めています。
「森を望む家」のキッチンは全てオープン収納です。
ここまで全てオープンにするのは設計者の私も正直迷いましたが、奥様の考えは揺らぐことはありませんでした。
オープンにする理由は、家族皆がキッチンとパントリーのどこに何があるか把握するため。
一目で見てわかるように、全てオープン収納にしたのです。
ワーキングマザーが家事を楽にするために、家事がしやすい動線や片付けやすい収納にするのは設計の基本ですが、「森を望む家」の場合は家族全員が家事ができる状態になっています。娘さんも一人で料理やお菓子作りができるくらいのスキルをお持ちです。
子どもが家事を手伝える、ではなく、子どもも頼りにされているのですね。もちろん、ご主人も!そして、必要だから我慢してやるのではなく、ご家族が楽しんで家事をされているのがとても素敵です。
お母さんが家事も育児もしながら仕事も頑張らないといけない、と悩む方もいらっしゃるかもしれません。
でも「森を望む家」のご家族のように、大好きな家で、暮らしやすい家で、家族皆が家事を楽しめるようになるのは可能です。そんな家づくりを、このご家族から学びました。
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