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ディベート視点で考える (vol 179)

あ〜、そんな見方もできるんだ。

反対意見に遭遇した時、即座に反応反論するのではなく、感心してみる。

   「異なる意見に耳を傾ける」
   「反対意見の背景に思いをめぐらず」

言うのは簡単ですが、実行となると難しいものです。自覚もあります。
それでも、より良いアイデアを創り出すには、意見の多様性を認めて、誰の意見であっても耳を傾ける必要があります。

どうすれば、異なる意見の背景を考える習慣ができるだろう。

こんなことを毎日考えています。
手を変え、品を変え、気持ちの持ち方(マインドセット)について提案します。

ショットガン方式で、無駄な弾、発信も多いかもしれません。でも一つ当たれば見っけもんです。琴線に触れる言い回しは人それぞれ違います。多様性を認めるのならば、ショットガン方式、賽の河原の石積み下手な鉄砲も数打ちゃ……、の対応が必要でしょう。

海外の学校では「ディベート」を行って議論する形式の授業があると聞きます。
先日、カナダ人のスタッフに聞いたら、そんな授業もあったと言っていました。

   余談ですが、私が学生のことはこうした授業はなかったです。
   日本でも最近は行われているのでしょうか?

ならば、学生時代を思い出してもらえれば、立場の異なる意見であっても、自分のチームの意見側に立って主張する中身を考える。この思考が、意見の多様性を認めながら議論する姿勢、反対意見に立ったらどんな視点が見えてくるだろうかを考えてみる姿勢、に繋がりはしないかな?と思って発信してみました。

I'm sure you've practiced debate before.
You are divided into two groups or teams of two arguments.
Imagine that you have been assigned to a team on a different side of the argument than the one you agree with. What would you do?
You are expected to consider the merits of the arguments of the group you belong and look for problems in the arguments of your opponent.
As a result of the debate, we will be able to fairly evaluate the strengths and weaknesses of each other's arguments.
When we are faced with two different ideas, imagine how you would think if you belong to the other team with the intention of debating, and how you would evaluate both sides.
Surely we would be able to fairly evaluate the problems of the ideas you agree with and the benefits of the opposing ideas.
ディベートの練習をしたことがあると思います。
2つの主張のグループ、チームに分かれて、議論をします。
自分の賛成する主張と異なる側のチームに振り分けられたと考えてみてください。どうしますか?
所属したグループの主張のメリットを考え、相手の主張の中にある問題点を探すことが求められます。
ディベートの結果、互いの主張の長所、短所を公平に評価できます。
対立する2つの考えに直面した時、ディベートで相手チームに所属したらどのように考えるか、双方をどのように評価するかを想像してみませんか?
きっと、自分の賛成する考えの問題点、対立する考えの利点を公平に評価できるはずです。

反応ではなく、「感心」してみる。一瞬立ち止まって考えると、結果、同意はできなくても、「認知」はできるのではないでしょうか。

「なんでそうなるの?理解できない」を放置するのではなく、「ちょっとでも背景を考える」一瞬のマインドセットが大きな差を生むように思います。
相手の意見に「いいね」から始めてみようとか、「感心」してみようとか、「認知」だけはしようとか、私自身ができていないからこそ、「じゃあこれは?」のアイデアも浮かんできます。
自分は完璧でなくても、姿勢は持ち続けて、人にも促し続けたいですね。

読者の皆さんは、
『反応』を一瞬でも押しとどめる努力」をどのように実践していますか?
ぜひ、教えて下さい。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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2021年の発信は、今日までかな〜、頑張って、もう一つかな〜。
今年も1年、ありがとうございました。皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。


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