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パート主婦がwebデザインの職業訓練校を目指すことになった話

(パートのレジ打ちがライターになった話し 完)


~前回の話~
地域情報を毎日書きながらも、ライターは実力と経験がないと仕事ができないことを痛感していた。そんな時webデザインなど技術を学べばできる仕事に転向するのはどうだろう?と突如思い始める。
職業訓練校ならお高くないし、数ヶ月通うだけだからいいんじゃないか…?
「ライターwebデザイナー」と気持ちが傾き始めて…

職業訓練校を調べまくる

ライター業の壁にぶち当たって、私は自然と次なる策を講じ始めた。
基本は「手に職が欲しい」という想いはそのままだったので、やはり技術を習得したい。ライターとwebデザイナーって、全く別業種なのだがその時の私は「似ている仕事」という解釈で本当にナチュラルにwebデザイナーへと気持ちが移行していった。
夫には詳しい気持ちの説明はしなかったが「webデザイナーの道に進みたい」と相談した。手に職を持つことには賛成してくれていたし、なんとなく掴みどころのないライターっぽいことをし始めた嫁が「着実な技術を身につける」ことを希望しているのでより明確な目標を決めたんだな、という感じで応援してくれた。そして私は、お金のかからない職業訓練校に入ることを決意する。

webデザインの学校を調べまくった時、学ぶ期間にすごい悩んだ。
最短で3ヶ月から、長いのは1年以上だったりした。私は主婦でもあるので、そんなに長い期間学校へ行くのは難しい。どうしても、時間的に最短の3ヶ月コースしか選べなかった。
職業訓練のクチコミを見ても、想像しても、私なんかが(謙遜ではなく現実的に)3ヶ月でwebデザインの技術を習得できるとはとても思えなかった。でも、やってみなくちゃわからない。なんとか今の中途半場な現状を打破したい気持ちでいっぱいだった。

パート先に職業訓練校を目指すと伝える

ひととおり職業訓練のことを調べ、希望する学校を見つけ、さて応募という段階まで来た時。ずっとお世話になっていたレジのパート先に話をすることに。
もし合格したら、毎日学校へ3ヶ月通う訳だから仕事は辞めなくてはいけないからだ。(※そもそも職業訓練校は仕事を辞めている人たちのための学校)パート先にはなんだかんだと産休・育休も取得させてもらって、約3年ほどお世話になった。アラフォーは年齢的に、職業訓練校の合格はなかなか難しいと聞いていたのですぐ受かるとは限らない。でも
「何度も挑戦したいと思っている。受かるまでは働きたいが、そういった目標ありきで仕事を続けます」と上司に話した。
ーのちに、このギリギリまで働くという作戦のせいで私は職業訓練校を退学しそうになるのだが、それはまだまだ先の話。

職業訓練校への応募書類の書き方

ハローワークでは、合格できるような応募書類への書き方を伝授してくれた。やはり、職業訓練校は20代・30代を積極的に合格させる傾向があるとのことでアラフォーの私が受かるのは一筋縄ではいかないと教えてもらった。
動機欄は具体的な目標を掲げることで、すぐ就職したい!という気持ちが伝わるように書くことが大事とのことだった。
職業訓練校は、即就職してくれる人を求めている。一刻も早く就職したいという気持ちが伝わるように、動機欄はびっしりと書いた。2020年6月、ついにwebデザイン科へ応募。
何回くらい落ちるのかな…と、落ちること前提だった。受かったらいいなとは思っていたけど、1回目の応募で受かるとは思っていなかった。
応募してから1ヶ月後。

嘘やろ。

アラフォー主婦、webデザイン科の職業訓練校に見事合格。
3ヶ月の怒涛の学生×主婦×仕事の日々が始まります…!!!

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