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子供を持つことになった

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アラフォーでの妊活から妊娠中の生活、出産後の記録として。
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妊娠から出産までのあれこれ(妊娠初期編① 2ヶ月〜)

妊娠から出産までのあれこれ(妊娠初期編① 2ヶ月〜)

「胎嚢が見えますね」
エコーを見ながら放たれた医師の言葉にすぐ反応できず、タイノウってなに?ってところから始まった妊娠2ヶ月。

夫へ妊娠してるよ、2ヶ月だって!と伝えたところ、彼は神妙な顔をしつつも一瞬でその事実を受け入れていた。

わたしはといえば、妊娠することができた、という自分の身体能力に多少の喜びを感じてはいたけれども、出産、育児ができるのか?といえばまた話は別で、今回の予想外の結果に戸

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妊娠から出産までのあれこれ(妊活編②)

妊娠から出産までのあれこれ(妊活編②)

みなさん、妊活開始推奨年齢をご存知だろうか。
なんと32歳である。

驚かない人のほうが多いのかもしれないが、わたしは驚いた。
30歳を過ぎた頃から、先に結婚した友人たちがポロポロ妊活を始めだし、
もうそんな年齢か、と驚きつつも、29歳で海外から帰国し、30歳から日本の生活を立て直していたわたしには、結婚も妊活も遠いはなしで、どちらもわりとスルーしていた。

(ちなみに、30歳で友人がツヴァイに登

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妊娠から出産までのあれこれ(妊活編④)

妊娠から出産までのあれこれ(妊活編④)

さて、妊活初日(気分的に)にして、まさかの人工受精実施が決まるという展開に陥った我々夫婦、そこに至る背景について書こうと思う。

最初にお伝えしておくが、これはあくまでも私たちの体験談で、通った病院は一つ、担当医も一人のみなので、妊活治療に今から記載することがが王道、というわけでは無いと思う。
恐らく色々な方法、色々な考え方の医師がいると思うので、あくまでも他者の体験談として読んでいただけると幸い

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妊娠から出産までのあれこれ(妊活編③)

妊娠から出産までのあれこれ(妊活編③)

不妊治療開始と同じタイミングで政権交代があった。
新しい首相の政策として不妊治療の保険適用化が挙げられており、早ければ2022年から法改正があると報道されていた。
(現在の法改正状況が不明で、あくまでも2020年当時の話です)

話は前後するが、1度目の人工受精を受けたわたしたち夫婦は、今後の妊活をどのように進めていくのか毎晩なにかしら話し合っていた。
あの時期、妊活以外の話をした記憶があまりなく

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妊娠から出産までのあれこれ(妊活編①)

妊娠から出産までのあれこれ(妊活編①)

「子どもを作る気が無かったなんてはなしが違う」

夫に言われたこの言葉がずっと引っ掛かっていて、
コロナ禍の中、勤務先で大々的に行われたリストラを運よく免れ、我が家で計画していた海外移住がいったん頓挫し、ただただ社畜と化していた2020年の夏、私はなぜかイライラして、全く子どもが欲しく無かったにもかかわらず夫に上記のことで今後わだかまりを残すのは勘弁と、なかば意地を張って近所の不妊治療専門クリニッ

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