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どうして、嫌なことを言うのか

絶賛開催中のnote勉強会。

今回のテーマは、
「嫌なことを言われた時」です。

具体的には、
「どういった嫌なことを言われたのか」
「その時の対処法は?」また、
「その後の人間関係の線引きは
 どのようにしているのか」
といった点を共有する場です。

「まだ、参加できてません」という方は、
ぜひお気軽にご参加いただけると
嬉しいです。

参加いただいた記事には、まっさきに訪れ
全力でコメントさせていただきます。

参加方法は、コチラ☟

【note勉強会 参加方法】

◆記事構成
 「嫌なことを言われた時」をテーマに
 ご自身の体験談、考え方を投稿ください。

◆ご意見について
 勉強会参加者様の記事には、積極的に
 コメントしていただければ
 嬉しいかぎりです。

◆ハッシュタグ
 「note勉強会嫌なことを言われた時」
 上記のハッシュタグを付けてください。

◆記事の貼り付け
 以下、3つの記事を張り付けてください。

チェーンナーさんの記事

かつおさんの記事

しんちゃんさんの記事

わたしの記事



さて、今回の記事は
note勉強会になぞらえて、
”嫌なこと”で視点を変えた内容です。

つまり「嫌なことを言われた時」と
受ける側ではなく、見方を変えて
「嫌なことを言う時」という
発信側で考察します。


「あっ!マズったかも」
「うわっ!相手の機嫌を損ねちゃった」
「これは、言わなきゃよかったかも…」

そういった、後から考えたときに
相手を逆なでするような言葉を吹きかけて
反省した経験はありませんか。

反省するも、時すでに遅し。

平謝りでは火に油。
いかに相手の機嫌をなおすかは、
とてもとても苦労した…

取り返しのつかない失敗談として、
相手に嫌なことを言ったときは
よく挙がる例です。



ただ、思い返すと…
なぜ こうも相手に
「嫌なことを言う」のでしょうか。

誰でも「嫌なことは言わない」ほうが
人間関係は円滑に進むと考えます。

にもかかわらず、
「嫌なことを言う」心理とは…

ぜひとも読み進めていただき、一緒に
考えを深めていただければ幸いです。

では、いってみましょう(^^♪



✔そもそも
 嫌なことを言っている
 認識がない

まず、大前提として
「人は不幸になろう」と思って
行動を起こしません。

どんなに凶悪な犯罪者でも、
その人の掲げる正義
 =幸せを手にするため
に行動します。

ポイントは、この原理原則に
「嫌なことを言う心理」が比例するのか。

わたしは
「一緒だ」と考えます。

つまり、「嫌なことを言おう」と思って
発言していないと言えます。

「そんなバカな!」と人によっては
心荒げるかもしれません。

「絶対に相手にとって嫌なことだと
 理解して、発言してるはず!」
と反論の声を挙げたい人はいるでしょう。

その気持ち、すごく分かります。

しかし、原理原則にあるように
「人は嫌われようとして
 嫌いなことを言っていない」
という点が深く考えるべき要因です。

分かりやすく、
ひも解いていきましょう。



✔嫌なことを
 言う人の心理

そもそも、「嫌なことを言う」は
受け手側の感想です。

言われる側とすれば、
あまり喜ばれる表現ではありません。

「最初から、嫌なこと言わないでよ」と
思うかもしれませんが、
嫌なことを言う側の多くは無意識です。

つまり、「嫌なことを言おう」とせずに
”無意識で勝手に嫌な表現になった”
言い換えたほうが分かりやすいですね。


なぜ、そう言えるのか。

それは、嫌なことを言う側の心理
関係します。

たとえば…

「おい!ボサッとしないで仕事しろ!」
「もう!もう少しまわりを見てよ!」
「それぐらいも分からないの??」

上記は、受け手側として
言われたら嫌ですよね。

ただ、言う側はどういった心理が
隠れているのでしょうか。

ひとつずつ
心の声をのぞいてみると…

「おい!ボサッとしないで仕事しろ!」
 =定時には帰りたい…
  もっと、やればできるのに…
  俺のほうが頑張ってるのに…

「もう!もう少しまわりを見てよ!」
 =わたしも十分に気を張ってるのに…
  何度言っても、聞いてくれない…
  あなたのことはよく見てるのに…

「それぐらいも分からないの??」
 =自分のほうが知識は高いはず…
  周囲がわたしの能力を認めない…
  どうして、比べられるの…

といった具合に
「嫌なこと=嫌われてやろう」とは、
単純にひもづきません。

そして、
こういった心理になる人の多くは、
”あること”が欠落しています。



✔人に
 認めてもらう

嫌なことを発言する人の深層心理に
隠れている”あること”とは…

ズバリ、
「承認欲求」です。


承認欲求とは、

自分以外の誰かに
 認めてもらいたい

と、強く渇望する欲求です。

認めてもらう対象は、さまざまです。

見た目や声、趣味、能力など…
大きく言えば「自分の存在そのもの」
認めてもらいたいと願う欲求です。

この承認欲求は、「嫌なことを言う人」は
例外なく持っています。

なぜなら、周囲の人に
「言葉として発信する=わたしを認めて」
と言っているようなものですから。


さきほど、例題で挙げた内容を
言い換えると「わたしを認めてほしい」
に聞こえるはずです。

◆俺のほうが頑張っているのに…
 ⇒誰も自分の頑張りを認めてくれない

◆何度言っても、聞いてくれない
 ⇒わたしばっかり聞いている…
  たまには、わたしの意見も聞いて

◆自分のほうが知識は高いはず…
 ⇒誰も自分の知識力に
  興味を示してくれない

どうでしょうか。

嫌なことを言う人の心のベースには、
承認欲求の欠落が見え隠れします。

つまりは、
「嫌なことを言う=認めてほしい」
といった方程式が完成します。



✔複雑な問題

嫌なことを言う人は、
「嫌なことを言おう」と思ってはいません。

無意識に嫌な表現になり、
受け手側にとって
「嫌だ!」と感じてしまいます。

そして、
嫌なことを言う心理状態の裏側には、
その人の承認欲求の欠落が
問題点として挙げられます。

日常的に周囲の人が認めてくれない
と感じれば感じるほど、嫌なことを言う人は
周囲にたいして「認めて」と
心の声を発しながら、
無意識に嫌なことを発言します。


「なるほど…」と
理解していただけたら幸いです。

ただ、物事は説明したとおりに
シンプルに解決するとはかぎりません。

なぜなら、
片方の承認欲求だけではないからです。

発言側、受け手側と
両方に承認欲求を持っています。

「おい!認めてくれよ!」と発言しても、
受け手側は「ふだんから認めてない人を
認められるわけないじゃない!」と
言い返すことも容易に考えられます。

お互いの承認欲求がぶつかり合い、
複雑に絡み合い、結果
とても修復できないような関係性に
陥るパターンはよくあります。



* * * * *



「えっ!なにも解決しないの?」

と思われた方に朗報です。

今回の内容を
知っているか・知らないかでは、
相手の発言に耐性を持てるか・持てないか
に関わってくるからです。

ようは、嫌なことを言われた時に…

「あっ!この人、日常的に
 人から認められていないんだな」
「わたしに認めてほしいんだな」
「自分の居場所がないのかな」

と、そんなふうに捉えられます。

あまり、言葉はよくないですが
嫌なことを言う人は、
寂しがり屋なのかもしれません。

誰かに自分の存在を
 認めてほしくて…

ちょっとでもいいから
 構ってほしくて…

だから、強烈に振り向いてもらうために
相手にたいして嫌な表現で
言葉にしちゃうのかもしれません。


まぁ…もちろん、
擁護できないような悪い発言には、
それなりの処罰は必要です。

ただ、その深層心理の裏側には、
「承認欲求を満たしてほしい」
という気持ちが隠れていることを
忘れないでほしいと思います。

もしも、あなた自身が相手にたいして
「嫌なことを言っちゃった」と思ったとき、
この記事の内容を知っていれば、少しは
気持ちがラクになるのではないでしょうか。


では、また。
失礼します。

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!