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自慢話よりも”相手”を自慢しよう

先日、ステキな記事を
拝読いたしました。


山根あきらさんの

「自慢話」です。


山根あきらさんは、
「真面目にふざけよう!」を
モットーにエッセイや短編集、
書評記事を書かれているnoterさんです。

今回は、そんな…山根さんの「自慢話」を
拝読させていただき、感じたことを
皆さんと共有したいと思います。

では、いってみましょう(^^♪



✔自慢話する心理

誰でも
「他人に自分の偉業を自慢したい」
と思った経験、一度ならず
二度、三度とあるはずです。

「過去に、こんなことをやった」
「前の試合でここまで結果を出した」
「あの人よりも多くの成果を残した」

そういうふうに、自分の経験した
耳障りの良い話を聞かせたい
と心が揺れ動きます。

輝かしい結果(成果)であればあるほど、
”自慢”をしたくなるのです。

山根さんは記事内で、
「自分がかわいいから、
 何かしら自慢したくなる」
と説きます。

まさに
「自分がかわいい=わたしを見て!」
といった心理が働くからこそ、
自慢話によって他人の興味を引こう
と話し出すのだと感じます。



✔Not to 自慢話

そもそも自慢話をされた相手は
喜ぶのでしょうか。

人によっては
「良い経験を聞かせてもらえた」
「自分の今後につながる話だった」
と感じて前向きにとらえる人もいます。

ただ…

多くの人は
「他人の自慢話に興味ない」
「どうにも身に入らない」
「聞いていて時間のムダだ」
と考えるのが大多数でしょう。

なぜ、相手の自慢話は
他人にとって面白くないのか。

考えられる要因は3つです。

①相手にとって
 関心のない話題である

自慢話をする人は、
自分が素晴らしい偉業を
成し遂げたことを伝えたいと
考えます。

しかし、相手にとっては
全く興味のない話題である場合も
おおいにありえます。

興味の感じない話ほど、
面白くないものはないですよね(;^_^A

②自慢話が長すぎる

自慢話をする人は、自分の偉業について
語りたい気持ちが強いものです。

ただ、「伝えたい」気持ちが強すぎて
話も比例して長くなりがちです。

結末のない長い話を聞いてると
飽きちゃうのは当然でしょう。

③自慢話が
 過剰になっている

自慢話をする人は、自分が成功したことを
誇示したい気持ちが強いものです。

ただ、誇示したいあまりに自慢話も
過剰になる傾向にあります。

そうした姿は、相手にとって
見栄っ張りに映ってしまい
信用を無くします。

信用のない人の話を聞いても、
心から「楽しい」とは感じないでしょう。



✔相手を
 自慢しよう

自慢話をしたい気持ち、すごくわかります。

山根さんも記事内で、こう語っています。

他の人が普通にできることであっても、
自分にとっては苦手なことを克服して
できるようになったら、褒めてもらいたい。

自分が満足ならそれでいい!という人も
いるかもしれないけど、
やはり褒めてくれる人がいたら嬉しい。

山根さんの記事より引用

やっぱり、自慢して相手から
「すごい」「やったね」「さすが!」と
言ってもらいたいのは人の性です。

人に褒めてもらうから、その後の
モチベーションアップにつながったり
挑戦する気持ちを持ち続けられるものです。


ただ…
わたしは皆さんに
あえて言わせください。

まずは、
相手を自慢してみませんか。

自慢話をして称賛されたいと思うよりも、
まずは相手の素晴らしいところを見つけて
「ここがすごいんだよね、あの人は!」
と先に自慢してほしいんです。


多くの人は、自分可愛さに
「我先に褒めてほしい」と考えます。

そうした自分本位な考え方は、
自然なことではあるものの
必要以上な”自分本位”は、
相手から煙たがられます。

逆に…

「あなたって、
 こういうところがスゴイよね」
と言われて嫌がる人はいるでしょうか。

「いやいや…」と謙遜しつつも、
相手の心の内は”嬉しい”で
埋め尽くされていること間違いなし。

そして、なにより
相手を自慢すれば つぎは
”相手からあなたを自慢してくれる”
はずです。

もちろん、「自慢してくれるはず」と
相手に期待するのはご法度ですよ😅

あくまで、見返りを求めず
こちらからさきに相手を自慢する

ぜひとも、
心がけてほしいマインドです。


* * * * *



何度もいいますが…

ご自身の達成した素晴らしい偉業を
伝えたい気持ち、すごく分かります。

自慢したいですよね💦

「あんなことやった」
「こんなことやった」
「ここまでやった」

自分の苦労話も含めて
「聞かせたい」という気持ちは
嫌というほど分かります。

ただ…、そこはグッとこらえて、
まずは相手を自慢してあげてください。

自慢でなくてもいいです。

相手の良いところを
褒めてください。


「すごいよね」
「さすがだね」
「君にしかできないよ」

そうした言葉を投げかけるだけでも、
あなたを見る目は変わります。

その後に話す内容が
人から見れば自慢話だとしても、
相手は真剣に聞くことでしょう。

自慢された相手からの話は、
身体を正対して目を合わせて
心開いて聞き入ります。

そうなれば、自慢話も”自慢”ではなく
聴く人のとっての財産へ変わるのですから。



ぜひ、今回の記事を
参考にしていただけたら幸いです。

山根さんの記事も読んでいただけると、
より理解度が深まりますので
よろしくお願いします。


では、また。
失礼します。

山根あきらさん、
ありがとうございました!

サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!