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安くて美味しい!ベトナムグルメ旅 ~Part2 麺編~

Part1のごはん・パン編はいかがでしたでしょうか。Part2 では麺料理をご紹介します。

ベトナム料理といえば、まず思い浮かぶのが「フォー」と「生春巻き」ではないでしょうか。でも、ベトナムには、フォー以外にもたくさんの種類の麺料理があるんです。今回の旅では、日本でも食べる機会がありそうなフォーはやめて、別の3種の麺を食べてきました!
(文中では、10,000VND(ベトナムドン) = 約50円 として表記しています。)

※2017年に書いたものなので古い情報もあると思います。もしこのnoteを見て旅行を検討してくださる方がいらっしゃれば(いないか)最新情報を調べてくださいね。よい旅を! 

ミークワン/Mì Quảng

ミークワンはベトナム中部の都市、ダナンの名物。米粉から作られた平打ちの麺に、お肉や野菜や魚介などをトッピングして、特製のたれをかけて作る麺料理です。

ベトナム語で「Mì」は小麦粉で作ったヌードルの意味。
ミークワンは米粉から作るものの、小麦粉で作った麺に食感が近いことから「Mì」が使われるようになったそうです。それに、ダナンのあるクアンナム省(Tỉnh Quảng Nam)の「Quảng」をあわせて名付けられた、ベトナム中部を代表する麺です。

トッピングのボリュームがすごいですよね。旅行中はどうしても野菜が不足しがちになるので、野菜がたくさんのっていて嬉しい♪

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ミークワンは「汁なし和え麺」と言われているそうで、スープに麺が入っているわけではなく、前述のとおり、麺にたれをかけていただくもの。

麺や具材をよけてみると、こんな感じでした。ラーメンのスープのようにたっぷりではないものの、割といっぱい入っていますね。価格は35,000VND(約175円)でした。安い!

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カオラウ/Cao Lầu

カオラウは、ダナンと同じくベトナム中部にある都市、ホイアンの名物料理です。
ホイアンは、16世紀末から17世紀まで国際貿易港として繁栄した都市。朱印船貿易が栄えた時代にホイアンでは日本人街が形成され、その時代に日本人が伝えた「伊勢うどん」がカオラウのルーツと言われているんです!

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豚肉、揚げたライスペーパー、もやし、香草などの具がのった米粉で作った麺に、醤油のようなたれと絡めていただきます。ベトナム人はミークアンと同じく、カオラウの麺のことを「Mì」と呼ぶそうで、確かに小麦粉の麺の食感。麺といい、スープといい、うどんを食べているような感覚でした。

具材をよけてみると・・・見た目もうどんのようですね! こちらは、30,000VDN(約150円)です。

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そういえば、ホイアンで宿泊したホテルの朝食ビュッフェにも、カオラウがあったのでいただいてみました。朝から麺料理は少し重いかなと思ったけれど、美味しくてぺろりと食べてしまいました。

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フーティウ/Hủ Tíu

最後に紹介するのが、フーティウ。
フーティウは、カンボジアから伝わったベトナム南部で食べられている麺料理。この麺も米粉から作られています。半乾燥させてから細く切った乾麺で、コシがあるのが特徴です。

海老、豚肉、ひき肉、レバーなどたくさんの具が載っています。

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麺はスープにはニンニクもたっぷり入っていて美味しい。パワーが出そうな味です!温かい麺なのですが、冷製にしても美味しそう。

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こちらは、ガイドブックに載っていたホーチミンの「Lien Hua」というお店でいただきました。このお店の創業者が、フーティウをカンボジアからベトナムに持ち込んだ方だそう。価格は100,000VND(約500円)とベトナムにしてはお高めでしたが、大満足の美味しさでした。

4本シリーズです🍚
安くて美味しい!ベトナムグルメ旅 ~Part1 ごはん・パン編~
安くて美味しい!ベトナムグルメ旅 ~Part2 麺編~
安くて美味しい!ベトナムグルメ旅 ~Part3 スイーツ・おやつ編~
安くて美味しい!ベトナムグルメ旅 ~Part4 一品料理とビアホイ編~

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