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【ゼロ・絶望的な状況からたどり着けそうもない夢を叶えるにはどうすれば良いか:方法】貧乏・低学歴から関東の国立大学に合格し人生を開いた話

田舎の貧乏暮らしから、お金をかけずに、大学=早慶上智まではいかないが、当時MARCH以上と言われていた東京の国立大学に合格したお話。4006字。

【本文】



■かの有名な、人生を逃げ切っている「やまもとりゅうけん」さんも1日11時間勉強して大学に入学したと言っていましたが、
(神戸大学に入学されたそうです)
私も、関東甲信越地方では有名な当時MARCH以上と言われていた国立大学に入学することが出来ました。

これを大人が読むと「つまんなそー!?」と思うかもしれませんが、中学校、高校生向けに書いてあります笑
しかし大人にも人生の参考になるように書いてあります笑

■やまもとりゅうけんさんは祖父が中卒職人を経て経営者ということで貧乏ではなかったと思うのですが、私の実家はとても貧乏でした(笑)

両親を始め、身近な人で大学に行っているような人はいなかったのですが、唯一、従兄弟のお兄ちゃんは頭が良くて大学へ行っていました。従兄弟とは、お母さんの姉の息子で、お母さんの姉の旦那様(うちの家系と血の繋がりなし)がとても優秀だったので、その血を引いているから頭がいいのだと思われていました。血の繋がっている人たちはどうなの。頭悪すぎ民族と思われていました笑。

 また、育った保育園、小学校、中学校は基本的に民度の低いヤンキーしかおらず、過疎化の進んでいる地域で、友達たちはみんな、大きくなったら
「病院の売店で働く」「西友のレジ」「実家の飲み屋を継ぐ」が夢で、それが現実の就職先でした。

 私は運よく、頭が良かった従兄弟の勉強方針を母が取り入れてくれたので、小学校の頃から「はつらつ」という勉強の教材をやらせてもらい、小学校から塾に通わせてもらっていたこともあり、小・中と学年一位の成績でしたが、同じ学年1位をとって当時一緒に競い合っていた生徒会長(私も生徒会役員をやっていました)

の将来の勤め先が「地元の郵便局」でした。しかしすごい出世だと言われていたので、ここの地域の民度・レベルが測り知れるでしょう(笑)(とても失礼ですみません)

■話が長くなってしまいましたが、そんな地域で育った私が辺鄙な田舎からどのように国立大学に一発合格したのかこれから書きたいと思います!(誰も興味ありませんがね)
ださい、貧乏、夢なし、金なしがどうやって夢を叶えるかということを書きますよ!
もちろん、お金がなさすぎたので、私立大学受験や、浪人は出来ない環境で、1つしか受けていません!(笑)

話がまた長くなってしまいましたが、私の人生の中で、大変だったことは2つしかないのですが、今回の受験の時が、人生における大変さNo.2だったのでぜひ書きたいと思います。

■■■
まず、私は高校生になり、県内地域でno.1の進学校に入ったので(もともと男子校の高校)

  周りはリュックに機械を入れているような秋葉原オタクみたいな男子しかいなくて(クラス42人に女子5人のみ)困ったなーと思っていたのを思い出します。
 友達になれそうな人が誰もいないですし理系コースに入ったのでいきなり数A・Ⅰ・Ⅱ・Bが始まります。

 化学ⅠAⅡB、物理ⅠAⅡB、生物ⅠAⅡB、地理、世界史、日本史、国語現代文、英語、数学ⅠAⅡBⅢCと怒涛の如く授業が始まったからです。当然の如く、地域での今まで行っていた塾で、問題を解ける先生がいなくなっており聞ける人もいませんでした。

 1年生の時はみるみる成績は落ちていくばかり。教科書を見ても答えが書いてなく解き方が書いていないので何もわかりません。

■そんな時、高校2年生の時、お母さんから親和塾という京大の先生が個人的にやっている塾があってそこに行った人は東北大とか北大とかにしか受からない、超凄い塾があるんだって!とのこと。しかも1学年5~6人しかとらないらしい。

(お母さんネットワークあなどれなし。お母さんもいつも仕事は出来る)

私は何一つ勉強がわからず、当時ネットも普及しておらず(WEBは着メロのダウンロードと出会い系サイトしか使わないと言われていた)何も情報がなく、何もしなければ死ぬしかないと思ってたので(笑)入ることにしました。

4~5時間、週2で月28800円の費用と聞いて高いなぁとは思いましたがとにかく入ることにしました。
(入るにも面接がありましたが何とか入れました。〇〇大学に入りたいので!ただこれだけ言って入りました(笑)

4~5時間の塾と聞いていたのに、初日行ってみると16時~1時まででした。???9時間ですぞ

高校終わった時間から16時~1時までです。

朝6時に起きて、7時の電車で2つ離れた駅の高校に行き6~7時限まで授業を受けた後にさらに9時間勉強です笑。

しかも、喋ること、飲み食い一切禁止です。とにかくひたすら数学ⅠAⅡBⅢCを解きまくる、先生は黒板に答えを書きまくる、ただそれだけです。

とにかくマラソンでした。もうマラソン以外に言いようがありません。文系女子ならわかるかと思いますが国語、英語、社会など、間に面白そうな気が休まる問題を挟むのでもなく、ただひたすらずっとスタンダード数学ⅠAⅡBⅢCの解きまくりです。

さらに私の高校は体育では8月のプールの授業が終わると月曜:4km 火曜:6km 金:11kmの山登りマラソンの授業が始まり2か月続きます。マラソン×数学塾の組み合わせ。極めつけは最後のマラソン大会、10/25の22㎞マラソン(山登り+諏訪湖1週)の後にも塾があったこと。もちろん1時すぎまで!次の日6時起床です笑

しかし、この経験をやった後は、数学は学年800人のうち3位が取れたり、一緒に塾でやっていた5~6人のメンバーが800人中1~6位を総なめしたりと
とんでもない成績をおさめ、一緒にやっていた熟成は東北大、北大に行きました(汗)

そして私も念願の国立大学に合格!

しかし一番学びとしてあったことは、とにかく、一番嫌いな、一番大事な教科をものすごい過酷な状況でやったのでその他の英語や好きな科目の
勉強が全てeasyになり苦痛じゃなくなったので何でもやっていけるようになりました。

そして数学を死ぬほどやりまくっていたせいで英語も数学のように解いたり(文章に一旦斜線を入れて区切り、分解して読み解くなど)すべて
応用出来ました。数学の考え方のいつものパターンが全ての強化のテストに使えました!これが化学でも生物でも英語だったとしても考え方のくせは他の全ての教科に使えました。

■それくらい一つのことに集中して一定期間以上やりまくるとその道のプロとなり、そのベーシックな考え方は生きていく上で全てに
通用するようになるを実感しています。

またマラソンで走り続けて「もう走れない」というしんどい時に、進まなきゃ終われない、帰れないという状況は数学のしんどい時に問題を解く方法へ進んでいく等、全ての事柄に通じ、いかに眠い中、あと9時間頑張るか的なマインド、体力の爆上がりともなりました。

■とにかく「塾」が凄かったと言うよりは、「しんどすぎる体験」「それの乗り越え方がわかった体験」が一番糧になりました。

これらはマラソンと同じで初回~4回目くらいが超しんどいのですが続けていくと苦にならなくていつものこと♪当たり前の感覚、当たり前にこなせる感覚になり疲れなくなりました。慣れとは不思議なものです。それもしんどいとかではなく、

いつもの絶好調の体調のままこれがクリアできるようになり、いつもの疲れていない、起きたばかりの絶好調な体調を維持したままこのこなせる状況になります。

そしてマラソン、水泳と一緒である程度の一定レベルを超えるとzoneに入ります。ランナーズハイというか浮かれている 心地いい、気持ちいい領域に突入します。

そうなってくると高3の試験が近づいてからもセンター試験、二次試験の時にzoneになれているように毎回の成功体験も積み重ねました(途中で飽きていて漫画を読みまくっていたり手を抜いていたことも多々ありましたが

コツコツやっていたものは、さぼてってももう身についていました。

■まとめ
・やる、やらないで迷ったら迷うことなく「やる」を選択。
・何事も初めは辛いが4回目から少しずつフォームがわかってきてこなし方もわかってくる。フォームをマスターしたらあとはどんどん打つだけ。
・フォームをマスターするとは、把握すること。この問題にはこの答え。把握したら勝ち。

・今までの自分の限界突破がコツ。壁を破ること。
・問題集寝ても覚めてもやる。
・起業するのに、好きな分野の本60冊読みなさいとあるが、とにかくまずは量をこなすと傾向がわかる。同じ問題が出る。むしろ世の中同じもの、パターン化で全て片付くと言っても過言ではない。

・マラソン:やってみないと自分の限界にぶち当たらない。きつい時どう進んだか、これが勉強の時に毎回思い出される。
マラソン時に足を前に進めているのでこれはもうできる。

・やり続けるとzoneに入れるようになる。
・慣れてくると初回きついと感じていたものは無。スタンダードとなり、全く辛くなくなる。当たり前にこなせるようになる。

補足
:大人になって経営者になるための本を読んだ。経営者は素手でトイレ掃除があったが世界が変わった。掃除は何でもできるようになった。

一番やりたくないものに突っ込んだーやっちゃったのですべてのことがイージーになった。台所、床、何てことはない。あらゆるところきれいにしたくなる。神様の作った世界に感謝、綺麗にしなきゃみたいな新しい感覚が生まれてくる。本当に不思議
この嬉しいはやったことがある人じゃないとわからない

ということがわかりました。

これらは全ての人生の出来事に通ずると思い書きました。これからも自分の体験から得たものを発信していきたいと思います。
                                                   敬具!


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