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子どもを理解するための視点②~その子の周囲に目を向ける~

~年に数度の巡回指導より、園に一人の療育保育士~

どうも👍
『一緒に保育をしてくれる巡回指導の先生』がモットーの、フリーランス療育保育士シロクマ先生です🐻‍❄️


療育保育士として活動している私が、
子どもを支援するために、
どのような視点から、子どもへの理解を深めているのか❗👀
第2弾です✌️


前回は、
その子自身の持っている力を理解する✨
という視点を書きました(前回の記事はこちら👇)

しかし、子どもの理解に努めるには、
その子自身についての視点だけでは、まだ足りません🙅

そこで、次に大事になってくる視点が
一歩下がって、その子の周囲に目を向けてみること✨

【物理的環境】
・クラスや部屋のものの配置
・おもちゃの種類や数
・子どもの用いる物(服、カバン、など)
・置かれているもの(棚、ロッカー、など)
・部屋の広さ  など…

【人的環境】
・子どもの人数
・保育士の人数
・保育士の指示(声量や言葉かけ)
・ご家庭のこと
・成育歴  など…

といった、その子を取り巻く2つの環境的側面について把握します☝️


1.その子自身の持っている力(見る力、聞く力、など…)
2.その子の周囲の環境(物理的環境、人的環境)


この2つ視点の様々な項目からなる、様々な組み合わせが折り重なって起こっている結果が…

・落ち着きがない、
・何回言っても同じことする、
・お友達と衝突してしまう、  など…

なのです。

本や自分で勉強した『こうしたらいいよ』を参考にしているのに、全然効果がない😔
と、逆に悩んでしまうことがあると思うのですが、
理由は…
『結果に対してのアドバイスであり、様々な要因から判断したアドバイスではない』
からなんです💦

つまり、
お子様ひとりを理解するには、あらゆる可能性の組み合わせが存在し、それらを総合的に捉える必要がある👍

だからこそ、
子どもの理解に努めるために様々な情報を集めるには、

専門家が現場で実際にその子を見て、関わり、一緒に過ごす中で、捉えていくことが一番なのです😆


次回からは、
療育保育士として、これまで実際に取り組んできた
どのような要因にはどのようなアプローチができるのか😁
について、書いていこうと思っています📝


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