『復職日記』について悩んでいること
こんにちは、みつまめです。
7月半ばに復職してから、4ヶ月半が経ちました。
私と同じ頃に休職生活を卒業した方は、毎日投稿、毎週投稿を止められている方がほとんど。
定期的な投稿をされていても、休職と復職をテーマに書かれている方はほぼ見当たりません。
その理由が何となく最近分かってきたような気がしています。
今日はここ最近の『復職日記』にまつわる悩みを、「躁鬱人」としての自分と絡めて綴ってみます。
私がnotoを始めた理由
私がnotoを始めたメインの目的は「自分のため」
休職中の生活の記録からスタートしました。
復職日記は「休職中の自分が、復職後の様子を知りたいと思ったから」続けることにしました。
ところが「最近の記事は、休職中や復職当初の"自分"が読みたい内容なのか?」と聞かれると、答えに詰まってしまいます。
復職後の記録であることに間違いはないのだけど、その時々に自分がどう感じたか?どう対処したか?があまり描けていない。
休職中や復職したばかりの頃って、「自分」にフォーカスする機会が多くて発見も沢山あるんですよね。
ところが復職して環境に適応してくると、さほど自分に集中しなくても仕事が回せるようになってしまう。
慣れたとも言えるし、自分に集中しすぎていたら仕事が進まない、とも言えます。
私が「適応障害」であるならば、寛解に近い状況であり、とても喜ばしいことだと思います。
復職日記も、今頃卒業宣言をしていたかもしれません。
双極性障害疑惑の私
私の診断名は今も「適応障害」です。
ところが、私が適応障害と診断された4月からずっと飲み続けている薬はビプレッソ徐放錠。
適応障害の体験談では見慣れない薬剤名。
私も疑問を感じ、自分で調べて気づきました。
薬の作用は「双極性障害におけるうつ症状の改善」です。
私が「躁鬱人」を名乗る理由は正式な診断を受けていない為で、先生も私自身もたぶん双極性障害なんだろうなと思っている状態です。
双極性障害というのは、躁(気分が高揚している状態
)と、鬱(ひどく気分が落ち込む状態)を周期的に繰り返す病気。いわゆる「躁鬱病」です。
(今後は「双極症」に名称が変わるそうですね。)
私も含め多くの方が「躁」の状態が本来の自分だと認識しているため、初診で双極性障害と診断するのは難しいようです。
大体がうつ状態で受診するので、うつ病と診断され、通院中に躁転エピソードが見られ、診断名が変わるパターンが多い模様。
私の場合、仕事を頑張りすぎていた時期と、訳もなく落ち込む(燃え尽きた?)時期の落差が激しかった事。
それが直近の1年間の間に、おおむね3ヶ月間スパン繰り返している様子が見られた事から、疑惑のままで投薬治療がスタートしたのだと考えられます。
私の躁鬱エピソードと仕事
私の躁鬱エピソードは、仕事との関わりが非常に大きいです。
そもそも企画職なので、アイデア出しは業務上必須。
企画を立ち上げたり、何かを制作したりする時ほど躁に傾きます。
ある一定の段階を過ぎると、不安感や焦り、無気力(燃え尽き感)な状況が続きます。
今までそうした小さな波を繰り返していたところで昇進し、全く未知なる分野(マネジメント)が加わってバランスを崩し、より波が大きくなっていきました。
その波が大きく落ち込んだのが2021年4月。
その時の波で休職に至りました。
休職中は当然仕事をしていないのでこれといった躁転エピソードは現れず、鬱状態とフラットな状態を繰り返していました。
復職してからは、仕事の状況と連動して躁も見られるようになってきました。
躁が来れば、必ずその後に鬱がやってくる。
躁の波を極力小さくすることが、鬱の波を小さくすることに繋がります。
病識が深まったきっかけはnoto
躁転していると自覚できるようになったのは、notoに記録を続け、振り返る習慣がついたからです。
それまではアイデアがポンポン浮かんできたり、そのアイデアについて議論したくなったり、次から次へと仕事に手をつけたりする状態はおかしい、という自覚はありませんでした。
躁が恐ろしいのは、自覚がないこと。
自分の様子を観察する視点を持たないと、自分がおかしな状態であることに気づけず、ブレーキをかけることが出来ないのです。
自覚がないまま走り続けると、いずれぷっつりと糸が切れたように動けなくなります。
そのあとやってくるのは、大きな鬱の波。
躁と鬱が入り交じった状態になると、鬱の希死念慮と、躁の「実行力」があるので、より危険とも言われているようです。
(私の場合、よほど酷い状態にならないかぎりめったに希死念慮はでないのですが)
毎日『復職日記』を書き続け、週末に振り返る習慣をつけたことは、「躁鬱人」である自分にとっては非常に良い習慣であると思っています。
どのように続けるのがベストなんだろう
躁って、自分にとってはあまり苦痛を感じない状態です。
特に私は仕事と連動するので、躁の時期がないとアイデアも出ず、商売上がったりになってしまいます。
躁にならないように抑える、という事はあまり考えていません。
ただ、その後の鬱は恐ろしいです。
また休職に至るほどの鬱は経験したくありません。
できる限り躁であることに自覚的でいて、行きすぎないよう軽くブレーキをかけられる状態。
躁の後の鬱に備えて、すぐ受け身を取れるように準備しておける状態。
それが私にとっての理想的な形だと考えています。
理想的な状態に持っていくには、notoでの振り返りは必要と感じています。
いずれかの段階で『復職日記』の形を変えるのが良さそうだと考えていますが、どのような形が良いのかは全く見えていません。
あと、「休職経験者の復職日記」というテーマを外すのが惜しいような、寂しいような気持ちがあります。
「休職」をテーマに出会った皆様に沢山の救いと気づきを頂き、勝手に仲間だと思っています。
そんな、大切な仲間と思っている皆様から、離れてしまうような気がして…。
引き続きベストな形を考えつつ、しばらくは今の『復職日記』を続けていこうと思います。
よろしければ、また見に来ていただけると嬉しいです。
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復職した頃の私。ずいぶん前には進めています。
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躁鬱人としての心得(?)を得た『躁鬱大学』の読書感想文
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