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【a story of family】撮影日記

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家族が増えるということと、寄り添える幸せ

家族が増えるということと、寄り添える幸せ

こちらのご家族のママとは、
私が娘を妊娠中、産院の母親学級で出会いました。

私の娘と息子くんは、同じ年の同じ月生まれ。

一緒に出産を乗り越え、子育てを経験し、
母になっていった、
言うなれば、母友です。

息子くんの成長が我が子のように楽しく、嬉しく、
息子くんの2歳の誕生日のお写真を撮らせていただいたときは、
じーんと胸が熱くなりました。

そして、彼女は第二子を妊娠・出産。

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SNSが結でくれた出会い と 七五三

SNSが結でくれた出会い と 七五三

以前、「SNSの反応が気にならなくなった。」という投稿をしました。

しかし、やはり投稿をするのをどこかで躊躇していた自分がいました。

その後も、ありがたいことにたくさんのご依頼をいただき、
毎日のようにお写真を撮らせていただいて、

私の宝物の写真は増えていきました。

この宝物と、ご家族と時間をともにさせていただいたあたたかい気持ちを、忘れたくないし、記しておきたいなと思いながらも、ブログを

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七五三の贈り物。

七五三の贈り物。



彼女と出会ったのは、大学1年生の時。
4年間ずっと一緒のクラス。

お互い大恋愛を経験したり、
ルームシェアをしたりしながら、
卒業して、大人になって。

それでも相変わらずよく会っていて、
私の25歳の誕生日には一緒に【SEX AND THE SITY】の映画を観に行ってくれて、
26歳の誕生日には、家出した私に付き合って一緒に旅行に行ってくれた。

彼女の前で何度泣いたことか。

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「授乳フォト」と「私の好きな写真」

「授乳フォト」と「私の好きな写真」

授乳フォトとは、その名の通り、
赤ちゃんにおっぱいを飲ませているところを撮影した写真です。

写真には色々な側面があると思うのですが、
誰にも見せない自分だけのプライベートなものとしての面もあります。

年月が経ち、振り返り、その時の気持ちを思い出し、一人で感慨にふける。

日記のように。

授乳フォトはまさにそれだと思います。

そんな、
大切で少し切ない思い出のかたまりを、どう写真に写すか。

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3回目のマタニティと「自立」について

3回目のマタニティと「自立」について



友人に会いに、長野に行きました。

諏訪は、神たちの町なのでしょうか。
静けさと厳かさと優しさ。
しばらく町並みに見入ってしまいました。

そんな町で育った彼女。
同じ大学だった彼と結婚し、今では3人目の男の子がお腹にいます。

母は強しなのか、彼女が強しなのか、
臨月妊婦でも、パワフルな2人の息子くんと遊ぶ遊ぶ!

私は内心ハラハラしていたのですが、
ニコニコパワフルな彼女。

そういえば彼

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子どもができてからの結婚記念日

子どもができてからの結婚記念日

先日、友人の結婚記念日にお写真を撮らせていただきました。

私は女なので、
女の場合ですが、
子どもが生まれると、
生活スタイルも、行動パターンも、考え方も、

大きく変わります。

愛する我が子のために一生懸命なのです。

そして、夫に求めることが多くなってしまいます。

我が家の喧嘩の原因は主にこれ↑です。

私が反省しているかどうかは、置いておいて、
「妻は母になり、夫は少年のまま。」だと思

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ふだん。いつも。の時間

ふだん。いつも。の時間

毎日、同じ、じゃないけれど、
たいして変わりもない。

暇じゃないけど、時間はたっぷりある。

大変だけれど、過ぎてみるとやっぱり幸せ。

赤ちゃんが産まれてから、外に遊びに行けるようになるまでの時間って、
過ぎてみるとあっという間ですが、
1日はとっても長かった。

夫以外の大人と話さなかったとか、ざらにあった日々。
赤ちゃんとの、二人きりの時間。

そんな、静かにゆっくりと流れる時間を、写真に

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私が「撮ってほしい」マタニティフォト

私が「撮ってほしい」マタニティフォト

私は、いわゆる「マタニティフォト」というものを撮りませんでした。

当時の私の中にあったマタニティフォトのイメージは、ドレスを着て、ヘアメイクをして、神秘的で美しい女性の姿を残す・・・というもの。

自分の結婚式でドレスを着るのも、実はなんとなく気恥ずかしかった私。それなのに、妊娠で10キロ以上増えた体重の時に、ドレスを着る気にも、スタジオでカメラマンさんにお見せする気にもなれませんでした。

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