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私が「撮ってほしい」マタニティフォト

私は、いわゆる「マタニティフォト」というものを撮りませんでした。

当時の私の中にあったマタニティフォトのイメージは、ドレスを着て、ヘアメイクをして、神秘的で美しい女性の姿を残す・・・というもの。

自分の結婚式でドレスを着るのも、実はなんとなく気恥ずかしかった私。それなのに、妊娠で10キロ以上増えた体重の時に、ドレスを着る気にも、スタジオでカメラマンさんにお見せする気にもなれませんでした。

もちろん、美しくて神秘的な女性の姿を見るのも写すのも好きです。
ただ、「自分が撮られるのは・・・」という話です。

でも、娘がすくすく育つにつれ、ちょっと後悔しています。
もっと妊婦時代、写真を撮っておいたらよかったなぁと。
娘と3人で写る家族写真の始まりだったんだなぁと思うからです。

そこで、妊婦さんとご家族にご協力いただき、「自分が撮って欲しいマタニティフォト」を撮らせてもらうことにしました。

撮りたい場所は、ご自宅。
撮りたい時間は、束の間のまったり時間。
格好はいつもの部屋着。
ヘアメイクはなんなら寝癖で。



こういうラフなマタニティフォトがあってもいいのではないでしょうか?
という提案でした。

どちらにしても、私が一番言いたいことは、
「もっと妊婦時代の写真を残そう。」ということです。

家族みんなが楽しみに待っていたこと。
それは、とても幸せな時間だったこと。

産まれてくる新しい命に伝えられるような、マタニティフォトを、
私に撮らせてください。

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