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ファイナンスの大大大原則

こんにちは。かきもとみさです。

以前にもすこしだけご紹介しましたが、「新解釈 コーポレートファイナンス理論」という本を読み進めています。面白かった内容を一部シェアしたいと思います。

ファイナンス理論が目指すものとは

ファイナンスと聞くと一見難しそうな学問ですが、前提とするものはシンプルです。

当初に投資したお金(現金)が、事業に使われたら、増えていた。

これを目指すのがファイナンス理論。

これは、会計学とは全然違うとも書かれていました。確かに、似て非なるものかもしれませんね。

PL(損益計算書)の利益項目と、「現金」は全く違います。

だから、投資家は利益を気にするのではなく、キャッシュを気にします。

例えば1000万円を投じたら、それが1100万円になっていた。そういうのを目指すということですね。

もし1000万円が1100万円になったら、10%アップしているわけですから、資本コストは10%であると言えます。もしこの10%が11%, 12%と上がっていくとしたら、これを「企業価値が上がる」と表現します。

このシンプルな仕組みを実現させるために、事業運営する側の経営者は日々あくせく働くわけです。表現することは簡単でも、実現するはめちゃめちゃ難しいわけですから。

このファイナンス理論と、会計学上の利益最大化というのを、混同してしまうとややこしかったり、大事なことを(キャッシュを増やす)二の次にしてしまったりすると思います。

市場は予測できないことが大前提

また、株価というのは、予測が不可能であることが大前提となっています。

株価をどのように予測するかがわかれば、投資で大儲けすることができますから、この手の話をいうのは一般人が広く飛びつきやすい話ですよね。

そして、「こうすれば株で儲かる!」と語るうさんくさい人たちが世の中に多いのもそれが理由なのではないかなと思います。

ですが、ファイナンス理論の世界では「市場の動きは予測できない」という大前提のもとに成り立っていると書かれてありました。

その理由は、「いま」は「5分後」の未来を予測できないので、「いま」の市場の動きというのは、「5分後の未来」の影響が反映されていないからだ、というようなシンプルな説明でカタがつきます。

だけど、暗中模索するのと、過去の学者たちが研究を重ねて導き出そうとした定説を学習して未来予測をするのとでは大きくちがいます。

だから学習することは大事なのだというメッセージも伝えられており、あらためてこういった難解な世界は毛嫌いせずに勉強することが大切だなと感じました。少なくとも、「まずは知ろうとすること」から始めるべきだと思います。

株は詳しくないのですが、ファイナンス理論の奥深さと面白さは素人ながら、好きみたいです。

引き続き、自分なりの学習を継続したいと思いました。


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