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みらっちコレクション

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心の琴線に触れた記事。そしてクリエイターさんをいつでも探せるようにマガジンにまとめています。
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#エッセイ

たった1つの作品が、たった1人の命を救うから

「noteで書いたらいいのに」  3年前のこの言葉があったから、今もnoteで文章を書いている。 …

すーこ
12日前
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早川義夫『海の見える風景』

「一年前、妻が癌になって初めて、そばにいてやりたいと思いました。しい子は3月28日に亡くな…

既視の海
3か月前
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ぼくの妻には右肩がない。

妻と結婚して2年が経ちました。 「がんサバイバーである妻について書く」ということに、よう…

味方ができたと嬉しかったのよ

母が私を産んだのは、何歳の時だったのだろうか。 今年70歳を迎える母。 私が今年44歳になる…

猿荻レオン
3か月前
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今の自分だからできるようになったこと

弱視で見えにくいわたしは、その人のもつ雰囲気に敏感だ。近くを通り過ぎるとき、顔がハッキリ…

リコ
3か月前
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初めて作家を見た日【エッセイ】

 村上春樹『風の歌を聴け』の中で、主人公に鼠が、なぜ本を読むのか、と訊ねる場面がある。こ…

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アントワーヌ・コンパニョン『寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門』

アントワーヌ・コンパニョン『寝るまえ5分のモンテーニュ 「エセー」入門』を読み終える。もちろん、昨晩に。 本書のもととなったのは、2012年7月2日から8月24日まで、月曜日から金曜日までの12:55〜13:00に、フランスで放送された「モンテーニュと過ごす夏」というラジオ番組。放送台本がそのまま書籍として刊行されると、フランスでは約1年で17万部も売れたという。 わが国で翻訳するにあたり、エセーの入門書にふさわしい題名にしたとある。「誠実さ」「他者」「羞恥と芸術」という

E114:だって今日は昭和の日

この話をすると誰も最後まで聞いてくれない みんな途中、半笑いで困ったような顔する そして…

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なんか、さゆらりっているなって。。。

なんか僕は今、さゆらりっている。 たくさん話したいのに、話したいことがない。 たくさん人…

ガラスの仮面・魂のかたわれ

梅の花を見ると、梅の谷を想起し 『ガラスの仮面』50巻はどうなったに着地する 梅の花といえ…

なんでもない毎日を愛おしく思う

久しぶりに、大切なママ友と会った。 肢体不自由の二女と一番仲良しだった幼なじみのママだ。 …

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記憶の引き出しの中から

祖母のことを、そして彼女を巡る物語を綴りたい。 令和という元号を、初めて聞いた時に反射的…

みきとも
6か月前
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「がん」について思うこと/呼吸器内科医が死と生を考える話

①「がん」とは何か    細胞が不死性を獲得して無限に増殖するようになった状態を「がん」…

渡邊惺仁
6か月前
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エッセイ | 神田すずらん通り(PASSAGE BY ALL REVIEWS)

土曜日のこと。人間ドックを終え、その足で神保町へ向かった。 🐾🐾🐾 10時前に神保町に到着。 健診後なのでとにかく腹ぺこ。まずはなにか食べたい。 「神田すずらん通り商店街」に入ってすぐのベーカリーカフェで朝食をとる。 大きなベリーがのったデニッシュと珈琲。 スーツケースを引いて歩いている人を度々見かける。 海外からの観光客も多そう、という印象の神保町。 目的のお店は12時OPENなので、それまで街をふらふら歩く。 文房具を扱う「文房堂」に長居してから街を一周。