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「できない」と「やらない」のラブソング

こんにちは、1054gです!

緊急事態宣言が解除された場所もあれば、まだ解除されていない場所も・・・。

地域によって差はありますが、確実に「ゴール」に向かっていることは確かですね。

頑張りましょ!


今日は、私が今でも思い出すと心臓が痛くなるような出来事を。

これ、書くのやめようかと思っていたんですが笑

自分の戒めのためにも・・・笑

「いい顔」の私ばかり書いているのも違うかなと思ったので。


事件は起きた。

それは12月の音楽の授業での出来事でした。

私の高校の音楽室にはなぜか琴が大量にあって、それを見た3代目

「よし!器楽はお琴をやるぞ!みんな爪をつけて練習だ!」

と言った様子で
かなりロックなお琴の曲を持ってきて、私たちに教え始めました。

私、恩師は全員音楽の先生ですが。

恩師が音楽家だからって私が音楽できるわけじゃないんですよ!!

音楽のセンス皆無の私がお琴なんて弾けるはずもなかった笑

あと、これは「事実」としてちゃんとお話ししておきたいのですが。

私は超軽度の小児麻痺でして
手先の不器用さや、視覚で識別する力がどうも他の方より弱いらしいのです。

コンパスやハサミ、図画工作・・・
こういったものがあまり得意じゃない手だったのです。(だから本当ピアノはいいリハビリになったと思っています)

友達とペアでやって、友達とペアで成績がつく(私の成績もペアの子の成績に加味される)ということだったので、

「これは3代目に麻痺のこと話しておいたほうがいいんじゃないか?」

と、母と協議のもと、3代目に何気に初めて小児麻痺のことを伝えました。

3代目にちゃんと理解も得てもらえて一安心。

だけどこれがよくなかった。

試験本番当日。

私は「弾けなくなったらペアの子には先に進んでもらう」ということで試験を受けました。

「私が「弾けない」ってこと、3代目も知ってるしな」

そう思って途中弾けなくなったら本当に弾かなかったんです。

曲調も早くて一度弾けなくなると、途中でまた加わるとかできないし。

「お前、弾けよ。お前の点数つけられないじゃん」

「だから弾けないんですってば」

ペアの子が弾く琴の音が響く中、こんな言い合いを聞かされた譜めくりの子たちとペアの子は、本気で心臓痛かったと思います。

結果、私に限らず私のクラス全員あまり出来がよろしくなかったようで。

3代目怒りまくっておりました。
(でも多分、あれは3代目の本気の怒りの1億分の1くらいだと思う)

みんなのテストの時間を私に割かせてしまったのは申し訳ないな。

そう思って授業終わりに、いつもみたいに3代目のところに行きました。

「・・・ごめんなさい。みんなのテストの時間、短くして」

「別に、お前の成績が下がるだけだからいいけど」

だって、言ったじゃんか。私。

弾けないって。そしたらそれでもいいよって言ったじゃん。

「じゃあなんで・・・!」

「もういい。それは言い訳だ」

亀裂が入った瞬間でした。

信じてたのに。

でもここで泣いたりするのは悔しかったので

「追試、受けにきます」

そう宣言して、音楽室を去って行きました。

この私の過ちからわかることは

「できない」と「やらない」は違う。

ってこと。

当時の私はそんなこと知る由もなく、勝手に3代目に裏切られた気持ちですが。


どうなるかな?


今回はここまでです!

今回もここまでお読みくださり、ありがとうございました!

次回に続く。

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