みおくま(熊澤弥緒)

メンタル最弱のピアノ伴奏者(熊澤弥緒)です。2021年、2022年、二度も乳癌になりま…

みおくま(熊澤弥緒)

メンタル最弱のピアノ伴奏者(熊澤弥緒)です。2021年、2022年、二度も乳癌になりました。2024年4月、肋骨&胸膜への遠隔転移。完治は無理なので、癌と共存して長生きを目標にしています。 元気になる気持ちの作り方を挿絵と共に発信します。

最近の記事

遠隔転移しましたが、、、

2度の乳癌は手術と抗がん剤で治療をしましたが、3度目は遠隔転移のため手術は出来ないと言われました。 現在、胸膜に癌があります。 癌は少しずつ大きくなっております。 様々な方が検証しても、やはり癌との診断がでます。 しかし、血液検査も問題なし、腫瘍マーカーも正常といわれ、、、 その上、肺も綺麗なまま。骨も痛くないし、せき髄なども問題なし。 なぜ、胸膜にだけ癌があるのか? 皆さん、不思議そうです。 私自身、現在、癌だと言われなければ、全然わからないのです。 体調も良いし、 むしろ

    • 20話 三日坊主は悪くない

      昔から、物事が続かない人に対して、三日坊主と呼ぶ。 物事が続かない人は1日でも嫌なのに、3日も続けたのなら立派だと思う。 何かを習得したいと思うならば、毎日コツコツ続けることは大切だ。 しかし、そのことによって、プレッシャーに押しつぶされる人も多い。 毎日ではなくても、少しずつ、気が向いた時にすれば、長く続けられることもある。 ピアノのレッスンも同じように考えても良いと思う。 大学時代まで、ピアノのレッスンが辛かった。 毎日練習しても、先生の思うように弾けないと怒られる。

        • 七夕に願いを込めて

          東北や北海道は8月7日が七夕です。 子どもの頃、絵本は7月と言っているのに、何故違うの?と感じていました。 先日、羽田空港に泊まり、お客様のいない第2ターミナルを歩いていたらAIRDOとソラシドエアのコラボ笹飾りが神秘的に輝いていました。 息子と将来の夢や希望を話し、大好きな飛行機を眺め幸せを噛みしめていました。 七夕の夜、どうか少しでも長く息子の成長を見せて下さいと願いました。 皆様の夢も叶いますように!

        遠隔転移しましたが、、、

          19話 上を向いて歩けなくても良いのです。

          涙がこぼれないように、上を向いて歩く。 素晴らしいです。 自分を鼓舞する力がある人ってうらやましい。 辛いことがあっても自分で解決できる人です。 でも、精神的ではなく、体力が奪われてしまっている時の病人は、上を向いてあるけません。 抗がん剤の治療中、一番辛い時期は、上を向いて歩くどころか、立ち上がることすらできず、ひたすら横になっていました。 お手洗いに行くときも、蛇のようにはいつくばって少しずつ進むこともありました。 しかし、この体勢は、術後の体には激痛。 傷口が開いてしま

          19話 上を向いて歩けなくても良いのです。

          乳がん手術の時に便利だったもの

          2度、乳がん手術をしました。 1度経験すると2度めは荷造りが簡単。 旅行慣れした人と同じ。 病院によっては、院内で購入出来ますが、私は、コロナ渦だったため、 院内でも他のフロアーへ行くことが禁止。 仕方がないので、色々な物を持ち込みました。 特に、良かったものは 「化粧水が含まれたボディーシート」 顔を洗いたくても、術後は体が痛くて、顔を洗う姿勢が出来ず、 蒸しタオルで拭きます。 しかし、忙しい大病院、タオルが欲しいとワガママなんて言えませんから、自分の好きな時間に顔をふくこ

          乳がん手術の時に便利だったもの

          遠隔転移ですが、自己症状も無く見た目は元気です。

          現在(2024年6月)の癌は、胸膜に遠隔転移して、少しずつ大きくなっているようです。 しかし、この癌、毎回、医師や検査技師の方々を悩ませているようです。 血液検査も問題なし。腫瘍マーカーでは正常と出て、癌が無いという状態。 肺も綺麗。 もちろん、乳癌の手術痕、リンパも問題なし。 そして、何よりも、 私自身が元気(笑) 顔色も良い。 だから、周りからは 「本当に癌なのですか?」と疑われそうです。 息子は 「お母さんは、何でもギリギリの線ですり抜ける運の良さを持っているから、癌も

          遠隔転移ですが、自己症状も無く見た目は元気です。

          夏と抗がん剤治療

          私が癌を再発するときはだいたい春頃でした。そのため抗がん剤治療は夏~秋にかけて行いました。 抗がん剤はいつでも辛いですが、暑さに弱い私には、辛さが倍増したように思えます。 個人差もありますが、参考までに私が当時感じたことをまとめます。 何と言っても、ウィッグとの相性が大切だと思いました。 私は、ウィッグをつけたくても、暑くて、頭皮がかぶれやすくなりました。 抗がん剤の治療中は皮膚が敏感になっているため、かぶれると治りも悪かったです。 ですから、夏用の通気性の良いウィッグを購入

          18話 断捨離も加減が大事

          最近、終活を考える。 こんなに大量の楽譜や本、CD等を残しても家族が困るかな、、、と思い、断捨離を始めようとした。 しかし、その姿を見ていた息子が 「お母さん、レッスン室の整理は、30年以上たってからで良いよ。 まだ、今のまま残していた方が良いよ。」と言う。 どうやら、私が大切にしている物を手放そうとするのを見たら、 もうすぐ私がこの世からいなくなってしまうのでは?と思ったようだ。 物がたくさんあれば、残された家族は処分に困るだろうと思った。 だが、家族にとっては、その物がた

          18話 断捨離も加減が大事

          癌の治療中に便利だったもの

          ポジティブに生きるための考え方も大切ですが、時には便利な物に頼るのも大切。 特に、抗がん剤治療は私の体力、気力をほとんど使い果たしたように思えます。 食べれないことが辛いのですが、それよりも私が辛かったのは「香り」 いつもなら、アロマとか大好きなのに、とにかく香りを嗅ぐと吐き気がとまらず、ますます具合が悪くなりました。 抗がん剤治療の人がお勧めと言われる、無香料のシャンプーなどもためしましたが、それもあまり好きではありませんでした。 毎日、変な汗もかくので、シャワーを浴び、ボ

          癌の治療中に便利だったもの

          17話 感情の重さは人それぞれ。同じ重さで返してもらえると思ってはいけない。

          愛情や友情、様々な行動からおこる感情は、目に見えません。 見えないからこそ、誤解を生むこともあります。 相手に対して、こんなにもしてあげたのに、少ししか返してもらえなかったと嘆く人がいます。 相手に「○○してあげた」と思った時点でアウト!と思いましょう。 「あなたを手伝うために、私の身を削ってまで時間を作ってあげたのに!」と言われた時、 「私のために、そんなにも頑張ってくれて、ありがとう」と大きな感謝をする人もいれば 「無理をしてまで時間を作って欲しいとは頼んでいない!そん

          17話 感情の重さは人それぞれ。同じ重さで返してもらえると思ってはいけない。

          第16話 石橋を叩いて壊してしまい渡れなくても仕方がない!

          子どもの頃から、石橋を叩いて、叩いて、、、そしてとうとう壊してしまい、渡ることすらできなくなってしまうことが多々あった。 そんなに、考えなくても、思い切って渡れば何とかなるのに~と言う友人たちも多い。 しかし、そんなことを言われても、怖くて渡れないのだ。 たまに、無理をして渡ると、悪い結果に結びつくことが多かった。 あれから、半世紀近くたって思うことがある。 石橋が壊れて渡れなくても、他の方法があるのだ。 自分が安全だと納得しない橋を無理して渡るより、安全だと思える方法で渡

          第16話 石橋を叩いて壊してしまい渡れなくても仕方がない!

          15話「王様の耳はロバの耳」と叫ぶより悩みは紙に書いて吐き出そう!

          悩みが重なると、ストレスになり、どんどん落ち込むことがあります。 そんな時は、カラオケに行って大きな声で歌う!という人もいますが、仕事として音楽をしている私は、カラオケはストレス発散には全くなりません。 普段から、レッスンなどでも声を使うことが多く、むしろ、静かに過ごしたいと思ってしまいます。 では、悩みをどのように解決しているか? とにかく、紙に書きだします。 そして、最後に、書きだした紙を破ります。 最近、お皿を割ってストレス発散が出来るお店もありますが、この方法だと、お

          15話「王様の耳はロバの耳」と叫ぶより悩みは紙に書いて吐き出そう!

          14話 バケットリストは元気な時に1つでも多く叶えよう!

          バケットリスト(Bucket List)とは、「死ぬまでに、やりたいことのリスト」のことである。 映画等で有名になり、100項目のリストが主流のようだ。 このリスト、余命がわかってからではなく、夢を叶えるために、少しでも若いうちに、そして、元気な時に書きだすことが大切だ。 実際に、本当に叶えたいことは、体力や気力、そして、一番大切なのは財力が無いと出来ないことも多い。 だからこそ、元気な時、そして、若い時こそ、1つでも多く叶えておくと良い。 私は100項目を書いたことは無いが

          14話 バケットリストは元気な時に1つでも多く叶えよう!

          13話 最善を尽くしていれば後悔無し

          人間は、生きていれば、何度も運命の分かれ道に出会う。 その時、良かった!と思って選んでも、10年後には失敗した、選ばなければ良かった。。。と思うこともある。 しかし、この失敗した時に、選び方によっては、今後の進み方が大きく変化する。 たとえ失敗しても、自分が真剣に悩んで選んだ道だと思えば、もう一度、別の道を歩むことが出来る。 ここで大切なのは、 「自分で選ぶ」ということ。 周りの人に勧められたから。。。 親に言われたから。。。 友達がしていたから。。。。 そんな理由で選ぶと、

          13話 最善を尽くしていれば後悔無し

          第12話 後悔はしない方が良い。しかし、反省は大いにすべき。(改)

          「今日の本番、上手にピアノが弾けなかった、、、」 と思いながら泣いている熊がいる。 熊は 「あの時、練習もしないでダラダラ寝ていたなんて、、。そんなことしなければ良かった、、、」と後悔ではなく、反省をしている。 もしも、ダイエットをしていたら、乳癌にならなかったのかな? (急激な体重増加が乳癌につながるという記事を見たから、、、、) 手術の後、重い物をあまり持たないようにしていたけど、つい、忘れて右側でカバンを持ったのが再発の原因になったのかな。。。 (医師に注意事項で言わ

          第12話 後悔はしない方が良い。しかし、反省は大いにすべき。(改)