夏と抗がん剤治療

私が癌を再発するときはだいたい春頃でした。そのため抗がん剤治療は夏~秋にかけて行いました。
抗がん剤はいつでも辛いですが、暑さに弱い私には、辛さが倍増したように思えます。
個人差もありますが、参考までに私が当時感じたことをまとめます。
何と言っても、ウィッグとの相性が大切だと思いました。
私は、ウィッグをつけたくても、暑くて、頭皮がかぶれやすくなりました。
抗がん剤の治療中は皮膚が敏感になっているため、かぶれると治りも悪かったです。
ですから、夏用の通気性の良いウィッグを購入しました。
帽子はかぶりたかったのですが、固いタイプの帽子は、こんなに頭皮が痛くなるのか?と驚くほど刺激がありました。
コットンで出来た、柔らかい帽子は、肌には優しいけど、日差しも通過するのか、とにかく頭が暑い。
と言うわけで、日傘と夏用ウィッグで乗り切りました。
ターバンやスカーフを巻く方もいますが、私は熱中症にかかりそうと思うくらい、頭が暑くて外出できませんでした。
暑い日に無理をして外出をすることはありませんが、通院や抗がん剤治療のために外へ出る時は、なるべく歩かないようにしました。
どうしても歩くときは、少しでも涼しい時間(朝早く)を選ぶようにしました。
これから暑い日が続きそうです。
皆様、治療に負けないよう、体力もつけて頑張ってください。

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