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第16話 石橋を叩いて壊してしまい渡れなくても仕方がない!

子どもの頃から、石橋を叩いて、叩いて、、、そしてとうとう壊してしまい、渡ることすらできなくなってしまうことが多々あった。
そんなに、考えなくても、思い切って渡れば何とかなるのに~と言う友人たちも多い。
しかし、そんなことを言われても、怖くて渡れないのだ。
たまに、無理をして渡ると、悪い結果に結びつくことが多かった。

あれから、半世紀近くたって思うことがある。
石橋が壊れて渡れなくても、他の方法があるのだ。
自分が安全だと納得しない橋を無理して渡るより、安全だと思える方法で渡ることが出来るのなら、その方が良い。
石橋を叩いて壊してしまって、落ち込む必要はない。
壊れる橋が悪いのだ。
しっかり、自分自身で考えて出した結論なのだから、
壊れたら、仕方がないと思えば良い。
そして、新しい方法を探し、いつか渡れる方法を探すことが大切だと思う。
もしかしたら、羽が生えて飛べるかもしれない。
誰かが素敵なつり橋を作ってくれるかもしれない。
周りを良く見れば、迂回路だってあるかもしれない。
今は無理でも、いつか渡れる日が来るはず。
そう思って、慎重に生きても良いと思う。

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