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20代女子の移住日記

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2017年4月からより山奥の地域へ居を移します。20代過渡期女子の田舎暮らし。日々の記録です。
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記事一覧

俺ん家の田んぼの中で一番うまいとこの米だ。

俺ん家の田んぼの中で一番うまいとこの米だ。

ご無沙汰してます、リーダーです。

前回のサブリーダー・あかねさんの出向記録がめっちゃよくて、
『あたしもここに来ていなかったらどうだったろう?』と考えてしまいました。▶(ここに来ていなかったらどうだった?)

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私の場合は、移住と言っても、
①高校卒業(三重県)→大学入学(茨城県)
②大学卒業→就職 より田舎へ。ただし市街地のアパート暮らし
③就職2年目でアパート契約更新→ええい、節約

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「リアルですね」

「リアルですね」

最近、Iターンした女子として、電話取材を受けた。

自分の出身地やIターンに至った経緯をぽろぽろとお話した。

そのあといくつか質問を受けた。

「困ったことはないですか?例えば虫が出るとか、スーパーまで車で30分とか。」

「休みの日は何してますか?例えば川へ行ったりとか?」

「生活費とかどうですか?イメージは食費が浮くとかなんですけど」

おぉおぉおぉ、すごい

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お湯が沸いたぁぁぁ!!!

お湯が沸いたぁぁぁ!!!

いちばんこのお家で憂鬱だったのは、
お風呂。

シャワーが使えなかったのです。

シャワーと浴槽の蛇口が別口で、
今まではずっと、浴槽に水を張って、
灯油で焚いてお湯にして使っていました。

こいつで沸かしてるんですが、これがまたすごい音を立てる。周辺が熱くなるから、完全に熱を逃がしてるのがわかるのです。

「冬までには直して〜〜」とお願いしていた、
町の便利屋さん。

4月に私がこの家へ引っ越し

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トゥモローランドとウエスタンランド

トゥモローランドとウエスタンランド

隣のエリアは「田舎ってこんな感じだよね。」と、
友達と話したことがあります。

トゥモローランドは、
スペースマウンテンとかスターツアーズとか宇宙の世界。
ウエスタンランドは、
ビックサンダーマウンテンとか、ゴリゴリのアメリカンな世界。
(だったよね?違ってたら教えて。)

ディズニーランドで少し歩けば、まったく異なるエリアが広がるように、
同じ世界に、国に、地域にいながらも、
隣のエリア

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休日は果樹園へ。

休日は果樹園へ。

今日おやすみだったので、
朝9時からご近所の果樹園のお手伝いしに行きました。

場所☞中里レジャー農園私が住んでいる日立市中里地区は、
りんごやぶどう、柿などの果樹栽培が盛んです。
27件もの果樹園がある『中里レジャー農園』エリアでは、
毎年果物狩りが楽しめます。
10月ごろからのりんごのシーズンがおすすめ!旨いよ!

なんで?☞農園サポーター日立市では毎年
「中里レジャー農園サポーター(援農ボラ

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ムカデなうー!

ムカデなうー!

どうも。
チーム里山出向、リーダーのみのりです。

只今、サブリーダーからメッセが入りました。

ひぇぇ。

うちにも6月に出現して以来、奴とは合ってないぜ。

退治早いな~~。

もういっそのこと、悩んでた記念すべき私の初回ネタにすることにしました。

本当、そうなんですよね。
田舎に住み始めたら、
「女で何やってんだろう?」と思うことがたまにあります。

ムカデはまだまだ、

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【閲覧注意】空き家で虫のカーニバル

【閲覧注意】空き家で虫のカーニバル

うちにはいろんな訪問者がいるんです。

ダンゴムシは玄関周りにうじゃうじゃしてるし、
クモは手の上で操ってたまに遊びます。

台所の流し場に出現した10㎝ほどのムカデには熱湯をかけました。
きゅううううううっと縮こまってなすび色になりました。

奴らには出会わないなーと思ってたんですが、
昨晩、ご挨拶を交わしました。

記念すべき初対面にも関わらず、
台所の壁と床に!居間の戸棚に!!さ

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自己中に生きる。

自己中に生きる。

「移住、悩んでないか!?」
1か月前の記事を読んだ人から、たくさん声をもらった。
実際もやもやしていたし、今でももやもや考えながら住んでいる。
(過去note▷半径何メートルかの世界)

先月旅から帰り、ふとしたときに一番初めに書いていたnoteに目を通してみた。(過去note▷春から移住女子を深めてみる)

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ふと振り返って読んでみて、あぁ、私って、
「田舎に住むなら○○であるべ

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私の『移住』は、手段です。

私の『移住』は、手段です。

「みのりさんの移住女子ブランディング、始まりましたね!」

先日、友人にかけられた言葉。

あれ?
私、自分のことを移住女子でブランディングしたいんだっけ?

「いや、そうじゃないんだなぁ。」

って、心のどこか、ちっこい私が声あげた。

最近、ありがたいことに、
『移住』をキーワードに、自分の体験を口に出す機会が増えた。

見ず知らずのひとに、自分の言葉で体験や思いを伝えるたび、自分のことを振り

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瞬きする間に

瞬きする間に

働き、暮らす場所をここに構えるまで、
山は紅葉がいちばん綺麗なんだと思っていた。

秋の山はもちろん映えるけれど、
山桜が咲く4月、新緑がまばゆい5月は、
山を眺めているだけで顔が緩んでしまう。

まさに、「山笑う」春。

***

暮らし始めて2ヶ月。
ご近所さんに恵まれて、いろんないただきものを手にしている。

白菜の花は、菜の花と似ている。
食べれる花束をいただいたときは、ここへ来たことを祝

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きくちゃん家へ。

きくちゃん家へ。

ようやく、少し、落ち着いてきた。

繁忙期の仕事の合間に引越しをやるのはなかなか大変で、空き家で一晩夜を過ごしたら風邪をひいてしまった。

本当に、空き家へ移住した。

***

3月24日、2年住んだアパートの部屋を引き払った。

社会人になりたての駆け抜けた2年は、夜遅くに帰ってきてベッドにバタン、気づいたら朝…
なんて日も多かった。

そんなに思い入れがある訳じゃないけど、
ガランとしていく

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空き家の内覧は、ストーリーと出会うこと。

空き家の内覧は、ストーリーと出会うこと。

「移住したいと思っても、理想のお家と出会えない」

「空き家はあっても、貸してくれる人は少ない」

移住希望者がなかなか空き家と出会えないというのはよく聞く話だ。

私の場合は、信頼できる人に「移住したい」と声をあげて頼るところから始まった。

見つけてくれたのは2年間地域おこし協力隊として活動しする友人。地域のお父さんお母さんにすっかり認められている。

ほかにも、「探してあげようか?」と会社の

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春から移住女子を深めてみる。

春から移住女子を深めてみる。

『移住女子』ちらほら目にした言葉ではあるが、使ってみようと思ったのは、この本を知ってから。
井佐知美さんの『移住女子』

これからの暮らし方を発信するwebメディア『灯台もと暮らし』の編集長である。

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そんな伊佐さんの15名限定の出版記念イベント『移住女子秘密結社』にて、メッセージ入りの書籍をいただいた。

世界中を旅しながらwebライターとして生きる伊佐さんは、自由でしなやかで、様々な景色

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