みんみ先生

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創作落語 ~深層組編従井ノラ回~ 『欲無』

※これは落語名作200選上巻の22%と、寄席1回と、異世界落語しか読んでないエアプ勢の書いた落語みたいなものです。 ※この話に出てくる深層組出身VTuber、従井ノラの本物の方はもっといじりがいのあるやつなので、間に受けないで下さい(知らなくても、問題なく楽しめます)。 ※これは、フィクションなので間に受けないで下さいね。 ※落語らしく動きで示す部分を、少し増やしました。【】のところです。そこは読まずに噺家が動きでやってくれたと思ってください。 ※元ネタは寿限無です(似た

    • 裏切りとは知っている でも、家族の日々を大切に想う心もまた、私の心 どちらも選べないまま乱れる心は、秘密の夜道を進む 二つを得たい狡さを恋と呟きながら、公園で出会う顔に今日も魅せられていく それでは聴いてください 谷山浩子で『夜のブランコ』

      • 歓喜天 〜この一瞬の奇跡の為に、生きるということ〜  山田玲司作品展『宗教改革』を観て

        『歓喜天』=チベット密教の仏像で、男女が交わる瞬間の歓喜の姿を形にしたもの。 私が、玲司先生からその話を聞いた時に思ったことは、こうだ。 男女が抱擁しあう姿を歓喜天として目指す理想なのは、頭ではわかるが、最近の男女コンテンツが性欲の代わりみたいなものや、ミソジニー的なものばかりで、それに触れすぎたせいか、歓喜天が至高とは私は素直に思えない。それよりは、男同士や女同士の仲良くしている姿の方が、尊い(今風ならてぇてぇ)と思ってる。 そういう気持ちのまま、山田玲司の作品展に行

        • VTuber生返るるるに捧ぐ、替え歌 『乾杯』の替え歌で『乾杯』(タイトル思いつかなかった)

          ※前にツイッターに載せたものを探すのが面倒なので、こちらに再掲 ※彼女がいる深層組という場所での替え歌 第三弾 いろいろ大変な目に遭ってきた、るるるちゃんのことを想う、ハニワ(リスナー)目線でお聞きください。  一番 酷い生い立ちに 想いを寄せて 言葉をなくす ハニワ達 時には傷つき 時には喜び 星に祈っていた あの日 過去からどれくらい 経ったのだろう 途方にくれて 泣いてたんだろう 故郷の敵は 今でも君の 心の中に いますか 乾杯 今君は人生の 大きな大きな舞

        • 創作落語 ~深層組編従井ノラ回~ 『欲無』

        • 裏切りとは知っている でも、家族の日々を大切に想う心もまた、私の心 どちらも選べないまま乱れる心は、秘密の夜道を進む 二つを得たい狡さを恋と呟きながら、公園で出会う顔に今日も魅せられていく それでは聴いてください 谷山浩子で『夜のブランコ』

        • 歓喜天 〜この一瞬の奇跡の為に、生きるということ〜  山田玲司作品展『宗教改革』を観て

        • VTuber生返るるるに捧ぐ、替え歌 『乾杯』の替え歌で『乾杯』(タイトル思いつかなかった)

          VTuber従井ノラに捧ぐ、替え歌 『宙船』の替え歌で『ノラ船』と『もののけ姫』の替え歌で『おろかものめ』

          ※前にツイッターに載せたものを毎回探すのが面倒なので、こちらに再掲 ※彼女がいる深層組という場所での替え歌 第二弾   宙船替え歌『ノラ船』 1番(ガチャ) そのガチャを引いてゆけ おまえの手で引いてゆけ 推しが引けて喜ぶ者に おまえも負けずに引いてゆけ 推しキャラは今どこに ふらふらと浮かんでいるのか 推しキャラは今どこで 登場を待っているのか 諦めまいと 逆らいながら ガチャで挑み 金は目減り 今月家賃が払えなくて路頭迷っても そのガチャを引いてゆけ おまえ

          VTuber従井ノラに捧ぐ、替え歌 『宙船』の替え歌で『ノラ船』と『もののけ姫』の替え歌で『おろかものめ』

          VTuber息根とめるに捧ぐ、替え歌 『関白宣言』の替え歌で『とめらー宣言』

          ※前にツイッターに載せたものを探すのが面倒なので、こちらに再掲 ※彼女がいる深層組という場所での替え歌 第一弾  一番 とめるを推しにする前に 言っておきたい事がある かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ トイレから出たら 手を洗っていけない 大家が来たら 家賃払っていけない めしはましなの作れ いつも配信をしろ 出来る範囲で構わないから 忘れてくれるな スパチャができない男に 推しを守れるはずなどないってこと とめるにはとめるにしか できないこともあるから

          VTuber息根とめるに捧ぐ、替え歌 『関白宣言』の替え歌で『とめらー宣言』

          『――政治に不満ありませんか?』 テレビショッピング風に本を紹介

          「政治に不満、持っていませんか?」 街の人A「なんか、あの総理頼りないのよねぇ」 街の人B「ちゃんと国民のこと、考えてるのかしら」 街の人C「もう、ちゃんとやってよね!」 実はそれ、――政策実現の遅さが原因だったんです! 街の人A「え、そうだったんですか?」 街の人B「政策の失敗が原因だと思ってました」 実は、そうなんです! 例えばあなたが、家事を手伝ってくれた夫に、こうやってと夫に言ったとします。 夫がうるさいなぁと言って、自分のやり方を貫いた場合どう思いますか?

          『――政治に不満ありませんか?』 テレビショッピング風に本を紹介

          創作落語 ~深層組編クッコロ・セツ回~ 『床の女』

          ※これは落語名作200選上巻の13%しか読み進んでないエアプ勢の書いた落語みたいなものです。 ※この話に出てくる深層組出身VTuber、クッコロ・セツの本物の方は清楚百合なので、間に受けないで下さい(知らなくても、問題なく楽しめます)。 ※これは、フィクションなので間に受けないで下さいね。    〇     〇      〇 欲望というものは、厄介なものでしてね。 それに右往左往されて、平凡だった人生を、自らハードモードにしてしまったりしますし、周りの人も巻き込んで

          創作落語 ~深層組編クッコロ・セツ回~ 『床の女』

          創作落語 ~深層組編なまほしちゃん回~ 『時かけそば』

          ※これは落語名作200選上巻の14%しか読み進んでないエアプ勢の書いた落語みたいなものです。(実際今回途中で、落語っぽい語りなくなりますし) ※深層組出身VTuberのなまほしちゃんのデリケートな話題に多少触れますので、察した方は見ないようにお願いします。 ※語られる過去は、フィクションなので間に受けないで下さいね。    〇     〇      〇 後悔というものは、誰にでもあるのは勿論でしてね。 特にこのVTuber界隈、そういうものが絶えなかったりします。

          創作落語 ~深層組編なまほしちゃん回~ 『時かけそば』

          ゆにクリエイトは、アイドル路線じゃなく、知識路線に行くのがいいんじゃない?

          2022年1月26日。新人の人が1年くらい出なかった理由が、餅月ひまりちゃんねるで発表された。 新人に倫理的な問題がありすぎて、オーディションが全滅だったという話だ。 それはまぁ、ご愁傷さまで、関係者の皆様お疲れ様です、としか言いようがない事だが、そこで打ち出されたゆにクリエイトの今後の方針である、アイドル路線を私は疑問に思った。 アイドル路線やそれに同じくらいある芸人路線。 それはVTuber勢力で最大である、ホロライブやにじさんじの路線である。 VTuberが飽和し

          ゆにクリエイトは、アイドル路線じゃなく、知識路線に行くのがいいんじゃない?

          創作落語 ~深層組編~ 『背信』

          ※これは落語名作300選上巻の7%しか読み進んでないエアプ勢の書いた落語みたいなものです。 ※出てくるDWUというキャラは深層組というVtuberの箱の一人です。知らなくても、ある程度は楽しめますが、知ってた方がより楽しめます。 ※DWUお姉さまの過去は、超絶適当なので間に受けないで下さい。    〇     〇      〇 大衆というのは、とかくいい加減なものでしてね。 あっちで持ち上げたら、こっちで叩かれるみたいなもので、ひどく流されやすいものなんですわ。 で、

          創作落語 ~深層組編~ 『背信』

          KIND OF RED感想文 それは詩人の世界への、赤い招待状

          ※youtubeの全曲解説は見ずに、そのまま読んで聞いた感想を書きました。まるっきり同じだったらすまん。わけがわからないかも知れないのもすまん。言いたいことは、この作品は個人的には最高に思えたので買ってくれ。聞けばわかる、それだけだ。以下から始める ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 逃げろ、詩人の世界へ引きずりこまれるぞ ――山本パンダ―― ―――――――――――――――――――――――――――――――――― まず世界は遮断される

          KIND OF RED感想文 それは詩人の世界への、赤い招待状

          漢花魁とゲイストリップ ―この現実を下支えするもの―

          「――あの夜、良かったよね」 そう笑うダンサーからの言葉に、僕は何も知らぬ乙女のように黙って首を傾げる。 何も返せない僕を仕方ないなと微笑みながら、優しく抱きとめる彼の、その細い身体の存在感の確かさは、不確かな僕に輪郭を与えてくれるようだった。 純粋から程遠い自身の、普段はノリと適当で返せる僕が、彼らを前にしてこの様だった。 ここは阿佐ヶ谷ロフトで、演目内容はゲイストリップ。 メニューと一緒に頼む4枚チップ(一枚100円)を、踊った後に客席を練り歩く彼らの服に挟む仕様だ

          漢花魁とゲイストリップ ―この現実を下支えするもの―

          この不要が切り捨てられる世界で信じられる、最後の伝説 ~北の空が赤く染まる時四十男がこうべを垂れるの感想~

          ●劇の感想 その踊りはカッコいいわけではない。 その踊りはかわいいわけでもない。 大勢で踊る派手さはなく一人だし、 踊る人はイケメンでも美人でもない、今年40になるおっさんがやる、昔ダンサーだった設定でもない文房具屋が主人公だ。 だからこそ――だと思う。 だからこそ、この物語がある世界にこの人物は必要だった。 ここで問うてみる。 君は、文化の力を信じているか? 自分を強く動かしたもの、或いは世界を動かした芸術なんてものも挙げてみたりして、それで本当に文化の力は世界を人

          この不要が切り捨てられる世界で信じられる、最後の伝説 ~北の空が赤く染まる時四十男がこうべを垂れるの感想~

          シベリア鉄道は、過去の日本へのタイムマシンだった(後編)

           ◆   ◆   ◆ 僕は英語が、使えるわけではない。 かといって、Google翻訳もWi-Fiが飛んでいる駅の間しか使えない。 そう聞くのならば、その間のコミュニケーションというのはできず、酷く気まずい時間が続くのではないだろうか。 行く前の僕であったら、そう思っていただろう。 実際、英語と中国語を話せる隣のロシアのおじいさんと上手く話せなくて、何を言っているのかわからなくて、困ったことはあった。 だけど、話をしていて、駅から離れてWi-Fiが通じなくなったことを、Wi

          シベリア鉄道は、過去の日本へのタイムマシンだった(後編)

          シベリア鉄道は、過去の日本へのタイムマシンだった(前編)

          夜闇の平原を、走る列車に乗ったことはあるだろうか。 あれは20歳のことだ。 僕は雪降る中、18切符で札幌に向かっていた。 東京から一日で秋田の大館くらいまで行けたそれも、北海道は以外と広く、札幌まで遠いのにすっかり夜になってしまっていた。 ――多くの人が特急に乗るのであろう。 だから、その列車は何駅も前からずっと一人で、僕の貸し切り状態が続いていたのだ。 誰もいない列車。暖房の効いた車内。 行儀悪く、靴を脱いだ足を座席に乗せ、僕は身体を沈ませる。 持ってきた本は既に読んで

          シベリア鉄道は、過去の日本へのタイムマシンだった(前編)