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いつの間にか看護師としてはセミリタイヤ状態だったことに気づいた。

私はフリーランス看護師として生計を立てつつ、執筆活動などを行っています。
パートや夜勤の仕事を定期的に入れているのに加え、他には単発のバイトを月に何回か入れてて、毎日あちこち別の現場で働いています。

正社員で病院で働いていた頃と、働いている時間的にはそれほど差はありませんが、気持ちの余裕がまったく違います。

この働き方のおかげで、仕事の日数や時間的にはそこそこ働いているのに、疲労感や仕事へ行くことのストレスが少なく、休みの日に目いっぱい遊んでも、「あー、明日仕事だから早めに帰ってやすまなきゃ」などと思わずにすむことも、私の中では大きな違い。

もう正社員の仕事へは戻るつもりがないからこれはほとんど看護師としてはセミリタイア状態と言っていいのでは?

副業をやるときに、正社員をしながらもうまく時間をとれる方もいると思います。残業をしないとか、時短業務にしてもらうとか、そういったことでうまく副業時間を確保できる職業の方もいらっしゃることでしょう。
でも、おそらく正社員などで責任ある看護師の仕事をしていると、なかなか副業をする、というのは難しいのではないか?と私は思います。

✔365日シフト制の仕事であること
✔お盆や正月、連休なども仕事がある
✔生死に関わることや重病人の世話など責任の重い仕事のためストレスが多い
✔自分のミスが人の生死に関わったりするので負担が大きい
✔リーダー業務や管理職などつねに「成長すること」を求められる
✔委員会や看護研究など日々の仕事以外にも仕事が回ってくる

私はこれらのことがいやだったので、たとえ正社員の方が福利厚生が充実しているとわかっていても、上記にあげたようなことをすべて回避できる、フリーランスの看護師として働く道を選びました。

それに加え、単にパート看護師として非正規で働くだけでなく、私は一つの職場で働く日数を週に1~2回とすることで、精神的な負担をさらに減らすことに成功しました。

多少忙しいな、とか、面倒だな、ということがあったとしても、週に1~2回しかいかないのですから、そこまで深く悩むこともない。
人間関係も別に気にならない。

病院や施設での正社員の看護師の仕事ではないので、細々した管理業務などもほとんどありません。

このような状態で日々働いているので、正社員で働いている看護師さんに比べたら、セミリタイヤ状態だな、と思ったわけです。

医師でありながらも、『1日2時間だけ働く』という働き方を実現しているペンネームKKさんという方の本を読んだことがあります。

医師と言うと激務で忙しくしているイメージがありますが、工夫次第でペンネームKKさんのように副業をする時間を十分とれるほど「ラク」な働き方をする方法もあるのだと知り、目からうろこでした。

医師と看護師ではお給料にかなり差はありますが、考え方としては大いに参考になりました。

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がむしゃらに、会社に忠誠を誓って働くことが美徳とされた時代はもう終わり。
会社との関りはほどほどに、自分らしい働き方、自分が苦痛を強いられない働き方に少しずつシフトしていけば、もっとストレスフリーに働いて、生活も充実させることができるかもしれません。


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