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私にとって「理想の生活」は涙が出るくらい素朴なことだった、と気づいた話。

なにおれさんの「いきづらい人のためのシリーズ」本を第一巻から読んでいます。読むだけでなく、それを読みながら少しずつ、自分でも実践できることを取り組んでいる。

なにおれさんは、内向的で普通の社会では生きづらいと感じている人が、SNSなどの発信を通して自分で稼ぐ力をつけて生きていけるように発信し続けている方で、本やボイシー、youtubeなど様々なメディアで発信をされている。

✔生きづらいと感じている人
✔会社など組織で働くことに苦痛を感じている人
✔自分で稼ぐ力をつけていきたいと思っている人

こんな方はぜひ、なにおれさんのコンテンツに触れることをおすすめします。

私にとっての理想の生活は、切なくなるくらい当たり前のことだと気づいた

今日聴いたボイシーのテーマが「やりたいこと」を高尚に考えすぎ、というテーマだったので、私は何がしたいんだろう、私の理想の生活ってなに?
というテーマについて、ゆっくり考えてみた。

なにおれさんの本に、頭に浮かんだことを単語でいいので紙に書き出してみよう、とあったので、最初は、「海外移住」とか、「旅」とか、「読書」とか、「エッセイスト」とか、思いついたことをどんどん書き出していた。

でも、もうこれ以上出てこないなとなってから、しばらくたってから、ずっとずっと前の記憶がよみがえってきた。

看護師として正社員で働いていた総合病院を辞めてすぐの朝の出来事を。
今から10年くらい前の話。

この一瞬のためにでも、辞めて良かったと心から思った

正社員の看護師を辞めたとき、私は今よりもっと子育て真っ最中で、3人の子どもが同じ小学校に通っていた。
正社員で働いていたときは、朝7時すぎには家を出ないと間に合わなかったので、子どもたちよりの通学よりも前に家を出ていた。
帰りもいつも遅く、もっと以前保育園のお迎えがあった頃は、19時お迎えでお迎えに行ったら、うちの子以外誰もいなかった、なんてこともあった。

朝、小学生の子供たちを家の前の道路に出て、手を振って行ってらっしゃいと言えたとき、「本当に病院を辞めて良かったな」と思った

病院で働いていたときは、一度も見送ったことのなかった、子どもたちの朝の通学。
病院の仕事を辞めて、朝時間ができて、
3人の子どもたちが小学校に行くときに、マンションの外まで一緒に出ていき、子どもたちの姿が見えなくなるまでずっと行ってらっしゃいと、手を振り、子どもたちも何度も振り返って手を振ってくれて。
これを忙しくない朝に、ゆっくり見送ることができたとき、
ああ、このためだけにでも、仕事辞めてよかったな」、そう思った。

理想の生活とは、子どもとの生活を優先できる、というただそれだけ

なにおれさんの言う「やりたいこと」もしかり、理想の人生、理想の生活ってなに?
っていうことを、本当に掘り下げていったとき、海外移住や旅などということはいまの私にはふけば飛ぶようなことで、べつにまったくできなくたって構わない。

それよりも、もっともっと本当に大切な「やりたいこと」があった。

上の子たちはもう大きくなってしまったけれど、私は4人目の今年小学2年生になる娘がいる。

その娘と過ごす時間をもっと充実させたい、ということ。

朝は一緒に学校まで手をつないで送っていきたい。
一緒に図書館にいって絵本を選んで、一緒に絵本を読みたい
絵の好きな娘と美術館巡りをしたい。
小学校での読み聞かせボランティアをやりたい。
お料理好きの娘とお菓子作りや料理を作りたい。
一緒に苗や種を植えて花を育てたい。
娘が喜ぶお弁当を作ってあげたい。
ピアノの練習をもっと手伝ってあげたい。
毎日の勉強習慣がきちんとできるよう、環境を整えてあげたい。

そんな他愛もないこと。
本当に普通のこと

そう、だけど、私は仕事の忙しさにかまけて、できないことだらけ。

私にとっての働き方改革は子どもとの時間をどう確保するかの格闘だった

今は、フリーランスの看護師になって、ある程度は娘との「やりたいこと」が叶う状態になった。
すべてを完璧にはムリだけど、だいぶ調整ができるようになってきた、とは思う。
でも、もう少し充実させたいとも思う。
私の「やりたいこと」は、そういう意味で子ども中心。

子どもと過ごす時間
子どもに食べさせるご飯を手作りしたい
子どもが生活する家の環境を整えたい

それを充実させるための試行錯誤は、今後も続けていきたいと思う。
なにおれさんは残念ながら結婚はされているけれど、夫婦二人暮らしなので、その辺はなかなかそのまま参考にはできないので、
私になりに、自分で子育てワーママという視点で「生きづらさ」からどう抜け出すか、考えていきたいし、自分が実践してよかったな、と思えることは同じように悩んでいる人向けに発信を続けたいなとも思っている。


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