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「はいる」より「だす」が難しい

マインドフルネス瞑想を毎朝していると、自分の内なる感情に色々氣づかされます。

最近、私が氣づいたのが、どうやって「得るか」よりどうやって「出すか」のほうが難しかったな」ということ。

無意識に湧き出る「出るのを止める心のブレーキ」に注意しよう

きっかけはこんな単純なことから。
ここ1〜2日間でいろんな出費がありました。使い捨てコンタクトレンズや漢方薬等など、どれもこれも自分に必要不可欠なものばかりで定期的に買っているもの。
たまたまそのサイクルが重なったわけですが、そこにふと入ったお店で見つけたステキな洋服がありそれも即購入。
たぶん1〜2日間で10万弱遣ったと思います。

しばらくすると、他にも必要な生活用品が出てきました。
そんな時にふと「お金が出ていくのを止めなきゃ」ってブレーキかける自分が出てきたりするんです(笑)
普段セミナー受講者には「出すから入るのが宇宙の法則ですよ」なんて偉そうにホザイている癖に!(笑)

マインドフルネス瞑想で内なる自分と向き合うとハッと氣づいたのが、これ。「どうやって得るかよりどうやって出すかのほうが難しいんだな」ってこと。

「無駄づかいはダメ」とか「お金は大切につかいなさい」なんて教育を小さい頃から受けてくると勝手に自分ルールで「何が無駄なものなのか、大切につかうとはどうすればよいか」を思考→感情に紐づけ行動します。
本当はルールなんてなくて、ただココロがウキッ♡ってするほうを選べばいいだけなのに。
だいたいが言い訳、というか理屈で理由づけている氣がします。
例えば「たまたま安くてお得だったから」「限定販売で残りわずかだったから」みたいな。
これを繰り返すと、だんだんココロがウキッ♡ってする出し方がわからなくなる。
で、結果、最初はよかったものの本当はウキッ♡ってなってないからだんだんやになりあまり使わなくなりタンスの肥やしになり…
そしてそれをクルクル繰り返していると「自分は無駄づかいをついしちゃう、またガラクタが溜まっちゃった」と勝手に自己嫌悪に陥りお金を出すことに自信をなくす。
これ、実はお金だけじゃなくて人間関係でも同じだろうなぁと思います。

「期待に応えない生き方」が楽ちん!

ついついひとは「あの人の期待に応えよう」としちゃう。
その「期待に応える=相手に自分のハートを差し出す」も結構慎重にしたほうがいい。
たとえば、ストレスが溜まりまくっている人が相手だとします。
自分は相手の状況をみてどうにかしてあげたいと思うとしますよね。
一生懸命手伝ってあげようとする、元氣にしてあげたいと思う・・・
いろんなアプローチがあると思いますが、ここで氣をつけなくてはならないのが「波動」。
相手の「波動」が重いと自然に「軽い=あなたの温かいハート」は「重たいモノ=相手のネガティブな状況」に引き寄せられてしまいます。
軽いモノより重たいモノの方が下に引っ張るチカラはカンタンだから。
それって相手の「誰かにイライラをぶつけたい」衝動にピッタリハマる場合もあります。
そうすると自分がその「イライラ」を受け、本来は持っていなかったあなたの軽くてポジティブな「波動」が一氣にダダ下がりしちゃうこともあります。
だから「期待に応えない」ことも時には大切だと思うのです。

どの「期待に応えない」かをかんがえてみる


この「期待に応える」という言葉も実はいろんな切り口があって、
・できるひとだと思われるようにする
・好かれようとする
・認められたいと思う
・わかってほしいと思う

などなど、微妙に意味が異なってきます。
だから自分にとってピッタリくるものをまずは選んで、そこから軌道修正したほうがいい。
ね、「出す」ってさじ加減がわりと難しいよね。

あっ、この氣持ちやだなと感じたときには

いろんな感情の中で、ふと湧き出てくる胸が詰まる、ずきッとくる・・・
自分にとってウェルカムでない感情が湧き出てきたとき。

そのときにおススメはやっぱり「マインドフルネス」。その瞬間だけでよいので、肩のチカラを抜いて吐く方から呼吸に集中してみてください。ほんの1分でも、30秒でも構わないです。

一瞬自分をエアポケットに入れちゃう感覚です。
呼吸が取れれば、新鮮な空気がカラダ全体にいきわたり、落ち着きを取り戻せます。

ほら、この呼吸もやっぱり「出す」から「入る」。
このことをその瞬間に意識して、無理しない範囲で自分の思いやりやお金や行動を、誰かや何かに自由に出してみることをやってみましょう。
私も皆さんと一緒に、もっと氣持ちよく自由に出す方に集中します。
宇宙の法則は「出すから入る」のだから。


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