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アリの仕事を見つめる


2024年9月6日(金)

金曜日。
今週は大して疲れることをしていないつもりだったんだけども、朝がツラくて出発が遅れてしまう。
ズルズル、ダラダラ。
空気は秋だけど、気温は夏のような日だった。
暑い・・・。
でも夏好きとしてはこの暑さが名残惜しい・・・。
ダラダラは暑さのせいではない。
早く来年の夏になって欲しい。

ここでもちょくちょく話題に出しているけれど、虫(と言うか生き物)を観察するのが好きで、面白かったりかわいかったりする瞬間を見付けたら、いつも喜んでいる。
特に、アリはどこにでもいるし、巣とか、ご飯を運んでいる様子とか、面白いことが多くて、何か特別な瞬間を見付けては喜んで見つめる。
今朝大学に着いて地面を見ていたら、何やらアブラゼミの羽が動いている。
おぉ・・・これはアリが巣に運び込もうとしてるな!と、朝から良いことがあった気になる。
写真がその瞬間。
しかし巣の上にこんなデカい実があっては運び込めないのでは?
そう思って実をどかしてあげたら、当然ながらアリの巣の入り口はセミの羽よりもずっと小さいことに気付く。
そもそも、実をどかしたところでこんなデカい羽を運び込める訳が無かった。
ついでに、別の部隊は干からびたミミズを運び込もうとしていたけど、それも運び込める訳が無かった。
僕は頑張っているアリを潰されないよう実をそっと戻した。

そして思った。
アリはどこで諦めるんだろうか?
この絶対無理な仕事にどこで見切りをつけるんだろうか?
って言うか、始まる前に無理って分からないのかなぁ。
いや、無理と分かっていてもとりあえず運ぶのが彼ら働きアリの仕事なのか。
女王アリを筆頭に、役員クラスからのパワハラ体質が透けて見える。

ところでこの実、台風の強風以来めっちゃ落ちてるけどなんだろう?
外側の皮がむけると栗みたいなのが出て来るが…?
と思って調べてみたら、とちの実だった。
おぉ、これがあの。
今度とち餅作ってみよっかな。

夜、20時半頃、レッドブルを飲みながら歩く小学生を見かける。
ニュースでは読んでいたけど、生で見るとなかなかの衝撃である。
世も末。
少年よ、どうか心も体も健康であれ。

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