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Oasisと青春。


2024年8月28日(水)

昨日力んで語ってたことと早速矛盾するけど。
青春時代に聴いてた音楽ってやっぱえぇわ。
こう、あーこれこれってなって、あの頃の記憶が蘇って。
過去をなぞるからこその喜びがあるね。

何が言いたいかと言いますと、各所で話題になっていますように、Oasisが再結成を発表しました。
ついにこの時が来た。
NHKのニュースでもやっててびっくりしたわ。

解散した時はやっぱりかーって感じになりつつも、なんやかんやでいつかするやろーと思っていた。
だから今回の再結成のニュースを聞いた時も、そこまで驚くことは無かった。
でも、振り返ってみると、デビューが1994年で、解散が2009年で、再結成が2024年だから、活動期間と解散から再結成までの期間が、ちょうど同じ15年だと気付き、びっくりした。
長かったなぁ。
そして、解散した時リアムは37歳で、自分があの時のリアムの年齢に近付いていることに気付いてまたびっくりした。
光陰矢の如し。
英語で言うと"Time flies."
おぉ、Oasisのアルバムの名前やんか。

僕にもかつては青春時代がありまして、当時、Oasisのライブを2回見た。
想い出を美化し過ぎているかもしれないけど、色んな音に興奮しっぱなしだったあの頃。
高校で音楽仲間とリアムの歌い方(後ろ手を組んで、右肩を下げて、スタンドマイクに下の方から口を当てる)を真似していたあの頃を懐かしく思い出す。
自分で作ったプレイリストにOasisの曲を入れて、友達にあげたりもしてたなぁ。
当時はもうレジェンドになっていたOasisの存在感は、それはそれはもう大きかった。
ライブを見に行ったことが誇らしかった。

その頃は想像もしなかったけど、大人になった僕はイギリスに住むことになった。
もうOasisはいなくなってしまっていたけど、イギリスの音楽に浸った。
世界最大の音楽フェス、グラストンベリーにも行った。
現地に行ってみると、イギリス人にとってのOasisの存在は日本人には想像も出来ないぐらいのものだということを、身をもって知った。
グラストンベリーの演奏の間に曲が流れるだけで、みんな大合唱。
出演者のライブより盛り上がっていた。
そして、Oasisやグラストンベリーといった音楽文化の背後にあるイギリス社会の階級(貴族か労働者か)の存在を痛烈に感じた。
さっき「イギリス人にとってのOasisの存在」と書いたけど、正確には、「イギリスの労働者階級にとってのOasisの存在」だ。
日本の一般人である僕が聴いてても、Oasisイイなーと思うけど、間違いなく、イギリスの労働者階級が感じている気持ちは分からないんだろうな、ということが分かった。
それはそれでまた、僕の中でOasisを特別な存在にする経験だった。

再結成を知って、久々にアルバムを聴き返した。
Morning Gloryを聴いたら血がたぎった。
Well~What's the story, morning glory?
口をつく。
当時頑張って覚えた歌詞は今でも覚えている。
当時よりは歌詞を聞き取れるようになった気がする。
そうであって欲しい。
バンドと共に、僕も歳を取り、いくらか成長している、と思いたい。

来年の夏にイギリスとアイルランドでツアーをやるらしい。
BBCの記事によると、グラストンベリーは出なさそう。
来年の夏ならもしかしてイギリスにいるのでは?チケット取っとくかと思ったら、もう31日に発売らしい。
おぉ、スピーディー。
決めないと。

まぁ実際に見れるかどうかはともかくとして、再結成してみたら、想像していなかったぐらい嬉しかった。
What's the story?
これからの歴史が楽しみだ。

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