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甘エビを食べて胸がいたむ。


2024年10月24日(木)

早朝はいつもNHKのニュースを見ている。
いつの頃からか、番組の途中で、「ここからは今朝注目のニュースをAIによる音声で〜」みたいなことをアナウンサーが言って、AIがニュースを読み上げるコーナーがある。
AIの音声は全くと言って良い程違和感が無い。
最初から最後までそれでイイよって気にもなる。
でも、この世からアナウンサーが消えたなら(そんなタイトルの映画があったな)、それは悲しい気がするから、AIがアナウンサーに取って代わっても良いという気もしない。
使えるAIが登場して、この先色んな職業がなくなる・・・みたいな話は以前から出ているけど、そんな話題を報道しているニュース番組自体に、AIで時代が変わっていっている過渡期を見ていると気付く。
番組作る側にも相当な葛藤があることが想像される。
一部だけをAIにしたNHKの試みは面白いし、英断だなと思う(他の局でもやってるんだろうけど)。
どうせなら「ここからは今朝注目のニュースをAIによる音声で〜」ってとこもAIに言ってもらうのが良さそな気はするな。

たまにメールのタイトルで「◯◯につきまして」ってのあるけど、あれ嫌だわぁ。
嫌な日本語ランキング上位。
「◯◯について」はまだイイ。
でもどうせなら「◯◯」でイイのではと思う。

深夜まで実験。
疲れて、あ〜〜〜ってなりながら帰って、甘エビのお刺身を食べた。
新潟産の殻付きの甘エビ。
赤くて、ヒゲが長くて、美しい。
そして本当に甘くて美味しい。

でもどの甘エビもいっぱい卵を抱えているのが嫌だった。
どうして産卵の時期に獲るんだろう。
とりあえず産卵させてあげて、それから穫れば、甘エビが減らないで済むのに。
カタく言えば、持続的な漁業、資源保護の観点ではその方がイイはずなのに。
美味しいなぁ・・・とシャブりながらそんなことを考えて、モヤモヤしていた。
産卵の時期は浅瀬に来るから獲りやすいとかあるんかなぁと思って調べてみたら、どうもそうらしい。
うーん、まぁそのお陰で美味しい思いをさせてもらえてる訳だけど・・・せっかく卵いっぱい育てて、よし産卵やーと思って、頑張って浅瀬に来たら、捕まえられるって・・・甘エビのことを考えたら胸がいたむ。
疲れた体にしみる甘エビの甘み。
この命に感謝して、またがんばりたい。

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