見出し画像

横浜トリエンナーレ


2024年6月9日(日)

横浜トリエンナーレに行った。
行かなくて良いかなぁと思ってたけど、後輩の山田隼大くんが誘ってくれたので、行くことにしてみた。
東急東横線からみなとみらい線に揺られて横浜美術館へ。

横浜美術館にはリニューアル後初めて来た・・・と思ったら、このトリエンナーレがリニューアル後初の展示なのか。
来年2月に全ての作業が終わって全館オープンし、コレクション展が始まるらしい。
楽しみだなぁ。

横浜トリエンナーレも初めて来た。
もう2001年に始まって以来、23年目、8回目の開催で、芸術祭として老舗らしい。

最近は色々予定があって、展示を見る機会が減ってしまったので、なんだか久々にじっくり時間をとってアートを見た気がする。
いっぱい楽しめて、大満足だった。

普段、他の人の展示の感想は、インスタで見かける知人のもの以外は一切見ないようにしている。
変な先入観を持って見たくないから。
それでも、今回の横浜トリエンナーレは賛否両論色々あることが目に入っていた。
特に、政治色が強いことに対して色々言われているようだった。
どうしてそのことが頭に残っていた。

でも、実際見てみると、否定的な感想は全然湧かなかった。
どの作品も、昨今の混沌とした世の中で生きて、感じて、考えていることの自然な反応に思えた。
世界中のアーティストの多様な反応を見れる、得難い機会だった。

あと、今にフォーカスするだけじゃなくて、20世紀前半の日中の木版画の交流等、歴史的な面に触れる内容も多くて楽しかったし、展示全体の深みが増していると感じた。

個別の作品についての感想も色々あるけど、長くなり過ぎるので控えよう・・・。
1つ言っておくと、僕はイギリス、ブリストル出身のバンド、マッシブ・アタックが大好きなので、彼らの"Unfinished Sympathy"という曲に影響を受けた、クララ・リデンの《Grounding》という映像作品があって、こんな作品があるのかと驚いた。
他の気になったアーティストも、これを良いキッカケにして、今後注目していきたい。
これからが、楽しみだ。

1つネガティブなことを言うとすれば、ちょっと作品が密に詰まり過ぎかなぁと思った。
作品同士の音が混ざるし、なんか押し込められてるようでゆとりが無い。
・・・けど、スペースの問題があるし、仕方ないかなぁ。

総じて、良い時間を過ごせた。

お土産に、横浜トリエンナーレのトートバッグとヨコトリのぬいぐるみを買った(写真)。
カワイイ。
大事にしよう。

昔のドック、日本丸、初めて見て感激した。
広い空、そよぐ風、横浜は歩いていて気持ち良い。
東京の近くだけど、東京とは全然違うなと思った。
何回も来ているのに、そんな初めてみたいな感想に満たされた。
またゆっくり歴史に触れに来てみたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?