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(連載小説)パーク〜小さなお話

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何か変な物語、でも少し切ないストーリー。連載中の「パーク〜小さなお話」をシリーズでまとめました。
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#連載中

(連載小説)パーク〜小さなお話4

(連載小説)パーク〜小さなお話4

あり得ないと思った。

終業と同時に飛ぶように会社を後にし
散々迷ったスーパーの買い出し
(お気に入りのお惣菜購入)も止め
気持ちはマッハな勢いで走る、走る。

まぁ、仕事用のフラットシューズで駆けるには
限界があり、実際は少しの早歩き程度なのだが。

迷わずにいつもの公園に向かう。

帰り道、通りすがりにチラ見する程度だった
あの何の変哲もない公園に今や
明確な目的を持って急(せ)いているなんて

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(連載小説)パーク〜小さなお話3

(連載小説)パーク〜小さなお話3

お手玉探しに時間を取られ
食料の買い出しをすっかり忘れた翌日
仕方がないので職場から2駅程離れた
お惣菜がとびきり美味しいスーパーに
仕事帰りに寄る事にした。

ずいぶん前にネットの記事で
ポテトサラダぐらい作れないのか?
と言って、赤の他人の母親を怒鳴る
老害レベルの老人が出没したという
はた迷惑な記事を読んだけど

ポテサラどころか筑前煮やら土佐煮やら
取り立てて煮物目当てで足を運ぶ
そんな私

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(連載小説)パーク〜 小さなお話2

(連載小説)パーク〜 小さなお話2

いつもの小さな公園で、様子がいつもと違うという、ささやかな変化を体験した翌日。
私はとある探し物を漁るべく、押し入れに半身を突っ込んだ姿勢で、かなりの時間を費やしていた。幸いに休みでやる事もなく、時間はたっぷりあったのだ。

狭い押し入れは暗くてもスマホのライトで充分に光は届くはずなのに、なにせ肝心の探し物が見つからない。ずっと窮屈な姿勢のせいで、だんだんと腰が痛くなり、もはや限界となった矢先

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