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エンジンで「努力」を加速させる

#エンジンがかかった瞬間

募集が今日までだったので!!!


私は比較的エンジンがかかりやすい性質と言えるだろう。
理由としては以下の2つが挙げられる。

1 人が口にした言葉の影響を受けやすいこと
2 負けず嫌いであること


1つ目として、自分の尊敬する人が放った言葉は私にとってすごく重い。その「頑張れ」や「お前ならできる」が、私の継続的な努力を後押ししてきてくれた。

その中でも印象に残っている言葉がある。

今頑張らずに、いつ頑張るの?

という担任の先生からの一言だ。
全力で頑張ることを楽しいと思える人になろう、という担任の先生の願いは私の心に深く突き刺さっている。

いつだって全力で頑張る。何回転んでも、何回でも起き上がる。
起き上がって前に進んだ時に「頑張ったな」と直接言ってくれるタイプの先生ではなかったかもしれない。
それでも先生の笑顔が私を認めてくれたことを物語っていたし、
「すげえ、おめでとう」と言いながら泣きそうに笑ってくれる その人の顔を見たら、今までの辛いことなんてどうでも良くなる気がした。




もう1つ、印象に残っている言葉がある。

選択した答えを正解にするのは、その後の自分の努力です

という また別の先生からの一言である。

正解を選べる能力や資質を身につけるための努力は必要であるし、たとえば部活でも たとえば受験でも、正解=達成すべきゴール は明らかである。
だからそのために人は努力するし、目標があった方がチームとして気持ちが1つになったり、頑張る理由が1つ増えたりするのだろう。

だけど結果が出せない時もあるし、結果が出せなければ過程さえも全て否定されてしまうこともある。立ち直れないくらいの敗北感や失敗してしまったという喪失感を味合わなければいけないこともあるだろう。

それでもまた次頑張るためには、もう1度立ち上がることが必要である。
私自身は受験で失敗し、第一志望ではない大学に通っている。最初は受け入れ難い事実だったけれど、現実を受け止めて今の場所で頑張ろうと心に決めている。

先生がその一言を言ってくれたおかげである。
正解には辿り着けなかったかもしれないけれど、辿り着いた先を正解にするための努力はまだできるはずである。
そこには確かに新しい目標があって、応援してくれる人がいて、また「全力で頑張ることが楽しいと思えるような瞬間」が生まれるかもしれないのだから。






2つ目として、私はライバルがいると燃える。
あの人には絶対負けたくない、あの人ができることが自分にはできないなんて許せない....そんな強い思いで自分の頑張りに より一層"エンジン"をかけることができる。

負けず嫌いは短所にもなりうることだと思う。一心不乱に頑張るあまり周りが見えなくなったり。それ以外にも今頑張るべきことがあるのに 優先順位を間違えてしまったり。
それでも私は「ライバル」の存在を意識し続けたい。目の前にある小さな目標を「その人を超えていくこと」と設定する方が頑張れるし。
何よりライバルを追い抜かすことより 追い抜かした後、再び追い抜かされないように ずっとライバルより前を走り続けることの厳しさを私は知っている。
2位から1位に上がるよりも、1位で居続けることの方が難しいし プレッシャーを感じるのだ。


私はライバルを見出すことで自分にエンジンをかけ続けたい。ブレーキを踏んでしまっても、アクセルを再び踏みたい。
さらにその先にいる憧れの人に追いつき追い越していくために、全力でアクセルを踏むタイミングを、チャンスを、逃したくないと思うのだ。

「プレッシャーを感じるってことは、自信があるってことだよ」
というセリフが漫画か何かにあったな、と うっすら覚えている。
私はプレッシャーを感じながらも自分の実力を信じられる人になりたい。だからこそ今後も努力を惜しまないのだ。

あの時私にエンジンをかけてくれたライバルには、本当に心からのありがとうを伝えたい。