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結局、就活において「浪人」は影響するのか?

まがりなりにも「元受験ブロガー」という肩書きがあると思っているので、いつか書こうと思っていた
「浪人したことは就活に影響をもたらすのか?」
「入試方式は就活において問われるのか?」
「挫折経験を尋ねられた時に、『浪人経験』のことを話すのはやっぱり良くないのか?」

あたりを書いてみようと思う。



まず、浪人したことがある、という事実は就活に影響をもたらすのか?という問いについてだが、これの解答は「YES」である。ただ、浪人経験は就活において必ずしもマイナスにはならない、むしろプラスになるくらいである。

理由(1)
企業のマイページなどに登録する際に、高校の卒業年度・大学の入学年度は必ずと言っていいほど記入することが求められる。
この年度を見れば「何年浪人したのか」が明らかになる。

理由(2)
浪人したことで受かった大学のレベルが上がり、結果的に"学歴至上主義"な部分がある就活において、良い影響をもたらす場合がある。"1留=2浪"と言われるくらい、2年までなら正直浪人したことで減点される、ということは感じなかった。自分の経験からも、周りの人の話からも。
第一志望に受かりたいと諦めずに頑張ったということは評価されるポイントでもあると思うし、結局 現役日東駒専より、1浪MARCHの方が評価される。就活はそんな世界である。




次に、入試方式は就活において問われるのか?という問いについて。
これは「ほんの少しYES」という中途半端な解答になる。

私はおそらくインターン〜本選考合わせて 100社以上にエントリーしてるだろう。要はそれだけ個人情報を入力している、ということになるが その中で入試方式を問われた回数は 5回未満だと言える。(この記憶は間違っていないと言い切れる自信もある。)
正直、「思っていたより全然少ない」という感想だった。

例えば伊藤忠商事は マイページ登録の際に入試方式を記入する必要があった。指定校推薦とかAOとか一般とか.....、「入学してしまえば同じこと」であるし、卒業が簡単な日本の大学では よっぽど成績が悪くなければ普通に卒業できる。
企業名は出さないが 他にも入試方式の入力が必須な企業は 数社あったという記憶がある。


ここで「一般入試以外」の方式を解答する事で減点になるのか?と聞かれると、正直それは分からない。面接ではその大学を選んだ理由とか、第一志望大学はどこだったのか....なんていうふうに聞かれることはあるけれど、私は全部正直に答えていた。第一志望の大学と今通っている大学の偏差値の差が大きかったから どうなった??お祈りメールが来たのか??なんていう因果関係も分からない。


ただ一般的には「指定校推薦入学者は入学後の学力が低め」とか、「受験というある一定ライン苦しいであろう経験を(推薦でなく自力の勉強で)乗り越えた人がほしい」という企業があったりだとか、そういう声もあるなぁとは感じる。

私は今の大学はセンター利用入試で合格しているので、正直高いレベルの学力を持ってして入学したとは言えないだろう。
1年の時は必修科目の落単・再履修も経験したが 今では全ての科目でS評価(4.0)をいただけているまであるので、努力の問題なのかもしれない。

実際大学での勉強の話を深掘られることは少なからずあったので、(ガクチカが勉強や研究でなかったとしても)大学での学びに対する思い入れとか 向き合い方なんていうものは、説明できるようにしておいた方が良いのだろう。





最後に、挫折経験を尋ねられた時に、『浪人経験』のことを話すのはやっぱり良くないのか?という問いについてだが、これは「分からないけれど、面接官の反応を見た感じでは、『あんまり良くない』と感じる」が答えになる。

挫折経験=浪人経験はありがちなエピソードであるという以上に、
「就活生の中で、決して少なくない人数が経験しているであろう『受験における浪人』は、もはや『挫折』とは呼べない」という考えが根強くあるのではないか?と、私は考えている。

だが言い方1つだとも言える。「なぜそれが挫折だったのか」、「それをどう乗り越えたのか」、「どれが今の自分にどう繋がっているのか」など その人にしか口にできない言葉で表現できれば良いのではないかな、と思っている。

実際じゃあ 君は挫折経験で何を話していたの?という問いに解答すると
私は浪人したことを話していました笑。ただ私の場合、「受験ブログをやっていた」という事実、そしてそこで一定数のフォロワーとアクセス数を獲得できるまでの道筋があったということもあり、他の多くの学生とは だいぶ話す切り口が異なっていたのではないかなぁ、と 思っている。

まぁ面接で落とされた原因がこれだったかもしれないので 分からないけど。。。




今日はこの辺で。