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文章力を高めるために必要な、言語化能力アップの秘訣。

ライターをやっていることを人に話すと、「え、なんか稼げなそうだね」と軽くディスられることがあり、若干の違和感を感じておりますMIMOです。

ライターは単純に文字を並べるのが仕事なわけではないのに、文字単価いくらっていうのもそもそも変なのかもしれませんね…。

単発案件も含めると、ライターを始めてから3年以上は経ちますが、やっぱり文章を書くことは楽しいものです。

そんなライターの仕事には、実はさまざまな能力が必要です。

そこを理解しないと
・発注側も受注側も不幸になる
・低品質な情報が発信される
・信用されなくなる
・仕事も減る

悪いことばっかりだ!

そう思いませんか?


そこで今回は、ライターに必要な言語化能力の鍛え方について書きます。


言語化能力は、頭の中で考えていることを言葉にして、他人に理解してもらえる表現に落とし込む力です。

学者の先生とか、その分野を知らない人に難しい言葉ばかりを並べて説明することがあるのは、言語化能力が低いか、最初から話している相手が自分の話の相手にする気はないと思って言葉を発しているかのどちらかだと思われます…

置かれた状況に合わせてぴったりの言葉を使って言語化することで、自分にしかわからないものを自分以外の人に理解してもらえるようになります。

これって、実はライターに限らないビジネススキルです。

わたしも日々意識はしているのだけど、言語化能力にもレベルがあるなと感じます。


意識せず文章を書くのと、なんとなく書くのでは、その伝わり方には雲泥の差があるかも?

ライターを始めたばかりの方や、文章を書くことに興味がある方はもちろん、ライターに限らず言語化能力を少しでも高めたいなと考えている方はぜひお読みください!


言語化プロセス別の改善方法

人が頭の中に浮かんでいることを言葉にするには、


1.物事を捉える
2.考えて整理する
3.言葉にする
4.わかりやすく言い換える

大まかにこの4段階かと思います。


1.物事を捉える

ライターの場合、記事にする予定のテーマや情報を集めるところから始まるのが多いのではないでしょうか。

ここでは、前にご紹介したリサーチのコツなども活用して、正確な情報を取りたいですね。

会議などの場合だったら、議題になる課題などを的確に捉えることが大切です。
議題がない会議は無駄なので、やめましょう!
時間は有限。

ほかにも、自分の身の回りに起きたことを誰かに伝えるときも、説明するためには物事を的確に捉えることが必要です。

2.考えて整理する

1の情報を考えて整理します。
実際は1と2は一緒に行うことも多いと思うんですが、頭の中にいろんなワードや考えが散らかってしまったまま文章にすると、文章も散らかります。


「デジタルマーケティングにはマーケティングの考え方が有効という考え方が有効です」

みたいな、何か言っているようで何も言っていない意味不明な文になったりしますw

最悪ですね…

考えて整理するためにはロジカルシンキングが必要かなと。

ロジックを組み立てるのは目次や本文構成を作るためにも必要なので、ロジカルシンキングを鍛えるのはすごく良いと思います。

あと、感情で先に話すことがなくなるので、ビジネスシーンでは余計なハラスメント扱いもなくなります。

私生活だと喧嘩が減るかも?

こちらの記事もぜひご参考にどうぞ!

3.言葉にする

言葉はときに武器になり、そしてときには凶器となるのが言葉ですが。

日本語ってほんと特殊な言語です。

漢字にも読み方が何通りもあるし、ひらがなもカタカナもあるし、敬語もある。

主語と動詞はなぜ遠くにあるんですかー!?と言いたくなる。

その日本語を使える日本人のみなさま!
いろんな言葉や表現を身につけるには、

・読書
・ニュース記事を読む
・雑誌を読む

これらが地味に有効。

わたしはKindleや紙の書籍、ジャンル問わず毎日読んでいるのですが、そういう積み重ねは多少なりとも役に立っているように感じます。

仕事中も、自社と他社を問わず、いろいろな記事やコンテンツに目を通します。

いろいろな言葉や表現を知っていると、それだけ伝える選択肢も増えると思います。


語彙力は語学マスターのための基本知識で、文章を書く土台にもなるので、読んでからアウトプットを重ねる習得方法はおすすめです!

4.わかりやすく言い換える

3に加えて、内容によっては意味がわかりにくい概念や言葉の意味などを、読者にわかりやすく伝えることも必要ですよね!

ありがちなのは、英語由来のカタカナ語を連発したり、アルファベットで省略した略語を連発したりして、あたかも「この人わかってる風」を醸し出す文です。

DX、CX、AI、IoT、AR、VR、…大変だ。

これらが何かわかっていてわかりやすく話せるのか、なんとなく使うのかでだいぶ伝わり方が違います。

「わからない君が頭悪いのねーふふーん(でも僕もほんとはよくわからないんだけどね…!)」

みたいな感じは嫌ですよね!!

言い換えてわかりやすく説明できない方が残念なので、そうならないように気をつけていきましょう!w

言語化能力アップはコミュニケーション力向上にもなる

言語化能力を磨くと、読者に合わせた言葉の使い方ができるので、文章が伝わりやすくなるので、書き手も読み手もうれしい!はずです。

それだけじゃなくて、日常生活や仕事の場面でメールやチャットのやり取りでの認識違いを防ぐこともできるようになります。

このご時世、オンラインでテキストコミュニケーションに悩んでいる方にも必要な能力かもしれませんね!

何回もやり取りしているのにずっと嚙み合わない!
という方は、言語化する能力を鍛えてみてはどうでしょうか。

ライターもビジネスパーソンなので、日々のやりとりから気を付けていきたいですね。

最後までお読み頂きありがとうございました!
現在は単なるライターはお受けしておりませんが、キャリアやビジネスのコンサルティングはお受けしていますので、ご興味のある方はお問合せください。


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